★4 | グッバイ、レーニン!(2003/独) | 西側と東側の欠点を公平に見せている(秘密警察とポルノ)のは好感が持てる。あまり知られなかった東独の実情(政府の支給物とか)は興味深い。いろいろ登場する小技は効いているが、メインストーリーがアイディアだけに頼っていて、弱い。ラストの母親のまなざしに+1点。 | [投票(1)] |
★3 | トゥモロー・ワールド(2006/米) | 原作が、まさかあの現代英国推理小説界の大御所、クリスティ亡き後の女王のP.D.ジェイムズだとは思わなかった。SFを書くとは! [review] | [投票] |
★3 | ララミーから来た男(1955/米) | TVシリーズ‘ララミー牧場’の映画化と思っていたが・・・全く違う。関係なし。塩湖なんて、聞いたことはあったが見るのは初めて。本当にああいう風に結晶化というか積み重なっているのかなぁ?と思って調べてみると・・・本当らしいぞ。映画は勉強になるね。 | [投票] |
★3 | アウトロー(1976/米) | リアリズム、撮影、演出、それまでの西部劇とは少しずつ違う。少しの差が大きな差。これがイーストウッドの実力か。ヒゲ面は‘荒野の用心棒’のジョーが米へ渡ったようだ。無口な彼が少し饒舌になった。物語も饒舌で少し長くなったようだ。 | [投票] |
★4 | サマータイムマシンブルース(2005/日) | 日本のアホな学生の‘あのテンション’には、もうついていけません。と言っても、ストーリィにもついていけなかったけどねー。ラストのちょっと切ない挿話(これにもまぜっ返し有り)だけがマトモでした。 | [投票] |
★3 | 若者の旗(1970/日) | 「貧乏人はいつも正しいのか!」なんて相も変わらず直截的な言葉が飛び交う佐藤家だが、今回は説明するようなセリフが多く、何となく説教臭くなった。そこが‘売り’とも言えるが、その分物語としての面白味は減じた。 | [投票] |
★3 | クレージーだよ 天下無敵(1967/日) | 元気が出るとかもらえるとかと言う映画も最近は色々あるが、これが極め付け。何といっても天下無敵、怖いものなしだ。こんな風に図太く生きたい(行きたい)ものだ。 | [投票] |
★3 | みすゞ(2001/日) | ホンが拙い。'01年ブームの便乗作品で観客は皆な既知と思ったのか、幕開けは人間関係、状況の説明もなく唐突に入る。ラストも分かりにくい。下世話な話を避けたようだが、返って生ぬるい作風になった。寺島の悪者っぷりは何処へ?田中の不思議ちゃんっぷりは良。。 | [投票] |
★3 | 若者は行く −続若者たち−(1969/日) | ナレーションを入れ、1部ドキュメンタリー風なのは組合活動、反権力闘争シーンの現実味を出そうとしたのか。が効果があったかどうかは、意見の分かれるところ。雨の中のビラ配り・・・実際よくあるが、紙がグシャグシャで読んでもらえないといつも思うんですけどね。 | [投票] |
★4 | 沓掛時次郎 遊侠一匹(1966/日) | 本作は原作(戯曲)の足りなかったところを補った形になった。つまり主人公時次郎の心情を更にハッキリ描いている。 [review] | [投票] |
★5 | 若者たち(1968/日) | まず若者だけの家庭という思い切った設定に驚かされる。社会の色々な問題を浮き彫りにするには格好の設定ではないか。幸せ→トラブル→乗り越え→幸せの繰り返しで内容もよくあるものだが、興味が尽きないのはそのトラブルが我々の横でいつも起きているからだろう。 | [投票(1)] |
★4 | シカゴ(2002/米) | 見事な映画化。脚色が良かった。映像も頑張った。キャサリン・ゼタ・ジョーンズは合格点をはるかに超えた出来。しかし、レニーとギアの踊りは体の中心がふらついており、全体に無理があって、余裕もなくキレもなかった。ちょっと残念でした。 | [投票] |
★4 | プロヴァンス物語 マルセルの夏(1990/仏) | お父さんも本当に人間らしいし、お母さんも可愛くて素敵だ。個性ある人ばかりだが、いけ好かない人が1人も出て来ないのは、いいなあ。 | [投票] |
★5 | 天国から来たチャンピオン(1978/米) | テンポがよくメリハリも効いているので、ラストまで一気に楽しく観れた。ジェームズ・メイソンは多彩な役柄をこなす人だが、老年は(この時は69歳)こんなすっとぼけたところのある役が多かった。いい味を出しており、彼の代表作の1つと言える。 | [投票] |
★4 | 紳士は金髪〈ブロンド〉がお好き(1953/米) | 3点のつもりだったが、「お金持ちの男は美人と同じなの」成程!「娘を貧乏人と結婚させたくはないでしょう」そりゃそうだ。「女が老いれば男は冷たくなる」耳が痛い。「知性をひけらかすと男は女を嫌う」・・・ないとは言えないか。ハイ。4点にしますです。 | [投票(1)] |
★4 | ケス(1969/英) | 主人公のキャスティングが素晴らしい。碧い瞳、ほっそりとして、はかなげだ。役としてははかなくは無いのだが顔付きがそういう印象を与えるのは、観客から同情される又stand by himということで、やはり作品にはプラスになるだろう。あの顔は忘れられそうにない。 | [投票] |
★3 | 魔法にかけられて(2007/米) | おとぎ話の登場人物が現実の世界に来たら・・・なんて着想は面白いと期待してみたが、実際、来てみると・・・こんなありふれた物語になってしまうのかなあ。「永遠の幸せなんて決してない世界(ニューヨーク)」というセリフは面白かった。 | [投票] |
★4 | RED レッド(2010/米) | 同窓会映画(と名付けてみました)も数々作られているが、これはよくまとまっていた。期待してなかったからか、よけいに面白く痛快だった。レビューは良かったシーン2つ。 [review] | [投票] |
★4 | once ダブリンの街角で(2006/アイルランド) | 歌曲が傑出している。その歌曲がなかったら、この映画は―
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★3 | ティンカー・ベルと月の石(2009/米) | 画がとてもきれい。。妖精の話なので映像に腕を振るったのかも。その分、という訳でもなかろうが、物語はありきたりで主人公も特に魅力はない。ただ、バッタが足を突き出すバッタ時計とか小技は効いている。うちのチビが喜んでいた。ちっちゃい子にお勧めだよ。 | [投票] |