★4 | 遠い空の向こうに(1999/米) | どこの家でもそうだろが、子供はいつか出て行く。が、家を捨てて何ぼだと私は思う。映画は後半に至り、家族を丁寧に描いて、じっくり観れた。父 C・クーパー、母 N・キャナディ共に好演。主題曲と主題歌も共に良い。特に曲は映画音楽のベストの1本だろう。
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★3 | ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出(2015/英) | 実話だからか、少し抑え気味。「ローマの・・・」の方が、はるかにいい。P2は本当にあんな感じなのかな。付き合いが無いので、知らんけど。サラ・ガドンが順を追うごとにそれらしく、美しくなって行ったのは、good!でした。 | [投票] |
★4 | フォート・ブロックの決斗(1958/米) | ゆったりと進むが退屈はしない。段々と作者の意図が見えて来る。原題が示している―「この(越えるべき)幾千もの丘」だ。野望に燃える若者を見守る西部の自然が、雄大で美しい。
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★5 | その男ゾルバ(1964/米=ギリシャ) | ゾルバが最初持っていた楽器、サントゥーリの弾いている所を観たかった―シーンカットか?‘ビルの街’の住人は安易に自然児に憧れるが、彼は甘くなく本当にしたたかだ。私は彼らより彼女らに目が行った。 [review] | [投票] |
★4 | レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―(2009/中国) | さて、皆の知っている話のはずが・・・えっ、こんな話?と展開する毎に、‘三国志演義’は遠ざかった。しかし、史実なんてその時代の作者が好き勝手に筆した物だから、例えば22世紀の物は又違うだろう。だからこれで良しとすべき、と自分を納得させた。
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★5 | レッドクリフ PartI(2008/中国=香港=日=韓国=台湾) | 関羽雲長の登場シーンを観たか!中国人の関羽崇拝は根強いからね。私は趙雲子龍ですが。音楽(岩代太郎)が殊の外良い。皆の知っている話だがしっかり作られており、物語世界に没入できる。下回分解。 | [投票] |
★4 | 日本の黒い夏―冤罪―(2000/日) | この事件はオンタイムで知っているが、被疑者は物静かで落ち着いた印象があった。こんな人でなければ、非情な取り調べに嘘の自白を早々にしていたのではないか。本作は、原作戯曲があるが、‘若い目’を切り口にした時点で、もう半分成功したといえると思う。 | [投票(1)] |
★3 | ポンペイ(2014/米=カナダ=独) | いい映画というか無難にまとめた映画。バランスの取れた編集、火山のディザスター描写も合格水準、思った通りに話も進む(笑)。難を言えば、両主人公共にカッコいい人が欲しかった。あとポンペイ市の位置を地図で示したのは良い(私含め意外と知らない人が多い?) | [投票] |
★3 | バニラ・スカイ(2001/米) | ラスト30分からが俄然面白い。丁寧なのは分るが、120分位を希望。トムの起用は、余りにカッコ良いから、妬いた? トムファンの女房がワーワー言っている。ペネロペの仕草はホントに可愛い。演出でもチト出せない。キャメロンではまた違ったものになっただろう。 | [投票] |
★4 | ピエロがお前を嘲笑う(2014/独) | 魅力ある邦題。劇中出て来る‘Clowns laughing at you=CLAY’を訳したものだが、「お前」は観客の意味だろう。私はしっかり嘲笑られた。原題「Who am I」も最後迄観れば、成程と思わせる良いタイトルだ。 | [投票] |
★3 | 追跡(1947/米) | 男と女の愛憎を描いた力作だ。 [review] | [投票] |
★3 | 斬る(1962/日) | 映像が素晴らしい。鬱蒼とした森、山辺の道、川辺の道のシーン、また建物内外の美しさをしっかりと画に捕えている。一方、話は邪剣、女、非情そして無理っぽい展開と柴錬らしい。‘プレ狂四郎作品'ではないか。後半、雷蔵の顔が狂四郎に見えた。 | [投票] |
★3 | ヴェノム(2018/米) | 結果的に見て、新しいヒーロー作りにいろいろ苦心惨憺したという感じだ。
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★3 | 不滅の恋 ベートーヴェン(1994/米=英) | ベートーヴェンがこんなに熱情家だったとは知らなかった。改めて、聞きたくなった。やはり「クロイツェル」だな。カールの緊迫シーンに流れる曲は、交響曲7番の第2楽章。「落下の王国(‘06)」にも使われるが、名曲中の名曲だと思う。 | [投票] |
★3 | スコーピオン・キング(2002/米) | アッカド王朝滅亡は前2150年(諸説あり)なので、時代もその頃だと思うが、武器の種類、都市の名前なぞメチャクチャ。でもでも、脚本は全く素直で、無理も破綻もなし。徒らに無駄に魔法なんかは出て来ない。楽しさだけ、一杯だ。 | [投票] |
★4 | アウトバーン(2016/英=独) | 若者の愛、大物の演技、原題(=衝突)通りのノンストップカーアクション。この3つ見所が一杯一杯に詰め込まれ過ぎている。相乗効果で何も残らないともいえるし、各々濃くなったともいえる。雪中のバカゲームは昔やった。愛はいつも幼くて、単純で純粋だ。愛に4点 | [投票] |
★3 | 天地明察(2012/日) | 宮崎は特に何もしないが、微笑みが満点でした。久石の音楽はよく考えられている。主題曲は佳曲。前半登場の笹野と岸部両人がいい味を出している。「若い師というのは実にいい。弟子になりたいものだ」という発言も2人をよく表わしていた(原作通り?)。3.5点 | [投票] |
★4 | ドラゴン・キングダム(2008/米) | どこかで見たシーンばかり。それは残念だが、全体としては立派な娯楽作品だ。白髪魔女キャラがいいし、その馬の額飾りの見事な事―細かい配慮が嬉しい。リーには騙された(笑)。2人の決闘シーンは圧巻!恐さに立ちすくんだ時は・・、呼吸を忘れるな、を忘れない。 | [投票] |
★3 | 無法の王者ジェシイ・ジェイムス(1957/米) | 私にはロバート・ワーグナーはTV「スパイのライセンス」の洒脱でカッコいいイメージが強く、無法者には全く見えない。話も淡々と進む。カットバックで変化を付けているが、時間経過が分かり難い。さすがに終盤だけは面白かった。 | [投票] |
★4 | 毎日がアルツハイマー ザ・ファイナル 最期に死ぬ時。(2018/日) | 死についてボーっと考えるのではなく、具体的に‘死に方’の色々な選択肢を示してくれているので、勉強になった。「自死ほう助」という死に方も初めて知った―私にはちょっと無理と思う。人生は何が有るか分からない・・・ので、ぽっくり往くのが1番かも。 | [投票] |