「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
不審者(1951/米) |
クレジット前のアバンタイトル、最初のカットは窓寄りカット。窓の向こうはバスルームでヒロインのイヴリン・キースがタオルを巻いた姿で登場し、窓外(観客側)を見て驚いた表情をし、カーテンを下す。そこにタイトル。 [review] (ゑぎ) | [投票(2)] | |
中西部の田舎から西海岸の都会へ夢破れ、流れ着いた男と女を引き合わせたのは姿なき「不審者」だった。安定と引き換えに自由を奪われた女は、その男に現実逃避の幻影を求め、過去の栄光の燃え殻がいまだ燻る男は、その女を現状打開の手段として利用する。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
幾らでも面白くなりそうなのに地味に終わるのはかかって演出不足によるものだろう。類型的な女心はホンマかいなと云ういつもの疑問が残る男心。 [review] (寒山拾得) | [投票] |