★4 | 忘れじの面影(1948/米) | 落ち着いて考えればここまで真剣になれるか?と思うが、そこが「恋は盲目」なのだろう。そういう事を別にすると作品としては、原題の「Unknown」、「2週間」というセリフ、そして遊園地の「観光列車」等々小技が効いており、よくまとまっている。愛すべき小品だ。 | [投票] |
★2 | 宇宙の法則(1990/日) | 話を無理やり作っている感じがする。破綻と迄は言わないが中途半端に終わってしまった。無駄なシーンも多いと思うし、1時間半ぐらいに纏めるべきではなかったか。 | [投票] |
★5 | 八十日間世界一周(1956/米) | 世界がまだ広く未知にあふれていた時代の物語。今ならさしずめ、どこそこへ着いたとネットのコース表で逐一表示される味気なさだ。新聞で報道されているのに、現実には開通していないインド鉄道も楽しいし、ベトナム(?)の流線型の船は始めて見た。変わってる! [review] | [投票] |
★3 | はつ恋(1999/日) | 「初恋と結婚相手は違う」というテーマは良かったが、如何せん、田中麗奈のアイドル映画の域は出ていないように思う。 | [投票] |
★5 | 河(1951/米=仏=インド) | 1人の男と3人の娘の恋物語。最後は誰が?どうなるんだ?と下世話的に観ていたが、観終わってそういう観方が恥ずかしくなるほど、久しぶりにゆったりと、落ち着いた気分になれた。映画の効用か。 [review] | [投票] |
★3 | 山河遥かなり(1948/スイス=米) | 邦題が良すぎ。原題は「The Search」とあっさりしたもので、内容も−テーマは重いが−あっさりしていた。ラストは良かったけどね。邦題は良いというより、字面(じづら)が良いのであって、意味合いが違うようにも思う。 [review] | [投票] |
★5 | 青いパパイヤの香り(1993/仏=ベトナム) | ラストの(賢人)像は実にいい顔をしている。笑ってはいないが小難しい顔でもない。賢人かと思ったのは、その目の聡明さからだ。確かに皆さんのコメントにあるように、 [review] | [投票(1)] |
★3 | 獄〈ひとや〉に咲く花(2009/日) | 1シーン1シーンの映像が美しい。CM出身の監督かと思ったら「必殺仕事人」を撮っていた。どおりで夜のシーンなんかは中村主水が出てきそうな雰囲気だった。主人公に関しては、キャラクター設定が間違っているのではないか?と思った。古臭さを捨て現代風を狙ったのかもしれないが、恋愛シーンに違和感があった。 | [投票] |
★3 | 再見〈ツァイツェン〉 また逢う日まで(2001/中国) | 全体的ににこんなものでしょう・・・が、良かったのは編集―飽きさせなく観させた。そして何より、ジジ・リョンがキレイ!と子供たちが本当に可愛い! | [投票] |
★2 | 長江哀歌(2006/中国) | 勝手に邦題に期待したこちらが悪いのだが、はっきり言って面白くなかった。山西省から来た男と女―この二人が全く絡み合わないというストーリーもどうかと思う。ドキュメンタリーじゃあないんだから。 | [投票] |
★4 | アデルの恋の物語(1975/仏) | バルバドス島の迷路の街のように、彼女の心の迷路は抜け出すことが出来ない。いつまでも、いつまでも彷徨続ける彼女の姿に涙する。愛に殉じたこんな人生もあるんだ。 | [投票(2)] |
★4 | スラムドッグ$ミリオネア(2008/英) | ヒロインがラストに踊り出したのには、ビックリ!あらあら・・・やはりインド映画だ・・・アレ、いや、英映画か! | [投票] |
★4 | 白い船(2002/日) | この作品こそ小学校の映画界で観て、皆で突っ込みを入れ、さんざんバカにして・・・しかし、何年かたってフト思い出して、意外と細部迄しっかり覚えてたりする。そんな佳作(?)だ。 | [投票] |
★3 | 教授と呼ばれた男(1985/伊) | 古い作品と思ったが「ゴッドファーザー」が'72年、「同2」が'74年、「ワンス アポン ア〜」が'84年と比べてみると、遅れてきたマフィア映画といえる。70年の作品ならヒットしたかも。ベン・ギャザラの圧倒的な存在感のある演技は良かった。 | [投票] |
★3 | かたつもり(1994/日) | 最初はとっつきにくいが、段々とその笑顔に慣れてくる。笑顔に慣れてくると、関西人特有の突き放したような優しさがまたしみてくる。 | [投票] |
★3 | 愛の彷徨(1978/伊) | マカロニウェスタンブーム後の作品だが、ノリは全くそれ。ドアップ、ギラつく目、哀愁を帯びたギター曲、アリア。しかしそれらがこの作品に会っているかといえば、もう一つかみ合っていないように思った。 | [投票] |
★5 | 折り梅(2001/日) | 家族の替わりは誰にもできない。この作品は痴呆症の姑と嫁を描いているが、その関係でなくとも、家族で不和になっている人には観てほしい。ちょっとした心の持ち様、接し方で状況は大きく変わる。そんな希望と可能性にあふれた映画だ。 | [投票(1)] |
★4 | まぼろし(2001/仏) | 「第1幕」までが素晴しい。林、樹木の茶、草の緑、空の青、砂浜、その色彩の鮮やかさ、カメラフレーミングの鋭さ、編集の確かさ、そしてその後は、・・・映像もストーリーも何もかも、sous le sable-砂の下に-埋もれてしまった。あとはまぼろし。 | [投票] |
★4 | 棚の隅(2006/日) | 主人公がいいことを言う―「俺は君のことをよく見ていなかった」。男は往々にして女房の事を見ていない。私もそうだった、反省、ごめん。 | [投票] |
★4 | ツォツィ(2005/英=南アフリカ) | この主人公はあの仲間の中で一番ありふれた顔でパッとしない。何故主人公に選ばれたのかと思っていたら、赤ん坊を見る時の表情の優しいこと!この表情が買われたんでしょうね。素直な良作。 | [投票] |