「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
ドラッグ・ウォー 毒戦(2012/香港=中国) |
ジョニー・トーといえば、純粋な男同士の友情、けれんな殺しの美学などスタイリッシュな映画をファンに提供してきたことで有名であります。本作は50作目らしい、、。 [review] (セント) | [投票] | |
感傷を廃しあくまでも即物的にドライに見せきった点でジョニー・トーの到達点か。決定的瞬間を引き伸ばしてサスペンスを醸造する見事な手腕は、『エグザイル』や『冷たい雨〜』を経て新しいステージに移行したことを示すのだろうか。完全に圧倒された。 [review] (赤い戦車) | [投票] | |
おセンチを脱ぎ捨てたジョニー・トーが大きく舵を切ったことに異論は無いし、膨大な背景を窺わせつつ容赦なく裁断することで深まる世界の奥行きにも少し痺れた。だが、銃撃戦の人物配置が脳内想定内で固定化するスタイリッシュ・ナルシズムは変わんねえ。 (けにろん) | [投票(1)] |