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tredairさんのお気に入りあらすじ(6/16)

野のユリ(1963/米)★5 気ままな旅をしていたスミス(シドニー・ポワチエ)は旅の途中で出会った尼僧たちに一杯の水を求めた。たったそれだけのはずだった。尼僧たちは東欧からベルリンの壁を命懸けで越えて来て、この荒れた地に教会を建てようとしていたのだ。そして彼こそ神が遣わした使徒だと言う。懸命に否定するスミスだったが、強引な院長に押し切られて教会の建設を引き受けてしまう事になった。金も材料も人手も無い状況に町の人々は否定的だったのだが、彼の孤軍奮闘する姿に町の人々も心動かされていく。この年のアカデミー主演男優賞をアフリカ系アメリカ人として初めて獲得した記念碑的な作品でもある。 [more] (sawa:38)[投票(6)]
メインテーマ(1984/日)★3 念願の幼稚園の先生になった小笠原しぶき(薬師丸ひろ子)は母親のいない園児のパパに隠れLOVEでした。子供も大好き!憧れの人にも出会える!こんなに美味しいお仕事はないわ〜。・・・しかしその親子が転勤?精神的ダメージを受け、仕事に身が入らず、つい園児を叩いてしまった。このガキにしてこの親・・・で、しぶきは解雇される。恋も仕事も失い、一人寂しく海岸を歩いていると青年が声を掛けてきた。彼の名前は大東島 健(野村宏伸)、有名なマジシャンになる為に4WDで日本中を旅している。面白い青年の出会いにしぶきは笑顔を取り戻した。そして彼と旅に出る。デビュー7年目、薬師丸ひろ子20歳のモニュメント作品である。 (かっきー)[投票(1)]
UFO少年アブドラジャン(1991/ウズベキスタン)★3 中央アジアの国・ウズベキスタン。映画『E.T.』を観たある男がスティーブン・スピルバーグ監督に手紙を書いた。「拝啓スピルバーグ様、素晴らしい映画でした。実は私の村にも似たような話があるのです。“宇宙から正体不明の飛行物体が接近中”という知らせがモスクワからあった次の日、バザルバイという男が野原に少年が裸で倒れているのを発見しました。バザルバイはこの子をアブドラジャンと名づけて家に住まわせることにしたのですが、それ以来アブドラジャンの周りで不思議なことが起こるようになって…」。 [more] (Yasu)[投票(1)]
狂った果実(1981/日)★4 テツオ(本間優二)は昼はガソリンスタンド、夜は新宿の暴力ピンサロで働く20歳。チカ(蜷川有紀)は昼はデザイン学校、夜は男仲間と原宿のバーにたむろする20歳。地方出の朴訥男に、湘南育ちのお嬢さん。このお嬢さんときたら母親の再婚相手の情婦だったりしてちょっと問題あり娘。テツオはピンサロ店長を兄貴と慕い、兄貴夫婦からも弟のように可愛がられるイイ奴。さて、このお嬢さんどこまで本気か、だだの気まぐれか、テツオにチョッカイを出し始めた・・・。トラブルは思わぬ方向へと展開する。にっかつロマンポルノ。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
イントレランス(1916/米)★3 イントレランス(不寛容)の引き起こす悲劇は、古今東西を問わず人の世の常である。古代に繁栄を謳歌していた国・バビロニアが、司祭の裏切りによってペルシャに滅ぼされ、イエス・キリストがローマの手で最期を迎え、16世紀のフランスで新教徒虐殺事件(サン・バルテルミの虐殺)が起こったのも、全てが不寛容の成せるものだった。そして、現代のアメリカでもまた、幸せに暮らしていた女性(メイ・マーシュ)とその夫になる青年(ロバート・ハロン)が、現代のイントレランスによって悲劇に陥っていく…。これら同時に進行する4つのストーリーが、揺りかごを揺らす女性(リリアン・ギッシュ)のショットでつながれている。 [more] (Yasu)[投票(2)]
バウンド(1996/米)★5 「あなた私のタイプよ」 『そうなの?』 「どう?私?」  『私もタイプ』   /////   「あなたの彼、悪党だしお金持ってるんでしょ?」 『まぁね』 「それ、2人でいただいちゃわない?」 『・・・わかったわ』 「男同士の計画犯罪より女同士の方が結びつきが強いものね」 『そうね、あなたためなら・・・』 「さ〜て、それじゃあ計画練るわよ!」 『そうね、2人でね。』 (1/2(Nibunnnoiti)[投票(2)]
グリード(1925/米)★3 サンフランシスコで歯科医を開業しているマクティーグ(ギブソン・ゴーランド)は、親友のマーカス(ジーン・ハーショルト)の紹介で、彼の恋人であるトリナ(ザス・ピッツ)という女性と出会った。次第にトリナに魅かれていくマクティーグに、マーカスは男気から彼女を譲ることにする。しかし、マクティーグとトリナが結婚してすぐ、彼女が以前に買っていた宝くじが5000ドルの当たりを引き当てたことが分かってから、トリナもマーカスも人が変わったように貪欲さ(グリード)をむき出しにするようになり、そしてそれは、マクティーグの運命をも大きく変えていくことになる。[140分/モノクロ/スタンダード/サイレント] [more] (Yasu)[投票(4)]
Dr.Tと女たち(2000/独=米)★5 リチャード・ギア以外考えられないという彼のキャラクターそのもののような産婦人科医師が、病院に集まる、看護婦、患者、恋人、義理の妹家族、妻、子供、その恋人らに、自ら求めつつ、巻き込まざるをえなくなる運命を描く。男と女のコメディというより、やはりアルトマン流のアメリカ文明の批判となっている。。とかいうより、ただの「人間模様」というだけでいいのかも。 (ALPACA)[投票(1)]
イヴォンヌの香り(1994/仏)★4 フランス・スイスの国境近い避暑地、レマン湖畔の優雅なホテルのロビーで雑誌を読むビクトール伯爵(ジャン・ピエール・マリエル)。ところが、彼の瞳に飛び込んできた夏の幻・・・いいや、謎めき掛った美しい女性、イヴォンヌ(サンドラ・マジャーニ)の姿を捕えたのだった。自称ロシアの伯爵と名乗るビクトールは彼女の魅力的な瞳に惹かれていく。まさに彼にとって彼女は甘く刺激的な夢の女であった。二度と戻れない恋と知りつつ、ビクトールはイヴォンヌと優雅でゴージャスなラブストーリーを展開していく。そしていつしかビクトールには幻影のような甘味の想い出が・・・さて、何処までが現実で何処までが幻想なのでしょうか? (かっきー)[投票(1)]
太白山脈(1994/韓国)★3 1948年10月、韓国内の左派が起こした反乱は、半島南部の町・ポルギョ(筏橋)にも飛び火した。たちまちこの町の左派グループが町全体を支配下に置くが、すぐに鎮圧部隊によって制圧され、彼らはリーダーのヨム・サンジン(キム・ミョンゴン)に率いられ、パルチザンとなって山にこもる。右派が占拠した町では、サンジンの弟で反共青年団長のサング(キム・ガプス)や中立派のキム・ボヌ(アン・ソンギ)らが一進一退の攻防の中を過ごしていた。やがて朝鮮戦争の開始と共に北朝鮮軍がやってきて…。[168分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more] (Yasu)[投票(1)]
キカ(1993/スペイン)★4 「選り好みしない、リベラルな女」を自負する明るいメークアップ・アーティスト、キカ(フォルケ)の周囲には変人ばかり。仕事で出会ったミステリアスな女好き米人作家(コヨーテ)、謎を死を遂げたその妻の息子は新進気鋭の写真家で、心臓発作後キカが死化粧中によみがえる。何が狙いか父子の周辺に出没するアンドレア(アブリル)はド派手な衣装と超過劇取材で有名なTVの事件番組司会者。キカと写真家の彼が雇うメイドは純で毛深いレズビアンだが、キカにまで欲情するから困っちゃう。おまけにその弟はオツムの弱い色情魔ときた。そんな変人ばかりを愛してしまう、来るもの拒まずのキカは彼らに巻き込まれ…。 (LOPEZ que pasa?)[投票(2)]
カフェ・オ・レ(1993/仏=ベルギー)★3 ユダヤ系貧乏学生とアフリカ系金持ち御曹司があるアパートのエレベータに乗り合わせる。それぞれ恋人に会いに行くのだ。二人は同じ階に降り立ち、そして同じドアの前に!?中から出てきたチャーミングな混血の彼女は、驚愕して顔を見合わせる男たちに向かって明るく呼び出した理由を告げる。「私妊娠したの。どっちの子供か分からないけど、とにかく産むから。」二股だったのを初めて知った男どもだがそんなことをとやかく言う余裕もない。だって彼女が妊娠!しかも勝手に産むって!?男らしく潔くったって自分の子供かすら分からない。彼女を諦めるか、責任を取るか。どっちの彼が本当のパパ?かくして、人種も身分も違う3人のかけひきが始まった。 [more] (LOPEZ que pasa?)[投票(3)]
ふたりのベロニカ(1991/仏=ポーランド)★3 ポーランドとフランス、二つの場所で生まれたそっくりな二人のベロニカ。全く互いの存在を知らないにも関わらず、いつももう一人の自分がいる感覚を覚えていた。そしてたった一度だけのニアミス、その時の写真。ポーランドの彼女は歌手になるのが夢だったが志し半ばで命を落とす。フランスの彼女は音楽学校で教師をしていて、奇しくも教えるのはもう一人のベロニカが最後に歌った曲。その死を知らないのに唐突に深い哀しみに襲われ、自分の存在を問い始める。ある日人形劇を見て感動したベロニカの元に、人形遣いとおぼしき人物から不思議なプレゼントが届く…。   [more] (LOPEZ que pasa?)[投票(2)]
日本の夜と霧(1960/日)★2 60年安保闘争が激化する中、学生運動出身の男(渡辺文雅)と女子学生活動家の結婚式が行われようとしていた。そこに警察から追われる青年活動家(津川雅彦)が現れた。式の参加者たちは現役の活動家とかつての学生運動の指導層であり、青年は彼等に「総括」を求め、式は人民裁判の様相を呈していく。時間軸は10年前と現在を行き来し、彼等の忌まわしい過去を次々と暴いていく。全編、驚異的な長廻しの撮影で台詞の失敗も構わずに編集されという挑戦的(?)な作品。社会党浅沼委員長の刺殺事件の影響もあり、公開わずか4日で上映打ち切りになり、これをきっかけにヌーベルヴァーグの旗手大島渚は松竹を退社する事になった。 (sawa:38)[投票(4)]
サルサ!(2000/仏=スペイン)★4 オレはレミ(バンサン・ルクール)、サルサに全ての情熱を注ぐ男──ピアニストとしての将来を捨ててパリに出てきた、が──何!客の目当ては白人のサルサプレイヤーでなく、本場のキューバ人なのか!ショック!──まずはかつてのサルサ界のドン、バレートに弟子入りだ──日サロに通いまくってキューバ人の肌に近づくぞ!──それっぽく「モンゴ」と名乗ることにして、身も心もクバーノだ!──ん?オレがサルサ教室で教えてるナタリー(クリスティアンヌ・グウ)って子、マジイケてる!アタックするしかねーぜ!──だが彼女はオレをキューバ人と信じ込んでるし、実は生粋のフランス人だとバレたらやはりフラれるよなぁ──アア、どうしよう──[100分/カラー/ヴィスタ] (Yasu)[投票(5)]
十二人の怒れる男(1957/米)★4 以下の解説に挙げるものは、あらすじではありません。(TMさんの簡潔かつ印象的なあらすじで「十二分に」尽きているかと思います。)以下は十二人の「怒れる男」の簡潔な人物紹介で、一度本作をご覧になった方を想定して書いています。未見の方は、十二人の個性を発見しながら観ていくのも楽しみの一つだと思いますのでご覧にならないほうがよいかと思います。必要最小限の情報を除いて、なるべく主観的な判断を挟まないように書いています。(とはいえ、決めつけと偏見が介在してしまうのは避けられませんが…)事実関係の誤認がありましたら、お知らせいただけると幸いです。 [more] (グラント・リー・バッファロー)[投票(18)]
アウトサイダー(1983/米)★3 タルサの町の若者は2つの不良グループ、グリースとソッシュのメンバーで二分されていた。そしてグリースのリーダー格であるダラス(マット・ディロン)が映画館でソッシュの女の子達をからかったのを発端に2つグループの関係が悪化。家出をしていたグリースのポニーボーイ(C・トーマス・ハウェル)らがソッシュのメンバーに襲われ、ジョニー(ラルフ・マッチオ)がソッシュのリーダーボブを刺殺してしまう。途方に暮れた2人はほとぼりが冷めるまで離れた土地の廃屋に身を隠すことにするが・・・。スーザン・E・ヒントン原作の全米大ベストセラーの映画化。出演した若手俳優達は当時YAスターと呼ばれ、その後一時代を築くブラッドパックの礎となった。 (tacsas)[投票(1)]
リリー・マルレーン(1981/独)★4 1938年、スイス・チューリヒ。ドイツ人歌手のヴィルキー(ハンナ・シグラ)は、ユダヤ人作曲家のローベルト(ジャンカルロ・ジャンニーニ)と婚約していた。しかし、ナチスドイツへのレジスタンス活動を支援するローベルトの父(メル・フェラー)は、ヴィルキーがナチのスパイではないかと疑い、手を回して彼女のスイス入国を阻む。仕方なくドイツに戻った彼女だが、酒場で歌っていたかつての流行歌が兵士の間で大人気となり、一躍ナチスのシンボル的存在に。いつの間にか曲名の「リリー・マルレーン」の愛称で呼ばれるようになった彼女は、それでもローベルトへの思いを断ち切れず、彼もまたヴィルキーを忘れらずにいた。 [more] (Yasu)[投票(2)]
助太刀屋助六(2002/日)★4 「おいらは助六(真田広之)。母は死に、父の顔は見たことない風来坊さ。ひょんなことから仇討ちに巻き込まれ、助太刀を引き受けた。以来病みつきになって勝手気ままに助太刀稼業よ。久しぶりに故郷・上州に帰ってみれば、幼馴染みの太郎(村田雄浩)が番太(小役人)になってやがる。そういや、奴の妹・お仙(鈴木京香)は何してんだろ?太郎の話では、この町で元・八州廻りの役人・片倉梅太郎(仲代達矢)という侍が仇討ちにあうんだと。仇討ち検分役の関八州締出役・榊原織部(岸辺一徳)が到着する前に、その侍に会ったんだが、とても敵面に見えねえ。むしろ他人とは思えなくて・・・」 [more] (AONI)[投票(2)]
CAT’S EYE キャッツ・アイ(1997/日)★1 全身ビチビチの黒ボンテージでビシッと決めて、ネコ耳も可愛らしくもニャオ〜ンと体をしならせる3匹の泥棒ネコ(長女・泪=藤原/次女・瞳=稲森/三女・愛=内田)。キャッツ・アイと呼ばれ、スポーツ新聞の1面さえも占拠するメスネコ達は今日も軽やか鮮やかに盗みを働き、執ように追っかける刑事・内海俊夫(原田)を軽くあしらうのだった。実は瞳の彼氏でもある内海だが、瞳がキャッツ・アイだなんてもう全く気が付かないヘタレ。だが、そんなヘタレな所も好きのうち、なのか?泪はともかく、愛も大学でリー(ケイン)と出会って、何?この気持ち、これって恋?状態へ。みんな発情期です。という訳でなぜか主人公は愛なのでした。マジ? (ピロちゃんきゅ〜)[投票(5)]