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ぽんしゅうさんのあらすじ: 点数順

★4釣りバカ日誌スペシャル(1994/日)宝石店社長山内(西村晃)は息子(加勢大周)が想いを寄せる相手が、鈴木建設の社員の娘だと知り、学生時代からの親友の鈴木社長(三國連太郎)のもとを訪れた。何と相手は鈴木の釣りの師匠浜崎(西田敏行)の上司で、真面目だけが取り得の佐々木課長(谷啓)の娘志野(富田靖子)だった。一方、釣り談義したさに浜崎家を訪れたスーさんは、浜ちゃんが出張中にもかかわらず酩酊し家に帰れずじまい。翌朝、みち子さん(石田えり)と二人でいるところを近所の連中に目撃され、有らぬ噂を立てられてしまった。「男はつらいよ」併映作から独立して夏季に公開されたシリーズ7作目。(106分/カラー/シネマスコープ)[投票]
★4釣りバカ日誌2(1989/日)働きすぎで体調をくずし医者から引退を薦められたスーさんこと鈴木建設社長の一之助(三國連太郎)だが、ワンマンゆえに後継者が育っていないのが悩みの種だ。釣り三昧で出世のことなどまったく頭にない平社員の浜ちゃんこと浜崎伝助(西田敏行)の生き方に、ふと心を動かされたスーさんは釣り道具一式をかかえて姿をくらませてしまった。スーさんを捜して欲しいと奥様(丹阿弥谷津子)から頼まれたハマちゃんは、行き先は以前二人で話題にした愛知県渥美半島にちがいないとにらんで直行。なんと、そこで憂いをたたえた謎の美女弥生(原田美枝子)と高級ホテルに同宿しているスーさんを発見した!(96分/カラー/シネマスコープ)[投票]
★4キムチを売る女(2005/中国=韓国)中国東北部に暮らす半島出身の朝鮮族チェ・スンヒ(リュ・ヒョンヒ)と息子チャンホ(キム・パク)は、母子二人で線路沿いの粗末な家で暮らしていた。自らのルーツに誇りを持ち、いつか故国で暮らすことを思い息子にハングルの勉強をさせながら、無許可の露天でキムチを売り生計を立てる母スンヒ。そんな彼女に好意を持ち、妻がありながら言い寄る同じ朝鮮族のキム(ジュ・グァンヒョン)。しかし、キムの裏切りでスンヒは逮捕されてたあげく、顔見知りの警官ワン(ワン・トンフィ)からも思わぬ仕打ちを受けるのだった。そして、彼女の心に静に、しかし激しい復讐の炎が芽生え始める。(109分/カラー/ヴィスタサイズ) [more][投票]
★4恋しくて(2007/日)石垣島の高校生、加那子(山入端佳美)の兄セイリョウ(石田法嗣)の行動はいつも乱暴で唐突だ。「バンドやるぞー」の一言で、加那子の幼なじみ栄順(東里翔斗)とマコト(宜保秀明)を無理やり巻き込んでセイリョウズを結成。文化祭目指して練習が始まった。歌手(与世山澄子)とピアニストを父に持つセイリョウは別格だがギターのマコトはド素人、ボーカルの栄順は引っ込み思案で加那子が側にいてくれないと歌えない始末。そんなダメバンドだが同級生の浩(大嶺健一)も加わり、音楽好きの島の人達に見守られながら東京を目指すことに。そして、そこには淡く切ない恋の物語が芽生え始めていた。(99分/ヴィスタサイズ)[投票]
★4風と樹と空と(1964/日)集団就職で東京の安川家のお手伝いさんになった多喜子(吉永小百合)は、ものおじしないあけすけな性格が気に入られ一家に暖かくむかえられた。バイクを颯爽と乗り回す大学生の長男三郎(川地民夫)とも意気投合、忙しいが楽しい日々を送っていた。そんなある日、一緒に上京した級友新二郎(浜田光夫)、武雄(和田浩治)、信子(平山こはる)、かね子(安田道代)らと落ち合い、それぞれの仕事や将来の話しに花を咲かせた多喜子は、密かに思いを寄せていた武雄が信子と将来を約束しあった仲だったことを知った。(86分/カラー/ワイド)[投票]
★4でんきくらげ(1970/日)洋裁学校にかよう19歳の平凡な少女由美(渥美マリ)。母(根岸明美)は男にだらしがなく、何人目かの男吉村(玉川良一)を家に引き込んで同棲していた。ある事件を引き起こし刑務所に入ることになった母のもとを昔のホステス仲間(中原早苗)が訪れ、由美を自分の店で働かせたいと申し出る。ホステスとして働き始めた由美に目をつけ付きまとうヤクザから救ってくれたのは、高級クラブのマネージャー野沢(川津祐介)とその愛人衣子(真山知子)だった。銀座のクラブに移った由美は、彼女の肉体欲しさに近寄ってくる金持ち客からある方法で大金を集め始めるのだった。(92分/カラー/ワイド)[投票]
★4バッテリー(2007/日)中国地区児童野球大会で注目された天才ピッチャー原田巧(林遣都)は、病気がちな弟(鎗田晟裕)の療養のために両親(岸谷五朗天海祐希)とともに祖父(菅原文太)が暮らす街に引っ越してきた。並外れた才能のためか、両親や周囲に対しては横柄な巧だが、弟には不器用だがいたわりを持って接していた。そんな巧は、彼のピッチングに魅了された地元チームのキャッチャー永倉豪(山田健太)とともに中学の野球部に入部。だが監督の戸村(萩原聖人)は、彼の才能と限界を見抜き恩師でもある巧の祖父の元を訪ねた。少年たちの絆と友情を描くあさのあつこのベストセラー児童書の映画化。(119分/シネマスコープ)[投票]
★4トラック野郎 故郷特急便(1979/日)気の荒いドライバー闘犬の竜次(原田大二郎)に、デコトラを壊された桃次郎(菅原文太)は気を取り直し、金造(愛川欽也)とフェリーで高知へ向かった。ところが途中で金造の目に異常が発生、視界がボヤケて運転がでっきなくなってしまった。病気を苦に自殺しようとした金造は、すんでのところを地元の娘風美子(森下愛子)に救われる。ひと目惚れした桃次郎が訪ねた家で、風美子は病気の母親と暮らしていたが、隣の親爺(大坂志郎)は彼女は人妻だと言う。同じころ、フェリーで知り合ったドサ回りの歌手結花(石川さゆり)も高知のキャバレーに出演していた。土佐路が舞台でシリーズ最終の第10作。(110分/カラー/ワイド)[投票]
★4トラック野郎 度胸一番星(1977/日)峠の途中で出くわした美人幽霊の「サドで・・・」というお告げで、桃次郎(菅原文太)は佐渡島のとりこに。一方、金造(愛川欽也)も運転手相手の娼婦マヤ(夏樹陽子)に夢中だ。そんな時、マヤが働くドライブインに譲治(千葉真一)率いるタンクローリー車の「ジョーズ軍団」が現れ、地元の女ドライバー紅弁天(八代亜紀)が止めるのも聞かずトラック野郎たちに無理難題を吹っかけた。佐渡に渡った桃次郎はお告げどおり分教場の教師水名子(片平なぎさ)に出会って一目ぼれ。金造も、砂金掘りの作右ヱ門(宮口精二)爺さんと一緒に一攫千金を夢見始める。北陸・佐渡が舞台のシリーズ第5作。(100分/カラー/ワイド)[投票]
★4座頭市二段斬り(1965/日)十数年ぶりに、あんまの師匠の元を訪ねた市(勝新太郎)は、数日前に師匠が何者かに切り殺されたことを知り愕然とする。さらに師匠の一人娘お小夜(坪内ミキ子)は、借金のかたに地元の親分辰五郎(沢村宗之助)の手で遊郭に売られたというのだ。事情を探るため訪れた遊郭で、お鶴(小林幸子)という11歳の少女から父軍十郎(三木のり平)の肩を揉んでくれるよう頼まれた市は、すぐに軍十郎がイカサマ博打の壷振りだと見抜き誘われるまま辰五郎の賭場を訪れた。そこには、郡代役所の磯田幸右衛門(春本富士夫)の用心棒門倉(加藤武)がいた。監督第4作目の新鋭井上昭によるシリーズ第10作。(83分/カラー/ワイド)[投票]
★4麦の穂をゆらす風(2006/英=アイルランド=独=伊=スペイン=仏)1920年、アイルランド。独立機運の高まりに、支配国イギリスの軍による市民弾圧が続いていた。軍の横暴を目の当たりにしたデミアン(キリアン・マーフィー)もまた、ロンドンの病院勤務の職を捨て、兄テディ(ポードリック・ディレーニー)とともに独立運動に身を投じるのだった。やがて、アイルランド暫定政府とイギリスは停戦に合意。自由を手にしたかに見えたアイルランドだが、国情は条約締結派と完全独立を求める反対派に分裂し内戦状態へと突入していくのだった。医師を志した弟と神学校に学んだ兄。祖国を思いつつ兄弟はいつしか対立する関係になっていた。06年カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作。(124分/カラー/ヴィスタサイズ)[投票]
★4ミレニアム・マンボ(2001/仏=台湾)2001年、ミレニアム気分に浮かれる台北。ヴィッキー(スー・チー)は高校を中退し、ディスコで出会ったハオ(トゥアン・ジュンハォ)とこの街で暮らしていた。定職につかず、毎晩クラブ通いを続け酒とドラッグに明け暮れるハオ。しかも、異常に嫉妬深い彼との生活に、ヴィッキーも愛想を尽かしかけていた。やがて貯金も使い果たし、しかたなくホステスのアルバイトを始めたヴィッキーは、店の客でヤクザのガオ(ガオ・ジェ)の大人の包容力に惹かれていくのだった。21世紀を迎えたアジアの片隅に暮らす少女の心の彷徨を描いた、ホウ・シャオシエン監督の01年カンヌ国際映画祭高等技術院賞受賞作。(105分/カラー/ヴィスタサイズ)[投票]
★4虹の女神(2006/日)「おい、あおいが死んだぞ!」。樋口プロデューサー(佐々木蔵之介)の声で、映像製作会社のAD岸田(市原隼人)の目はニュース番組に釘付けになった。ふたりの出会いは大学時代にさかのぼる。いつも寝ぐせ頭で飾り気のないあおい(上野樹里)。一方の岸田は、よく言えば無邪気、悪く言えば身勝手で鈍感な子供みたいな男。そんな彼を、映研に席を置くあおいは自身の監督作の主演に、まるで姉が弟を誘うように起用したのだった。そこには、あおいなりのある秘めた思いがあった。そして、紆余曲折を経ながら撮影は進んだ。「イノセントワールド」の桜井亜美岩井俊二の脚本を熊澤尚人が監督。(117分/カラー/ヴィスタサイズ)[投票]
★4大阪物語(1957/日)貧農の仁兵衛(中村鴈治郎)は、女房(浪花千栄子)と子供を連れて夜逃げして大阪へとやって来た。仕事のない一家は、米の荷揚げ場でこぼれた米粒を拾い集めては売って生活を始めたのだった。そして10年後、米を拾いに拾った仁兵衛は徹底した守銭奴ぶりで両替商の近江屋を築き上げていた。そのケチぶりに子供(香川京子林成年)たちや番頭(市川雷蔵)も呆れ顔だ。そんな仁兵衛が、ひょんなことからこれもまたケチで有名な鐙屋の女主人(三益愛子)と知り合い意気投合。西鶴の「日本永代蔵」、「当世胸算用」、「萬の文反古」を元にした溝口健二の原作を依田義賢が脚色。溝口の急逝で吉村公三郎が監督。(96分/白黒)[投票]
★4蟻の兵隊(2005/日)中国山西省で終戦を迎えた日本兵のうち約2600名が、当時の軍司令官と中国国民党軍との密約のもとポツダム宣言に違反し共産党軍との内戦参加を強要された。奥村和一(80歳)もまた、その一兵である。9年間の戦闘と抑留生活の後、昭和29年にようやく帰還した奥村を待ち受けていたのは脱走兵の汚名と軍人恩給資格の剥奪であった。奥村ら元残留兵らは、今も戦後補償を求めて国との裁判を続けている。密約の証拠を求めて中国行きを決意した奥村には、かつて自分が始めて中国人を殺した「その場所」を訪れるというもう一つの目的があった。戦争加害者であり被害者でもある奥村老人の執念と葛藤を追う長編ドキュメンタリー。(101分/カラー/ヴィスタサイズ)[投票]
★4もし、あなたなら〜6つの視線(2003/韓国)人権をテーマに韓国映画界の精鋭監督6人によるコメディ、ホラー、SF、ドキュメンタリーという多彩なタッチが楽しめる短編オムニバス映画。エグゼクティブ・プロデューサーを「イルマーレ」のイ・ヒョンスン監督が勤め、80年代から活躍する「追われし者の挽歌」の中堅監督パク・クァンスと「寵愛」のヨ・ギュンドンのニーウェーヴ世代に加えて、「ワイキキ・ブラザース」のイム・スルレ、「子猫をお願い」のチョン・ジェウン、「死んでもいい」のパク・ジンピョ、「親切なクムジャさん」のパク・チャヌクら90年代以降にデビューした新鋭監督が参加。「韓国人権委員会」製作作品。(110分/カラー/ヴィスタサイズ) [more][投票]
★4山(1955/米)アルプスの山中に旅客機が墜落し、麓の村では捜索隊員の募集が始まっていた。かつての名登山ガイドで、遭難現場の山も熟知している羊飼いのザハリー(スペンサー・トレイシー)は登山ルートについてアドバイスを求められた。「山頂はすでに冬。これからの登山は危険が多すぎる」というのが彼の答えだった。案の定、捜索隊の登頂は失敗し捜索は春まで見送られることになってしまった。そんな折、機内には多額の金品が残されているという噂を聞きつけたザハリーの弟クリストファ(ロバート・ワグナー)は、兄を強引に説き伏せて二人で事故現場への登山を開始したのだった。(109分/カラー/ヴィスタサイズ)[投票]
★4LIMIT OF LOVE 海猿(2005/日)結婚式を間近にひかえた伊沢環菜(加藤あい)は、ある重大な決意を心に秘めて鹿児島に赴任中の海上保安庁機動救難隊員で婚約者の仙崎大輔(伊藤英明)のもとを訪れていた。そんなおり、鹿児島港3キロ沖合いで大型フェリーが座礁。船体に30メートに渡って亀裂が生じ、9階建てビルに匹敵する船は見る見るうちに傾き初めた。乗客乗員総数は620名。全員の避難に要する時間は4時間。しかも、非常用システムが完全に破損し195台の車両に引火すれば大惨事を引き起こしかねない事態だ。パニック状態の乗客たちをかきわけ船内に侵入した仙崎とバディの吉岡哲也(佐藤隆太)は凄まじい勢いで船底を満たす浸水を確認した。(118分/カラー/ワイド)[投票]
★4HAZAN(2003/日)陶芸家、板谷波山(いたやはざん)。1873年生まれ、1963年没。東京美術学校(現東京芸大)で岡倉天心らの指導のもと彫刻を学ぶ。陶芸家として初の文化勲章を受章。石川県の工業学校の美術教師・板谷嘉七(榎木孝明)は、幼い頃に見た陶磁器の美しさを忘れることができず学校を退職して陶芸を志す決意を妻・まる(南果歩)に告げた。窯元の出身でもなく師匠もいない31歳の一介の高校教師にとって、それはあまりにも無謀な選択だった。生まれ故郷から望む筑波山からとった「波山」を名乗り、板谷は妻と幼い三人の子供を実家に帰し、退職金をはたいて東京の田端に自力で理想の窯を建てることから始めるのだった。(108分/カラー)[投票]
★4ピアノを弾く大統領(2002/韓国)時の韓国大統領ハン(アン・ソンギ)は、自ら国民の中に飛び込んで話を聞く庶民派で、しかも独身でピアノ演奏もこなす人気者。若者や女性の絶大な支持を集めていた。で、話は変わって場所は新学期を迎えたとあるソウルの女子高。生徒たちの前に現れた新任の女教師チェ(チェ・ジウ)は突飛な行動で生徒たちを唖然とさせていた。この先生、どうやらこれまでも学校と対立して職場を転々としてきた前歴の持ち主らしいのだ。で、何故か、そんな女教師がクラス一番の問題児ヨンヒ(イム・スジョン)のせいで大統領のロマンスのお相手に・・・・・。原作、脚本は喜劇作家のチョン・マンベで本作で初の監督も担当。(95分/カラー)[投票]