ペンクロフさんのコメント: 更新順
人類創世(1981/カナダ=仏) | 描くポイントを絞りに絞った『2001年宇宙の旅』の「人類の夜明け」が神話の断面なら、今作は艶笑フランス講談。ただ細部のリアリティは『2001年』に引けをとらない。 [review] | [投票] | |
俺たちスーパー・ポリティシャン めざせ下院議員!(2012/米) | ダン・エイクロイドの出演は『大逆転』への敬意ゆえか。ウィル・フェレルはいつ見ても最高。 | [投票] | |
打ち上げ花火、下からみるか?横からみるか?(1993/日) | こういう連中がイヤで苛々していたガキの頃を思い出す。 | [投票(1)] | |
PK ピーケイ(2014/インド) | 正面から宗教に切り込む脚本は素晴らしいが、やや冗長。国宝級役者アーミル・カーン、眺めるだけでも眼福。 | [投票] | |
デ・パルマ(2015/米) | デ・パルマのような作家作家した作家でも、我々の想像以上に興行の成否を気にしているのが印象的だった。比較的凡作と思われる『ミッション・インポッシブル』でも「あれは売れたねえ」とニコニコ。そうだよな嬉しいよな。 | [投票] | |
インターンシップ(2013/米) | Google協力のGoogle提灯映画で、Googleへの就職イコール意義ある人生の実現みたいに描かれている。実際そうなのかもしれんしオレもGoogleのサービスには世話になってるが、映画としては筋が悪い。 | [投票] | |
若おかみは小学生!(2018/日) | 女児向けアニメゆえなのか尺が短く、もう10分あげたかった。鬼気迫る偏執狂的な美術と作画が、おっこや幽霊たちに実写以上の身体性と実在感を与えている。春の屋に泊まってみたい、そう思わせるだけでも驚異的なアニメだと思う。 [review] | [投票(4)] | |
茄子 スーツケースの渡り鳥(2007/日) | 「水曜どうでしょう」ファンの高坂希太郎監督、大泉洋に引っ張られて主人公がルパン化。藤村Dまで出てくる。峠を自在に動くカメラが凄い。 | [投票] | |
ダウンサイズ(2017/米) | アレクサンダー・ペインは阿呆なのか [review] | [投票(2)] | |
たたり(1963/米) | 撮影照明編集など超絶技巧の映像演出が満載で『市民ケーン』や『サイコ』の強い影響を感じる、と思ったらロバート・ワイズは『市民ケーン』の編集やってたんだな。オーバーラップの途中に別の画を忍ばせるのは、地味に怖いのでやめていただきたい。 | [投票] | |
ダンガル きっと、つよくなる(2016/インド) | 砂上の格闘技クシュティーから世界の共通肉体言語レスリングへ、小乗から大乗への流れを丁寧に描いている。クシュティーの戦士たちを映しだすオープニングには敬意と愛情が溢れており、好きだ。(161分オリジナル版) [review] | [投票(1)] | |
パパVS新しいパパ2(2017/米) | お話がとっ散らかった感は否めないが、老優2人の参戦は眼福。ベタなコメディの定形の中に、素晴らしい瞬間が幾度か訪れる。降誕劇の扮装での諍いと、それに続くウィル・フェレルが雪玉を投げつけられない場面には胸を衝かれた。 | [投票] | |
ミッション(1986/英) | 公開当時は「滝から十字架ごと人が落ちる!」と残酷映画みたいな宣伝がされており、中学生のオレは釣られて観に行ったもののなんだかよく判らなかった。今観ると、任侠映画と『七人の侍』を混ぜ合わせたような珍品。 | [投票(1)] | |
WOOD JOB!(ウッジョブ)〜神去なあなあ日常〜(2014/日) | ダラダラ長い題名にも関わらず、かなり周到に作りこまれており悪くない。ただ、幾度かスベってる場面のせいで損してる印象が強い。撮影とロケ地がいい。 | [投票] | |
劇場版 マジンガーZ / INFINITY(2017/日) | 全然まったく旧作の続きという感じがせず、深い断絶を感じる。兜甲児は別人のようだ。もっとバカで、いいかげんで、軽やかで、情に厚いべらんめえな男だったと記憶している。ドクター・ヘルは立派だった。 | [投票] | |
悪いことしましョ!(2000/米) | バスケ選手のくだり、本気でアスリートをバカにしてる感じがして好きだ。 | [投票] | |
劇場版 はいからさんが通る 前編 〜紅緒、花の17歳〜(2017/日) | たいへんチャーミング。決して高級を気どらず、名作も志してない、ただ愛らしく、気安く、ベタで上等の大衆ゴラク。『機動戦士ガンダムUC』で名をあげた古橋一浩監督、やはり本物だった! [review] | [投票] | |
ウィッチマウンテン 地図から消えた山(2009/米) | 毎度子供騙しのディズニー映画なれど、ロック様のポテンシャルは見せた。多くの役者が長い年月をかけ苦労して獲得する代替不可能性をいきなり当たり前のように持っており、存在するだけで大衆を惹きつける本物のスターだ。 | [投票] | |
カメラを止めるな!(2017/日) | 低予算をアイデアとガッツで突破した作品と世間では言われているものの、アイデアとガッツがあっても残念ながら面白くない低予算映画は世に幾らでもある。やはり才能と言う他はない。 [review] | [投票(16)] | |
マンハント(2017/中国) | 高倉健が無実の罪を着せられて…と聞けば、誰だって面白そうだと思う。この映画も予告編は超面白そうだった。人知を超えた何かの力が働いて、底抜け超大作は誕生する。それにしてもジョン・ウーの凋落には胸が痛む。 | [投票(2)] |