★4 | ほら男爵の冒険(1961/チェコスロバキア) | 原書のバラバラ話を1つの一貫した物語にまとめた点と、何と言ってもラストーこんなオチにするとは、素晴しい。しかし、あののどかな鄙びた味わいが少し減じたのは、少し残念。 | [投票] |
★3 | 紙ひこうき(2012/米) | こんなバカな!と思いながらも、動き始めた時に頑張れー!と声掛けていたね。 | [投票] |
★0 | 破門 ふたりのヤクビョーガミ(2017/日) | 蔵、ゆり、ほうか、國村さん、竜童と好きな人ばかりで楽しめた。ゆりはもっと欲しい。こんなん観るとサバキ、本家筋、段取り破門等役立たんガラ悪い言葉ばっかり覚えてしまう(笑)。監督は上岡龍太郎の息子やて。映画見る限り素直そうなボクや(笑)。 | [投票] |
★4 | キッズ・オールライト(2010/米) | どんな形の家族であろうと、本質的な所は同じなのだと気付かされる。家族はすぐに作れるが、心のつながった家庭になるには、やはり時間がかかるんだということも教えてくれた。 | [投票] |
★4 | グレートウォール(2016/中国=米) | 歴史の教科書を思い出す。現存する殷周時代の‘饕餮文様’であり、それを映像化したのは見事。又中国の三大発明‘火薬、羅針盤、印刷’内2つが出て来る。全編アイディアの洪水で、鑑賞は息つく暇なし。エンターテイメントに徹し切った。 [review] | [投票] |
★3 | キャメロット(1998/米) | 悪党がいつ悪魔になったのか又娘の成長って時間たちすぎとか映像迫力ないとか欠点はあるが、禁断の森の話は面白く、全体構成もいい。双頭中も楽しいし、良い曲も有った?。今(2022)なら、女の子が主人公だし、技術も進んでいるし、もっと良い作品になりそう。 | [投票] |
★3 | クワイエット・プレイス(2018/米) | 数年ごとに、こういう映画が有る。少人数の登場人物で、特異な既設定で、怪(人)物が段々と迫って来る。今作の良点は登場人物を家族にした事。観客のシンパシィが上がる。案の定の展開だが、異色は長女が聴覚障碍者という事(現実も)だ。彼女が一番存在感が有った。 | [投票] |
★4 | ザ・クリーナー 消された殺人(2007/米) | 日本人は論理より感で犯人を当てる、といわれる。本作もそう? だが真相の方は難しい。ただ伏線はいろいろに張られている。監督は商業作家だが、時にいいシーンが有り、嫌いではない。哀しいラストも私好みで、推理ものとして捨て難い1作。 | [投票] |
★3 | 鬼平犯科帳(1995/日) | 鬼平はさっぱりしている。情は深いが拘泥しないあっさり感。そこが江戸風であり、魅力なのだろう。撮影はゆったりとして、じっくり観れる。前半、後半に話が分かれ、前は後の伏線になっているという仕掛け。料理の鉄人道場さん、エンディングのギターソロも良い。 | [投票] |
★3 | エンドレスサマー(1966/米) | 本作は旅行記にもなっていて、土地々の風物も楽しめ、私のような門外漢でも楽しめる。サーフィンは難しそうで、又危険と隣り合わせ。でもパーフェクト・ウェイブで長いライドをすると本当に楽しそう。 | [投票] |
★4 | 死者の書(2005/日) | 原書を読んだが、国文学に明るくなく、難しかった。映画はセリフもそのままで、観客は1回観て大意は訣(わか)ろうが、細かい表現は判別できないように思われる。現在風なセリフ廻しにした方が良かったと思う。 [review] | [投票(1)] |
★3 | 家族はつらいよ2(2017/日) | こんな人がこんな人生送ってこんな風になって行く。自分自身そして周りを振り返って、一歩(2歩か)間違えば、同じ境遇だったとつくづく思う。なさそうでよくある話だ。山田監督ではないが、人の一生なんて笑うしかないのだろう所詮。あと上手いシーン1つ。
[review] | [投票(1)] |
★5 | 悲しみは空の彼方に(1959/米) | 観終わって心に引っ掛かったのは、何故ラストをあんな形にしたのだろう?―延々6分も使って―だ。どうしても美しいローラ(とスティーヴのこと)にずーっと目が行っていた。そこでタイトルのことを考えた。 [review] | [投票] |
★3 | わんぱく王子の大蛇退治(1963/日) | 伊福部はどれを聞いても、ゴジラに聞こえる(ファンの方すみません)。演出助手に高畑勲の名。氷世界古代戦士の服のデフォルメが秀逸。戦いは火神も大蛇も圧巻。ただ谷底へ落ちる一匹がいるが、八岐大蛇は胴体が1つなので、これは有り得ない(子供小学生の指摘です)。 | [投票] |
★4 | コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020/日) | これは‘詐欺’ですね。仕掛けたのは脚本家古沢。相手は我々観客だ(ダー子たちが、執事とか赤星に仕掛けた物語ではなくて)。そのアイディアに一瞬成程!と感心してしまったので、素直に4点献上。 [review] | [投票] |
★3 | 昭和残侠伝 吼えろ唐獅子(1971/日) | 善者(ええもん)に次から次へと降りかかる災難。どうなる?々という面白さを満喫できる。もっともスターが5人で、松方、松原はまだしも鶴田はさすがに脇には回らんだろう。いつもの道行きで、これは残侠伝だったと思い出したぜ。ぶち込み過ぎ。崩れたバランス。3.5点 | [投票] |
★3 | 昭和残侠伝 死んで貰います(1970/日) | 本作はどの映画サイトを見ても高評価だ。何故?物語も傑作でもなく、たぶん題が良かったからと推測する。最初いつもと違う高倉も即いつも通りだ。いつもよりカッコいいのは、池部か。あっ、もう1つ。カタギがドスが欲しい時はどこに行く?―質屋だってさ(成程)。 | [投票] |
★4 | 昭和残侠伝 唐獅子仁義(1969/日) | 素朴な疑問:名古屋はどうなった? それはさておき、ヒロイン藤純子の存在感は半端なかった。そして、テーマは題通り、‘仁義’だ。仁義、義理、人情、筋目を通す、だ。 [review] | [投票(1)] |
★3 | 昭和残侠伝 血染の唐獅子(1967/日) | 幼馴染の男と女、男と男ということで、物語が素直にまとまった物語。まとまり過ぎて、面白みは減じた。藤は可愛く力演だったが、精彩を放ったのは、牧紀子(染め奴役)ではないか。江戸前の木遣り歌が、余りにも渋い。 | [投票] |
★3 | 昭和残侠伝 唐獅子牡丹(1966/日) | 石で宇都宮と言えば、有名な大谷石か。その石切り場が見れる。遠くに小屋掛け等もあり、現実味のあるセットだ。池部の登場は突然で、無理っぽい。お約束があるので、仕方ないが。高倉と三田の迫真のシーンはちょっと暗い照明が、良い。3.5点。 | [投票] |