★3 | 刑事コロンボ 策謀の結末(1978/米) | 犯人は詩人で革命支援者、ルイス・キャロルなんか出て来て個人的には好きなのだが、全体的に切れ味は普通。推理的決め手も、('72以前の)どこかの小説にあった記憶があるし、ラストの盛り上がりも、少しriseしただけで終わってしまった。 | [投票] |
★5 | “アイデンティティー”(2003/米) | 細かい所を見ていくと幾つかの瑕疵はあるのかもしれないが、そんな‘気を付ける意識’もどしゃぶりの雨に流されてしまった。推理ものかと見始めたが・・・その枠には収まらず。元々トリッキーな映画は大好きなので5点。 | [投票] |
★3 | 赤い砂漠(1964/仏=伊) | リチャード・ハリス!。作風が違うし、アイルランド人なのでこんな伊映画に出ているとは意外。前年カンヌ男優賞を取っており、目を付けられた?しかし巨匠の前で硬くなったのか、ぎこちなさが目立ち、彼らしさはなかった。作品全体としては気鬱な映画だ。 | [投票] |
★3 | 天国の約束(1995/米) | 昔のワケあり女の謝罪とその切ない結末−ちょっといい話。各々のエピソードが絡まず単発に終わっているのが、面白くない。本編に関係ないが、クレジットバックにマルクス兄弟の1カット。顔を見るだけで笑えてくるのはさすがだと改めて感心した。 | [投票] |
★3 | ラスベガスをぶっつぶせ(2008/米) | 誰もがチラっとでも観たくなる、金儲けの映画だ。基は実話らしいが、話が大きく展開する中盤から真実味が薄れ、話が作話的になるのはホンのまずさか。K・スペイシーは自分の映画なので、自ら買って出たのだろうが、性格の悪い嫌な役柄を見事にこなした。さすが。 | [投票] |
★3 | 太陽はひとりぼっち(1962/伊) | このラストは説得力があるか? [review] | [投票(1)] |
★5 | 春との旅(2009/日) | [ネタバレ?(Y1:N2)] 佳作。仲代の(適格か過剰か)演技についつい目が行ってしまうが、この旅によって表れてくる5組の人生を共感と共に味わいたい。そして主人公2人の本質が段々と明らかになる、最後には力関係が逆転するというホンの構成の見事さに感嘆したい。 | [投票(1)] |
★3 | ヘルライド(2008/米) | ‘32年前’って事は、オッさん達は50歳台半ばってことか。老人頑張るね。だけど、腹の出たD・キャラダインなんか見たくない。しかも悪役だし。D・ホッパーと扱いに随分と差があるじゃないか。ところで、酒場女のタイツ姿のcamel toeはなかなかの見ものでした。 | [投票] |
★4 | クローサー(2002/香港) | パクリの香港映画。しかし、しっかりとパクっているので面白い。私的にはアンジーのララ・クラフト+恋愛もの+刑事ものとぶち込み過ぎで、まとまりがあるようでない。アクションは1級。倉田保昭、日本人が外国で頑張っているのを見るのは気持ちがいい。+1点。 | [投票] |
★3 | わが母の記(2012/日) | 役者がいい、原作はいい、脚本はいい、撮影もいい、と1つ1つ見ていくと皆いいのですが、何か面白くない。とまでは言わないが、作品に引き込まれて我を忘れるということがなかった。変な表現だが、出来過ぎ・・・ているのかもしれない。 | [投票] |
★3 | ギャベ(1996/イラン=仏) | どっちつかずの作品になった。 [review] | [投票] |
★4 | アザーズ(2001/米=仏=スペイン) | しっかり伏線が張られていますが、分かった!あのシーンで分かった!なんて言うのは止めましょう。気が付かないふりをして大いに驚く、のがホラーの正しい観方です。それより本作では、強い愛がこのような奇跡を生んだことに感動すべきでしょう。 | [投票] |
★3 | 夕陽に立つ保安官(1969/米) | コミカルでそこそこ笑えるが、緊張感なさすぎ。ジェームズ・ガーナーの腹の出ているのも気になる。一番はかっこいい邦題。 | [投票] |
★3 | 卒業白書(1983/米) | 邦題ではなくタイトルが気になる。risky(危険な)という言葉を使っている。本作を見る限りeasy(楽な)という感じなのだが。ヒモ、ヤクザも絡んで来るからか?こんな男のこれからはどうなるのだろう。‘なるようになるさ’ですか。 | [投票] |
★4 | ミシシッピー・バーニング(1988/米) | G・ハックマンの好演は別として、人物撮影は下手というか、粗削りで佳くない。一方バーニングシーンは見せ場ということもあってか、良い画が撮れている。人種差別暴力映画では最高ランクに位置する(もっとも酷い)ものではないか。 | [投票] |
★4 | 鳥(1963/米) | 教科書のようなテクニックで映し出されたこの空間は、恐怖世界が日常世界を侵食してゆく異様な世界だ。と言っても神の目からは、十分説明のつくものなのだろう。人類の狭い知覚、感覚また微小な知識で分からないだけで。人類よ謙虚であれ。SF侵略映画−鳥たちの逆襲編。 | [投票] |
★3 | ひばり捕物帖 かんざし小判(1958/日) | 謎のすべてが早々に明らかになってしまうのは、ミステリーファンの私には残念。(そこまで求めるのは酷というものか)。ラスト20分になって俄然面白くなり、全体の物語構成としては良く出来ている。千代之介は全編笑いっ放し。大声がうるさかった。 | [投票] |
★3 | ハナミズキ(2010/日) | 映画の内容は90分ぐらいの話だが、120分以上もあるのは、ガッキー、斗真、向井くんのファンサービスに違いない。 | [投票] |
★3 | 西部魂(1941/米) | フリッツ・ラングは何を撮らしても手際よくまとめる。さすがだが、影のある世界(サスペンス等)の方がより上手さが際立つように思える。本作のように明朗西部劇ではこれといったものがどうしても少ない。 | [投票] |
★3 | 帰郷(2004/日) | 映画らしい映画で、いい作品。だが主人公晴男のボーっとしたキャラは好きになれない。(西島は好きだけれどね)。奇抜ともいえるストーリー展開もどうかな?と思う。北野武の「菊次郎の夏」ですか。。。 | [投票] |