★5 | ジャンヌが退出する場面を丁寧に繰り返すこのリズム。余りにも緩慢で息が長く超然としている。このような律動を観客ははじめて体験し、これこそが「神」の領域であると知らされる。 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] |
★5 | 後光の差さないジャンヌ・ダルク像はとっても新鮮。 [review] (にくじゃが) | [投票(2)] |
★5 | ロベール・ブレッソンが切り刻んだこの映画はリュック・ベッソンと同じカテゴリーには存在しない。 [review] (chokobo) | [投票(1)] |
★5 | 激しいはずなのに静かな映画です。きれいな声と情念が白黒の美しい炎に溶けて、それはカタルシスを感じるぐらいです。映像美ではブレッソンのベスト。 (セント) | [投票(1)] |
★5 | シンプルながら心情際立った名画。「神のご加護」彼女の名言も理解苦しむ事無く親密に受け取る事ができる。司教達も各々の思考や感情が適切に表現され移入感が退屈を与えない。類似作品と比べて楽しむのも結構悪くない、意外性が発見でき面白かった。 (かっきー) | [投票] |
★5 | 贅肉も筋肉も存在しない、其処のは骨があるのみだ!骨と骨を繋ぐ関節は最後の羽ばたいていく鳥たちだと言えよう。 (教祖) | [投票] |
★5 | 淡々と平面に展開する中に細かい描写。足のアップ。 (YoshidaS) | [投票] |
★4 | 誰だか忘れたけど、ブレッソンの映画の美学は、日本の能楽のそれに通ずると評した人がいた。言い得て妙だと思う。この史劇には特にそれを感じた。 (くたー) | [投票(1)] |
★4 | 時代劇的要素が一切排除されている。現代劇といったほうが良い。
う〜ん、カスなドラマよりは見ていて楽しい。
小津安二郎そっくりのカメラワーク。この時代の流行でしょうか? [review] (PaperDoll) | [投票] |
★4 | 純粋映画。映画はその純度と題材ゆえに加虐的エロティシズムを帯びだす。フロランス・カレのか細い肉体/男装/凛としたとも精気の抜けたとも云いうる瞳。問答の無機的反復と過酷な視線演出。実に背徳的にエロティックだ。結末は文字通り奇跡的だが、それはあくまで簡潔で力強い画面と音響が、即ち映画の純粋性が導く奇跡である。 (3819695) | [投票] |
★4 | 小津テンポな裁判シーンと独房のジャンヌのくっきりしたコントラスト、そしてドーン!!って感じのラストショットが圧倒的。宗教的な部分はピンとこないが様式美だけは伝わった。 (TOMIMORI) | [投票] |
★4 | すごい映画だ。採点は迷う。ブレッソンらしい乾いた感じ、内容が無いような内容、ラストシーンの見事さ、そして衝撃、ドラムロール。 俳優たちはよく台詞を覚えたもんだ。 [review] (バーボンボンバー) | [投票] |
★3 | ものすごく淡々とした映画。ずっと裁判が展開されるだけで正直退屈なのだがあのラストには圧倒された。真の意味で劇的。見事。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | 歴史の検証に立ち会わされているような感覚になりました。裁判記録を読むときに頭に浮かぶ光景をそのまま映像化したような感じです。
(TM(H19.1加入)) | [投票] |
★3 | ロベール・ブレッソンが上手いのは百も承知。だけどこの題材では生きてこない。淡々としすぎ。 [review] (ドド) | [投票] |
★1 | ←の点数も神の意思・・・な分けないか。 [review] (24) | [投票] |