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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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愛おしき隣人(2007/スウェーデン=独=仏=デンマーク=ノルウェー)************

★3監督の履歴とは無関係に云うが、よくできたCF集のような映画。画面の統制力は大したものだし息を呑まぬでもないシーンもあるが、ここに刻まれている「瞬間」を形容するべき語は「映画的」ではなく、やはり「CF的」だ。BGMとオンスクリーンの音の混同演出も特に感心しない。アンダーソンの嗜好が「映画」向きではないのだろう。 (3819695)[投票]
★4相変わらず独自の作風を保持している北欧の映像作家ロイ・アンダーソンの新作だ。登場人物は多いけれども、みんな人生を投げているわけではない。寂しさと恵まれていない不満感を一様に抱いている。 [review] (セント)[投票]
★4ある種の喜劇映画に見られるようなダルなコント集に陥ることなく、過少さで統一された画面統率で有機的な「街と生活」を創作する手腕が見事。凡庸さをよしとする「街と生活」に突如来襲する、凡庸に見えるほど大量な「外部」という非凡さもまた人間の業である。 (ぽんしゅう)[投票(1)]