★3 | 沈黙の処刑軍団(2013/米) | 「政府の仕事で培った腕と技能で悪の組織を作った」との語りが入る。沈黙シリーズは主人公がCIA局員で、やがて退職し又色んな事件に巻き込まれるという内容だ。主人公はセガールの夢か、はたまた現実の話か?現実とすると、こんな指摘をする私は消されるかも?? | [投票] |
★4 | しとやかな獣(1962/日) | よく考えられた密室劇。 [review] | [投票(2)] |
★3 | ラストエンペラー(1987/英=中国=伊) | さすがに長い。紫禁城は広い。時代に翻弄される人々の叙事詩。P・オトゥール先生がスコットランド人なので民謡「Auld lang syne」(蛍の光)の演奏で見送るシーンがいい。が全体に特に心に迫って来るものはなかった。それと‘教授’(坂本)に俳優は無理だね。 | [投票] |
★4 | ジャージー・ボーイズ(2014/米) | 世の中は天才が進める。だからこそ我々と同じ天才でないニックの「あの天才二人は、俺の不在に気付きもしないさ」に笑えるし又「100万枚を売った男(俺)には誰も非難をさせない」という矜持もよく伝わって来た。ホンも良いが、完成度を高めたのは監督演出だろう。 | [投票] |
★3 | ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!(1964/英) | 彼らの高慢ちきな態度が少々鼻につくが、ファンにとってはそれも魅力の1つだろう。曲は云うまでもなく素晴しいが、ドラマ(一応脚本がある)は面白くない。もっとも、この映画で物語が面白くても意味がないかもしれないけどね。 | [投票] |
★3 | 怪盗グルーのミニオン危機一発(2013/米) | 今回も色々アイディアがあり飽きさせない。がミニオン、アグネスの可愛いシーンと本来の物語シーンがバラバラ。というか可愛いシーンに時間を取られ過ぎた。ミニオン人気は爆発的だが、それを如何に生かし、更に良質の作品に仕上げるかが今後の課題だろう。 | [投票] |
★3 | スター・トレック イントゥ・ダークネス(2013/米) | 戻って来ましたね、「宇宙大作戦」が。カークとスポックの‘掛け合い漫才’又カークの悪い癖‘女たらし’と、絶好調。更には何人かのご指摘通り、前に観たシーンも戻って来た。でも半分位は忘れていたけどね。‘新しい生命や文明発見の旅’は次回からですか? | [投票] |
★4 | 最高殊勲夫人(1959/日) | 原作はサラリーマン小説第1人者といわれた苦労人源氏鶏太の明朗現代(ちょっと古いが)小説。その苦労人ぶりは主人公杏子の父、万年経理課長に活写されている。宮口精二は「七人の侍」(黒澤明'54)で有名だが、私としては代表作の1本として本作を上げたい。 [review] | [投票] |
★3 | ジョン・ウィック(2014/米=カナダ=中国) | 1人1人確実に殺していくのが、気持ちがいい。後始末業者とホテルのクラークとオーナーがいい。各々を主人公に面白い話が出来そうだ。で肝心の物語だが、このアイディアでは全体を支え切れない。又全体に甘い。脚本担当はライターではなく、ゲーム原案者か?
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★4 | ひろしま(1953/日) | 今迄に多くの原爆モノが作られ、又パニックモノが巷に溢れている昨今(2017)、我々観客の目には破壊された街とか阿鼻叫喚地獄なんてのは見慣れたシーンだろう。その点では、本作は比較的大人しい作品だ。が、私が興味をひかれたのは、
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★3 | 裏切りの荒野(1967/伊=独) | カルメンが可愛い過ぎ、妖艶さに欠ける。怪優K.キンスキーがやはり渋い。が、映画全体は渋くない。ホンもフラメンコギターの音楽も、荒涼たる岩山の撮影も悪くはないが、演出が悪い。監督に帰すべきものだろう。 | [投票] |
★3 | モンスターズ・インク(2001/米) | 子供の映画ではない。大人が作った、大人の映画だ。モンスターの世界は大人の世界そのものだ。 [review] | [投票(1)] |
★4 | 座頭市血笑旅(1964/日) | 少し無理がある発端だが、市と赤ん坊なんて絶妙な組み合わせだ。‘裏街道を歩く’なんて自虐的発言も多い市だが、本作では明るく素直でまっとうだ。赤ん坊相手だからだろう。音楽がいい。五木子守唄風だが、詞も曲もオリジナル作品だと思う。 | [投票] |
★3 | ソーシャル・ネットワーク(2010/米) | 今迄の映画では、存命中の人物を描く時はそれなりの配慮があったように思うが、この映画にはそういう意識が欠けているように感じられる。 [review] | [投票] |
★4 | 赤穂浪士(1961/日) | オープニング、ケレジットが絵巻物のよう。音楽(富永三郎)も美しく、切ない。もうこれだけで、お腹一杯。なのだが更に無言劇の素晴しさ。 [review] | [投票(2)] |
★3 | 沈黙の聖戦(2003/米) | 水出し文字というのだろうか?女の肌を水で拭くと浮かび上がる伝言の言葉。これは面白かった。言葉でもう1つ。「お父さん、大好き」。ダメ親父の私は、しばらくこんな羨ましい言葉を聞いていない。 | [投票] |
★2 | サイレント・ランニング(1971/米) | 知る人ぞ知る映画だが、少々期待外れ。低予算の為安っぽい感じは仕方ないが、撮影も脚本ももう一つ。セリフに中身がない、と言うよりこの物語ではセリフは不要だろう。SFアイテムの宇宙ステーションモデルとロボット(小人が入っているのか?)だけが良い。 [review] | [投票(1)] |
★5 | 北緯15°のデュオ(1991/日) | 「シンプウ」に行く兵士たちへの訓辞をする上官を川谷が扮する・・・あぁ、実際もこんなのだったのだろうなぁ・・・圧倒的で軍国調ではあるが感動すら覚える。しかし何と静かで穏やかな作品だろう。戦争に関った人々の想いがヒシヒシと伝わってくる、埋もれてしまった(?)秀作だ。 | [投票] |
★4 | 霧の村(1982/韓国) | 昔、東京で働いていた頃に川崎で観た。安はこの作品で各賞を独占したらしいが、おいしい役であり、むしろ林の力あふれる演出が良かった。林を更に好きになった一作。 | [投票] |
★5 | スローターハウス5(1972/米) | 原作より分かり易い。第2次大戦の連合軍の汚点とも云うべきドレスデンの町の爆撃。バロック様式の町並みは、似た街を探したのだろうが、雰囲気がよく出た。防空壕に入って出て来たら・・・とかダービー先生の人形の挿話・・・も原作と違うが、 [review] | [投票(1)] |