ペンクロフさんのコメント: 更新順
ロスト・ワールド(1925/米) | オレは目撃した。そこには間違いなく「失われた世界」が在った。それは、「失われた驚き」そのものだった。 [review] | [投票(5)] | |
大アマゾンの半魚人(1954/米) | もの言わぬ半魚人は誰にも理解されない。半魚人が出てくるから荒唐無稽な映画なのではなく、理解されないということを描いているからこれは極めて現実的な映画だ。それが現実だからこそ、泣けるのだ。 | [投票(2)] | |
エマニュエル(1984/仏) | 雨のブランコ、パーティー会場のテーブルの下、ミシンの上、金の砂。思春期のオレの脳裏に刻まれた珠玉のエロ幻想。 [review] | [投票(1)] | |
キル・ビル(2003/米=日) | 極めて手堅く作られた、魂焦がす王道復讐譚。 [review] | [投票(27)] | |
レザボア・ドッグス(1992/米) | ビデオ屋のバイトあがりがこれだけの映画を作った。低予算映画では監督の才覚がはっきりあらわれる。当時ビデオ屋でバイトしてたオレは、これはえらいやつが出てきたなあと呆れかえった。 [review] | [投票(6)] | |
その男、凶暴につき(1989/日) | 犯人を追って走る刑事が、だんだん疲れてきてとうとう歩いてしまう映画をはじめて観た。面白い! | [投票(6)] | |
3−4X10月(1990/日) | 目のさめるようなトカちゃんのワンツー。あのワンツー以降、監督の技巧は勿論、ユーレイの存在感すら含むこの映画の全てがあざとい嘘に見えて鼻につく。 | [投票(2)] | |
世界残酷物語(1962/伊) | 傑作中の傑作ドキュメンタリー。「残酷」という視点から世界を見渡してみせたというだけで、永久に映画史に残っていい。世のドキュメンタリー作家は、全員まず『世界残酷物語』を観ろと言いたい。 [review] | [投票(7)] | |
クローサー(2002/香港) | 決してヴォルテージの低くない面白いアクション映画であるにもかかわらず、登場するだけでビッキー・チャオは『クローサー』をアイドル映画に変えてしまった。凄い。 | [投票] | |
ネバーエンディング・ストーリー(1984/独) | 子供の頃この映画の特撮が凄いと騒がれていたが、当時からあんなもん全然たいしたことないと思っていた。猛犬の目が豆電球ってのはどうなんだよ。ファンタジーは手を抜けばキリがない。 | [投票] | |
ウォーク・トゥ・リメンバー(2002/米) | いくらなんでもテキトーに作りすぎだ。マンディ・ムーアが可愛いからとチャラにできるレベルを超えている。 [review] | [投票] | |
メガゾーン23(1985/日) | 80年代ド真ん中、時代を撃ったオタクのニューシネマ | [投票] | |
アーノルド・シュワルツェネッガーのSF超人ヘラクレス(1970/米) | どこぞから連れてきたボディビルダーを「ヘラクレス」と言いきる心意気に感動。普通はこの予算でギリシャ神話の神々が出てくる映画を作ろうとは考えないですよ。この挑戦には心から拍手をおくりたい。拍手だけですが。 | [投票] | |
孫悟空(前篇・後篇)(1940/日) | 金角銀角のロボット帝国の崩壊は『メトロポリス』ばりのSF。自由闊達、軽妙洒脱。エノケン最高です! | [投票(1)] | |
パラダイス(1982/カナダ) | 80年代に少年だった我々にとって、この映画はパラダイスそのものだった。フィービー・ケイツが天下を取っていた時期は本当に短かったけど、それだけに水浴びする彼女のすっぽんぽんは鮮やかな記憶となり今も胸に残っている。オレはあの水になりたい。 | [投票(2)] | |
リベリオン(2002/米) | ベタネタを芸もなく羅列する作り手は物語を全然信じておらず、だから観ていても一切感情が乗らない。現象の面白さだけで観ようにも、唯一の目玉であるガンカタは映画の中でほとんど突き詰められていない。だが、そもそもガンカタが主役ではダメなのだ。 [review] | [投票(11)] | |
あおさぎと鶴(1974/露) | チョロい痴話喧嘩でも、丁寧に見せられるとこんなに面白い。アオサギもツルも似たようなもんじゃねえかと思っていたのに、いつの間にかお話にのめりこんでいる。知ってる噺でも名人が語れば笑ってしまう落語の味わい。 | [投票(1)] | |
座頭市(1989/日) | 風をあつめて躍る市。映画以外にありえないケレンあふれる佇まい、映画でしかお目にかかれぬ男の貌の凄み。意味のわからん場面だらけでも、この映画がギラリ光った刹那刹那は今も心に残って鮮やかだ。それは居合いの斬れ味だった。 | [投票] | |
千年女優(2002/日) | まず松本零士に仁義を切った上でのこのタイトルなのか、ということが気になる。或いは喧嘩を売っているのか。喧嘩なら、オレがいつでも買ってやる。 [review] | [投票(11)] | |
狐と兎(1973/露) | 困ったウサギを最後に助けてくれるニワトリがカッコよすぎる。 | [投票(1)] |