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カフカのすあまさんのお気に入りあらすじ(1/2)

ミックマック(2009/仏)★4 レンタルビデオ店に勤める変わり者バジル。ある夜、彼は銃撃事件に巻き込まれ、頭部に流れ弾を受けてしまう。一命を取りとめ、植物状態も免れたものの、頭部には銃弾が残り、棺桶に片脚突っ込んだ身の上に。加えて昏睡から目覚めてみれば仕事も家もなくなっていた。奇しくも彼の父も中東で地雷撤去に従事する最中に命を落とした「とばっちり」の犠牲者。そんな彼を救ったのはスクラップの吹き溜まりに隠れ住む奇妙な才人集団(「7人」)。そんな中、彼は「銃弾」「地雷」それぞれを生産した二大軍事企業が向かい合って競合している事実を偶然知る。バジルは持ち前の想像力を駆使し、才人集団と廃品の力を借りて仇敵への「復讐」を誓う・・・「一味」の武器は「アイデア」と「ユーモア」。すなわち「悪戯」。 [more] (DSCH)[投票(1)]
寒い国から帰ったスパイ(1965/英)★3 英国情報部のドイツ支部は、東独の諜報機関の大物ムントのおかげで壊滅状態に陥る。ドイツ支部責任者であったリーマス(リチャード・バートン)は責任を取らされ失職し、荒れた生活を送っていた。そんな彼に東側の人間が近づき、母国を裏切って組織の情報を売らないかと持ちかける。同意したリーマスは“寒い国”(共産国圏)に亡命し、東独組織のNo.2であるフィードラー(オスカー・ウェルナー)の尋問を受ける。しかし、彼の行動は全て英国情報部が東側に仕掛けた罠だったのだ!!(111分) [more] (AONI)[投票(2)]
リバティーン(2004/英)★3 17世紀のロンドン。国王チャールズ2世(ジョン・マルコビッチ)の前で、ワイセツな詩を詠み追放されていた型破りの詩人のロチェスター伯爵ジョン・ウィルモット(ジョニー・デップ)が街に戻ってきた。酒と博打と娼家通いの日々を送るウィルモット。やがて、彼は不人気の新人女優エリザベス(サマンサー・モートン)を超一流に育て上げると豪語し、美しい妻の存在を顧みずに入れ揚げ始める。さらに、国王の依頼で書いたフランス大使歓迎用の戯曲は、観客を唖然とさせる内容であった。反逆と放蕩を尽くし、破滅への道を突き進んだ実在の英国詩人ウィルモットの生涯を描くローレンス・ダンモア初監督作。(110分/カラー/ワイド) (ぽんしゅう)[投票(3)]
ヒトラー 最期の12日間(2004/独=伊=オーストリア)★4 1945年4月、アドルフ・ヒトラー(ブルーノ・ガンツ)率いるナチスドイツは連合国相手に敗色が濃厚だった。ソ連軍の爆撃を避けて地下壕の司令部にこもり、戦況を立て直そうとするヒトラーと、その無謀な作戦にもはやついていけない側近たち。そんな中、ヒトラーの秘書であるトラウドゥル・ユンゲ(アレクサンドラ・マリア・ラーラ)は、彼の行動の一部始終を間近で見守っていた。[156分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more] (Yasu)[投票(4)]
ELECTRIC DRAGON 80000V(2001/日)★5 「何で俺を怒らせた!」「怒ったお前に会いたかったんだよ!」。電気と感応し爬虫類と心を通わせる男、竜眼寺盛尊(浅野忠信)。電気を修理し怪電波をキャッチする謎の男、雷電仏像(永瀬正敏)。常識を遥かに超える2人の闘いが今始まる!石井聰亙節炸裂、映画ジャンルぶち壊しの爆音轟くロック映画。モノクロ55分。 (HW)[投票(4)]
恋はハッケヨイ!(2000/英=独)★3 ヨークシャーの田舎町、ちょいと太めのディジーちゃんはリストラされたカイショ無し夫ケンのかわりに缶詰め工場に働きに出る。 そこで誘われた「秘密のダイエットサークル」、実は日本びいきの女性工場長によって設立された相撲部だったのだ! 「心・技・体」を合い言葉に夜な夜な稽古に励むディジーちゃん。だけどイギリスの田舎じゃスモウレスラーのことを知ってる人もいない。ケンも四股を踏むディジーちゃんを宇宙人に体を乗っ取られたのだと思い込む!? (かるめら)[投票(1)]
ベニスに死す(1971/伊)★5 1911年の夏。ドイツの高名な作曲家アッシェンバッハ(ダーク・ボガード)は静養のためベニスを訪れる。滞在先のホテルにはポーランドの貴婦人(シルバーナ・マンガーノ)の一行が宿泊していた。アッシェンバッハは、貴婦人の子息タジオ(ビョルン・アンドレセン)のこの世のものとは思えない美しさに心を奪われる。苦悩しながらも、タジオ少年の美に魅せられてその姿を追い求めるアッシェンバッハ。だがベニスの街には疫病が忍び寄ってきていた。グスタフ・マーラーをモデルにしたとされるトーマス・マンの中編小説を映画化 2時間11分 1971年カンヌ映画祭25周年記念特別賞 [more] (ルッコラ)[投票(7)]
ブラス!(1996/英=米)★3 イギリス・ヨークシャーの炭坑町は閉山の危機に瀕していた。失業への不安で町中暗い雰囲気の中、労働者たちのバンド「グリムリー・コリアリー・ブラスバンド」もまた解散の瀬戸際にあったが、指揮者・ダニー(ピート・ポスルスウェイト)はそれでも毅然とタクトを振っていた。そんなバンドに、この町出身のグロリア(タラ・フィッツジェラルド)が加わる。彼女は、炭坑の調査のため経営者側から派遣されてきた、労働者たちにとっていわば“敵”だった。アンディ(ユアン・マクレガー)ら他のメンバーは複雑な感情を抱きつつも、間近の全国大会目指して彼女とともに練習を重ねていく。[109分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more] (Yasu)[投票(2)]
奇人たちの晩餐会(1998/仏)★4 今回ピエールが見つけた「バカ」ピニョンは飛びっきりの極めつき。今週の馬鹿コンテストは優勝間違いなし。みんなに披露する前に一人で楽しもうと、自宅に招いたのが間違いの元だった・・・。エスプリの効いたハチャメチャ・シチュエーション・コメディ。 (G31)[投票(1)]
セーラー服と機関銃(1981/日)★0 父親が交通事故で亡くなった。下校時に落ち込む少女の男友達が言う、「泉をガードして帰ろうぜ!」。校門前には黒服の沢山の男達、「迎えに来ました」。少女が連れて行かれた先、それは「目高組」・・・。血縁関係者の喜劇又は悲劇・・・。  女子高校生、星泉、17歳。「私、組長になります!」目高組、組長の誕生である。のち、目高組はヘロイン争奪戦に巻き込まれる。次々に犠牲になる組員・・・。 泉は言った、「私は泣かない・・・もう、いらないから・・・」そして、仲間達と殴り込みをかけた。泉はセーラー服を着て機関銃を撃ちまくる。炎が黒煙を渦巻く中、少女は「カ・イ・カ・ン」一言。 愛した男達を輝きに変えて・・・。 (かっきー)[投票(4)]
ブギーナイツ(1997/米)★3 17歳のエディ(猿ではない)。彼の自慢は日本人の平均値を倍は上回る自慢のバカ息子。パンツ1丁で鏡の前でアチョーと決めてみせて自分に酔いまくり。パチーノのポスターもあったし、トラボルタそっくり。鼻のデカさは置いといて、そんな彼の顔を見ただけで「こいつはデカイぜ!」と判断したポルノ映画監督のジャック(バート・レイノルズ)。さっそく業界に引き込もうとローラーガール(ヘザー・グレアム)を送り込んだりして、あっけなくエサに吊られるエディ。夢を語るジャック。ファックするローラーガール。そしてエディは芸名もダーク・ディグラーと閃いて、1発目の仕事でみんなのドギモを抜いたのだ!見事ポルノ・アカデミー賞総なめ。御苦労。 (ピロちゃんきゅ〜)[投票(6)]
シャイニング(1980/英)★5 小説家のジャック(ニコルソン)は、自らの癇癪癖とアル中が原因で教師の職を失い、コロラドの山岳地帯にある豪華ホテル「オーバールック」の管理人に採用される。この歴史あるホテルは冬期閉鎖されるため、住み込みの管理人が必要なのだ。かくしてジャックは妻(デュヴァル)と息子のダニー(ロイド)とともにホテルに移り住む。理想の環境を手に入れたと創作に打ち込むジャック。しかし、ダニーはホテルに何か忌まわしいものを感じていた。彼には人に見えないものを感じとる力「シャイニング」が備わっていたのだ。・・・そして、雪に閉ざされ、下界と隔絶された3人の周囲で「オーバールック」が徐々に目覚めつつあった・・・! [more] (はしぼそがらす)[投票(12)]
すべてが狂ってる(1960/日)★5 戦争で父を亡くした次郎は、保険の外交員と重機メーカーお偉いさんの愛人という二足の草鞋でがんばって彼を育てる母とふたり暮らし。母の誕生日だからという理由で女の子とのデートさえソデにしちゃうぐらい「ママ大好き!」な次郎は、だからこそ、その愛人のお偉いさんが大嫌い。戦後のたいへんな時期を乗りきるためにはそうせざるをえなかったのだ、という母の話にも耳を貸さず、「彼の会社が作った兵器がオレの父ちゃんを殺したんだ!」と若者らしい少々アレな怒りを炸裂させ、欲望や希望、絶望が生々しく渦巻く享楽の街へと飛び出してゆく…。いつの時代にもある世代間の断絶と当時の若者風俗を鮮やかに切りとった71分。モノクロ。 [more] (tredair)[投票(5)]
爆裂都市 Burst City(1982/日)★3 ここは某国の近未来。若者たちはすっかり荒廃して、夜な夜な’80sパンクな夜に明け暮れていた。外の街から流れて来たキチガイ兄弟。ヴォン、ヴォンヴォン、バリバリバリバリ。爆音を轟かせて疾走する。「あ゛〜〜〜〜!あ゛〜〜〜〜!」と町田が叫べば、ロッカーズ+ルースターズの豪華バンド・バトルロッカーズも叫ぶ!「ウォー!ウォー!ウォー!ウォー!」 スターリンだって負けてないぞ!おらおら、飯くわせろ〜!そして、不穏な大人社会・ヤーさん達が何やら蠢いて、げ、原発?なんじゃ、それ?高円寺バトルライブへのカウントダウンの中、若者たちは今夜もレースで雄たけびを上げ世界を革命の渦に巻き込むのだ〜!って、これで判る? (ピロちゃんきゅ〜)[投票(6)]
ドクトル・ジバゴ(1965/米=伊)★3 19世紀末のロシア。8歳で両親を亡くしたジバゴ(オマー・シャリフ)はグルメーコ家で育てられ、家の娘トーニャ(ジェラルディン・チャップリン)はジバゴを愛するようになった。近所には仕立屋の娘ラーラ(ジュリー・クリスティ)がいたが、彼女は弁護士のコマロフスキー(ロッド・スタイガー)の慰み者になっている自分に悩んでいた。暮れのクリスマス舞踏会でジバゴとトーニャの婚約発表が行われようとする最中、ラーラの放った銃弾がコマロフスキーを直撃する。折しもロシアは第1次世界大戦に突入し彼等も歴史の荒波に飲み込まれて行く…。1965年アカデミー脚色賞・作曲賞・美術賞・衣装デザイン賞を受賞。 (けにろん)[投票(1)]
セックス・チェック 第二の性(1968/日)★5 元オリンピック候補だった陸上コーチの男(緒方)は、自分の選手生命が戦争によって台無しにされたことで世間を呪い、無頼のままに生きていた。全くの偶然から、陸上に才能がありそうな女子工員を発掘する。彼女をオリンピックの選手にするために、日夜つきっきりでコーチし、指導する男。彼女もその期待に答え、日本記録に迫る記録を次々に叩き出す。しかし、彼女の優秀さに疑問を持った人間が「セックス・チェックを受けてはどうか?女子で飛び抜けて記録が良い選手には半陰陽の疑いもある」と進言する。コーチは軽い気持ちで彼女にセックス・チェックを受けさせるが、ナントその結果は「両性の未発達性器を持つ半陰陽なので、女性とは認められない」と言うモノ。コーチは怒り、「自分の力でホンモノの女にしてやる!」と「夜の特訓」に挑むのだった。彼女は女性として競技に参加できるのか? (ボイス母)[投票(1)]
ビッグ・リボウスキ(1998/米)★3 いい気分で帰宅したデュード(ジェフ・ブリッジス)だが家に押し入ったチンピラ2人組に同姓同名の町の名士リボウスキ氏と勘違いされ、さんざん脅された揚げ句、自宅の絨毯に小便をかけられてしまう。そんなデュードが唯一情熱を傾けているのがボウリング。日課である練習の際、いつも間の悪いドニー(スティーブ・ブシェーミ)ら仲間達に事の顛末を話すと、過激なベトナム帰還兵のウォルター(ジョン・グッドマン)に町の名士から絨毯を弁償してもらえとけしかけられる。早速、デュードはリボウスキ邸に向かうが、簡単に追い返されてしまう。ところが数日後リボウスキ側からデュードに連絡が入り「妻が誘拐された」と相談を持ちかけられる。 (tacsas)[投票(3)]
KAFKA 迷宮の悪夢(1991/米)★0 第一次大戦終結直後、深刻な政情不安に喘ぐ魔都プラハ。事務員兼売れない小説家のフランツ・カフカ(アイアンズ)は古城の前で謎の死を遂げた友人について調べるうちに正体不明の巨大な陰謀に巻き込まれてゆく。 『セックスと嘘とビデオテープ』『トラフィック』のスティーブン・ソダーバーグが描くレトロフューチャー妄想科学映画。 (町田)[投票(1)]
アメリ(2001/仏)★3 アメリ(オドレイ・トトゥ)は学校へ行かなかったために、周囲の人との触れ合いを知らずに育った。大人になってモンマルトルのカフェで働くようになったアメリは、ある日部屋で見つけた古いおもちゃ箱を元の持ち主の手元にこっそり戻してやったことで、「周りの人を幸せにする」という楽しみを発見する。しかし人の世話に夢中なアメリは、自分の幸せということになるとてんで引っ込み思案。そしてある日、そんな彼女の前に現れたのは、証明写真のボックスに落ちている写真を集めている青年・ニノ(マチュー・カソヴィッツ)だった。[121分/カラー/シネマスコープ] [more] (Yasu)[投票(10)]
昼顔(1966/仏)★4 青年医師であるやさしい夫を愛してはいるが肉体的なヨロコビにおいては満足していない妻、セヴェリエーヌ(カトリーヌ・ドヌーヴ)。しばしば性的妄想に耽っていた彼女は、ある日、女友だちから高級売春宿の存在を教えられる。やがてセヴェリエーヌは「昼顔」という名でそこで働きはじめ(もちろん夫にはナイショでーす)、その上品で貞淑な美貌のため、たちまち人気者となっていくが…。ブニュエルがドヌーヴとコンビを組んだ第1作、100分。最初、ブニュエルを理解できなかったドヌーヴは「何故こんなことをしなければならないのか分からない。」とスタッフに漏らしていたそうで、「ブニュエルが命じたとおりに振る舞うことです。」と説き伏せられたとのこと…。 (tredair)[投票(5)]