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重力ピエロ (2009/)

[Mystery/Drama]
製作総指揮豊島雅郎 / 相沢友子
製作荒木美也子 / 守屋圭一郎
監督森淳一
脚本相沢友子
原作伊坂幸太郎
撮影林淳一郎
美術花谷秀文
音楽渡辺善太郎
出演加瀬亮 / 岡田将生 / 小日向文世 / 吉高由里子 / 岡田義徳 / 渡部篤郎 / 鈴木京香
あらすじ大学院で遺伝子工学を学ぶ泉水(加瀬亮)と、街の落書きを消して過ごす気ままな春(岡田将生)は仲の良い兄弟だ。母親の梨江子(鈴木京香)はすでに亡くなっており、市役所の職員だった父の正志(小日向文世)は郊外で趣味の蜂蜜作りを楽しみながら一人で暮らしていた。そして、彼らが住む仙台の街では連続放火事件が起きていた。春は放火が、自分が消してまわる落書き(グラフィティアート)現場の近くで必ず起きていることに気づき、兄を誘って犯人探しを始めるのだった。やがて、死の病が父を侵し、そして過去の忌まわしい出来事が兄弟に深い影を落とし、この一家の公然の秘密が改めて明かされるのだった。(119分/ヴィスタサイズ) (ぽんしゅう)[投票]
Comments
全26 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5「レイプ・グレープ・ファンタグレープ」・「無茶苦茶だな」「無茶苦茶でもいいじゃないか」。。。全くだ! この家族は最強だ。  [review] (IN4MATION)[投票(1)]
★4映画として微妙。道具立てのつじつま合わせより奔放なイメージによる解決を見たい。ないものねだりか? [review] (ぱーこ)[投票(2)]
★4小日向文世の存在が全て。人間としても夫としても父親としても。本当の男だと思った。 (まきぽん)[投票(1)]
★4兄弟の話しかと思いきや、お父さんがぐいぐいきました。小日向文世だから成立してたかも。すごい。 (stimpy)[投票]
★4伊坂の作品はほとんど読んでいる。この原作も読んだはず、と思っていた。ところが映画を見ていても全く片鱗も思い出せない。恐らく読んでいなかったのだろう。だから原作との関連性は全く分かりません。 [review] (セント)[投票]
★4そこそこ面白いし悪くない映画だがスッキリしない点があるのも事実。4点にしたのは小日向文世の貢献が大きい。 78/100 (たろ)[投票]
★3「悪」と「暴力」を巡る「絆」の物語を法を超えたところで決着させるのならば、演出はもっともっと厳格であらねばならない。もはや私たちは『ミスティック・リバー』以後の世界に生きているのだから、という酷な云い方は慎むにしてもだ。云い換えれば、「いい話」の体裁を捏造する仕方に信用が置けない。 [review] (3819695)[投票(9)]
★3この映画にとって最大の重力は原作だったのかもしれない [review] (ペペロンチーノ)[投票(6)]
★3加瀬 亮という役者を知っているので納得が行くが、初めてこの作品で観たらこの主演には唸るだろうな。☆3.7点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(3)]
★3ミステリ部分の処理方法が強引すぎ。原作の問題でもあるのだが、取捨選択やシナリオ変更でやりようはあったはず。原作の表層を掬い取ることに躍起になったという印象が拭えない。 [review] (Master)[投票(2)]
★3最低最悪なパラドックス。 [review] (青山実花)[投票(1)]
★3伊坂幸太郎の中では一番好きな作品なので、ハードルが上がってるかもしれませんが… [review] (freetree)[投票(1)]
★3すごく個人的な話でついていけない。こんな子供はこんな事を考えるのか、よく分からない。というか興味本位(?)で安易な共感をするのは、こういう人に対して失礼な気がする。森はよく知らないので評価を控えるとして、役者連は皆実力を示している。渡辺も上々だ。 (KEI)[投票]
★3演出はとても質が高いところを目指していたようだが、あと一歩。 [review] (甘崎庵)[投票]
★3物語は堅く芯も通っている。作品としては好きな部類で、核となる3人の演技はとても印象が良い。だが、とっちらかっている印象が強いのは何故だろう。観ていてもどうにも緩急が感じられず常に弛緩しているように受け取れた。物語の重量とは反して穏やかに描こうという意図なのかも知れないが自分は乗り切れなかった。 (tkcrows)[投票]
★3暴力の連鎖に巻き込まれ、逃げ切れない人達の悲劇。兄弟は親をもっとよく見て育って欲しかった。やる瀬ない感情だけが残る。 (Ryu-Zen)[投票]
★3最後の方で春がやってしまった仕草が最悪。はあ、この映画の本質はやっぱ安直な謎解きだったんだと納得。 (minus-zero)[投票]
★2この映画のどこが『重力ピエロ』だったのか、よくわかりませんでした。 [review] (chokobo)[投票(5)]
★2三題噺的なアイデア先行と、言葉遊び的な観念性が、深刻な暴力を些か「ネタ」として利用している印象が強い。「春が、二階から落ちてきた」。この台詞に本作の姿勢とそのダメさが象徴的に表れている。 [review] (煽尼采)[投票(2)]
★2小日向文世がカツラをまとい、渡部篤郎がニヒルに笑えばそこは異世界。この大人たちがマンガであることを徹底するからこそ、加瀬亮と岡田将生の不毛なダイコン畑に色彩が添えられるのである。 [review] (disjunctive)[投票(2)]
★2ミステリーに興味のないことは、おざなりな謎解きに端的に現れ、サスペンスとしては語りすぎる登場人物や事象が野暮ったい。泉水(加瀬亮)や春(岡田将生)の心情の発露劇というには、彼らの心を察するまでには至らず、意志定まらぬ悪しき低温映画。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★1犯罪そのものを描きたいのならそれに徹すればよい。しかし映画が最初から筋道のついている事件の分析を順を追って示しているだけなら、表現という行為の土台を水に流してしまうことになる。良質の映画とは結果ではなく、撮っていくうちに予想外の価値が付加されていく動態の過程だから。 [review] (ジェリー)[投票(2)]
Ratings
5点2人**
4点16人****************
3点31人*******************************
2点11人***********
1点1人*
61人平均 ★3.1(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
パパ・ママ 家族映画 (IN4MATION)[投票(2)]あにおとうと (TOMIMORI)[投票]
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