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KEIさんのコメント: 更新順

★5デビルクエスト(2011/米)十字軍とペストの年代誤謬があるが、OK。歴史にはいつも諸説あるし、制作意欲を買う。その脚本の細かい配慮も嬉しい―例えば最初と最後に出て来る地獄の業火。怪奇ファンとしては満足だが、推理要素を入れて2時間にすればもっと・・・―これは欲張り過ぎか。[投票]
★3ランボー ラスト・ブラッド(2019/米)ランボー年取った。一瞬別人かと。まぁ、こちらもご同様だが。用意した仕掛けの多い事!最後だから、今までやった仕掛けのすべてを見せてくれたのか?いやいや、ランボーファンにとっては、その人生の処し方こそが価値のある物なのだ。3.5点[投票]
★3網走番外地 望郷編(1965/日)本作からシリーズ(全18作)になったとか、年度興行成績4位とか、東映の力の入れようが分かる。よく練られた脚本だ。アラカンは圧カンで貫録。混血児が登場するのも異色だが、無理ない設定。異色といえば、人切り譲治が杉浦直樹って後で知ってびっくりした。3.5点[投票]
★3ブリット(1968/米)証人保護の物語は多々あるが、これは面白い。この形は初めてだ。本作はマックイーン物として有名と思っていたが、稀有な話として有名なのだ、と推測する。推測ついでにもう1つ。 [review][投票(1)]
★3インクレディブル・ハルク(2008/米)音楽も良いし、映像も悪くないし、ハルクの坊ちゃん刈りもいいし、ノートンの大人しそうな顔もギャップが有って良いし・・・、なのに何がダメなのか?というより、フツーのフツーなのだ。So what now? (劇中セリフ:どうするんだ?)。脚本家さんに期待する。[投票]
★5大樹のうた(1959/インド)厳しくて、優しい映画だ。全2作に比べ、高みに行った感じがする。人間も自然ももう1歩踏み込んだ形、はっきりした形で描かれている。傑作と評価したい。‘友達になろうよ’は、人間関係において、1つの希望だと思う。[投票(1)]
★4大河のうた(1956/インド)シリーズものというより単独の小品で、佳作だ。親と子を如実に描いた。‘大地’と‘大河’で母の女の一生という見方も出来る。誰でも子供はオプーのようで、親はこの母親のようだ。なんていうのは、私のような親不孝者の言い訳にしか過ぎないか。すみません。[投票]
★4大地のうた(1955/インド)本編のかくれた主役は母親だろう。当然の事なのだ。貧しい家を描いているのだから。いつも家に居て、皆の食事を作り、洗濯をして、アレやコレや世話を焼く。家の中では、母親が中心だ。だから貧乏を一番に感じているのも、彼女なのだ。 [review][投票(2)]
★3勝手にしやがれ!!英雄計画(1996/日)いつもの軽くて、ちょっぴり正義の話が見たかった。黒沢が、というより雄次と耕作が綴る物語が楽しみだったが、作品は観客のではなく、やはり作者の物なのだろう。6作の色んなパターンを考えれば、黒沢の試作、習作集だったのだ。好き嫌いは別にして。[投票]
★3劇場版 響け!ユーフォニアム 〜誓いのフィナーレ〜(2019/日)端から見ればそれ程でない事も、本人には大きな問題。そんな事が高校生には多々有る。それを丁寧に掬い取った。ただ本作は長いシリーズの1作なので、ファンサービス(思い出)他も有り、雑な掬い取りになったかも。風景描写が実力を示す―特に最初と最後。3.5点[投票]
★3僕だけがいない街(2016/日)もう最初から漫画原作だと丸わかり。漫画をそのままカメラに映したような画だ。でもそれにも慣れて来る程、物語は面白い。藤原が出て来ると良くも悪くも彼の映画に成る。実力派安藤始め各々役柄をこなしているが、特に子供たちが光る。[投票]
★4G.I.ジョー バック2リベンジ(2013/米)前作より落ち着いた展開になり、話がよく分かった。兵器等のアイディアは変わらず健在で、今回も楽しめた。GIジョーなので荒唐無稽な所は多々あるが、それを納得して観れば、十分面白く仕上がっている。いろいろ仕掛けも良かった。 [review][投票]
★3クラーケンフィールド/HAKAISHIN(2006/米=カナダ)脚本家4人の割には、不要セリフ多いし、細かい辻褄合わないし、パニック物かアドベンチャーかどっちつかずになった。正に船頭多くして・・・だ。クラーケンはコワくないし、盛り上がりにも欠けた。原案は悪くなく、それを生かしきれなかったのが残念。[投票]
★3エビータ(1996/米)歌曲は賞取りの「You must love me」より、「Where am I going」と「Don`t cry for me Argentina」が良かった。バンの狂言回しが、随所のおもわぬ所に顔を見せ、大いに笑えた。物語は次から次へと怒涛のようで、あっという間に終わった感じがした。 [review][投票]
★5銀河鉄道の夜(1985/日)原書よりよく出来ている。猫の世界なのにスーッと入っていけるこの不思議さ。映画は映像を持つ分、説得力が有った。昔原書を読んだ時に気になっていた箇所が3か所あった。 [review][投票]
★3G.I.ジョー(2009/米)前半は、ご馳走ばかりを急いで食べさせられて味わう暇もなし。2.5点。後半は、力ずくで盛り上がり、訳分からない所も有ったが、種明しは驚いた。3.5点。‘シグナル消失’の原語が‘Night Raven’になっていて笑えた。〈闇夜の鴉〉。 [投票]
★3勝手にしやがれ!!成金計画(1996/日)典型的スラップスティック(ドタバタ)コメディで、あまり好きではないが、「白い粉専門業者」の営業マンとして現れる高土新太郎には大いに笑えた。こんな料理も出来ます、という黒沢のアソビというか、実力というか。[投票]
★5オルカ(1977/米)これはマカロニウェスタンだ。いやマカロニ・オーシャン:「荒野の〜」ではなく「荒海の復讐鬼」。ラテン語でシャチをオルカ・オルキヌス(死を招くもの)という。人間以上に頭がいいので手を出すと殺されるぞ、と解釈する。ただそこには運命のような物も感じた。 [review][投票]
★5銀座化粧(1951/日)銀座は化粧をしている。華やかな化粧。その裏、素顔の銀座には毎日を地道に生きる人々がいる。昭和25,6年の社会風俗(貴重!)を映す男、女そして多くの子供たち。原作、脚本が良い。成瀬も人の表情を丁寧に撮っている。暗くなっていないのがいい。佳作。[投票(1)]
★4勝手にしやがれ!!逆転計画(1996/日)これは面白い喜劇。話はフツーだが、後半の展開の伏線も有り、練られたセリフが抜群。やはり脚本は1人より2人だ。よく分からない黒川が妙にカッコいい。全くついていない時にはどうするか?の答えも用意されているのだ。[投票]