コメンテータ
ランキング
HELP

サイモン64さんのコメント: 点数順

★5キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002/米)2002年、28歳の彼。当時まだアイドル的な人気のあったデカプリオを2015年の今見ると相当の演技巧者だということがわかる。その後のインセプションやシャッターアイランドにつながる才能が弾けだしていて非常に興味深い一作。[投票(1)]
★5愛のむきだし(2008/日)まず長さにびっくりしたが、それは本当に驚くべきことではなくて、満島ひかり・西島隆弘・安藤サクラという、子供っぽささえ漂うような若いキャスト達の名演技を最後まで引き出し続けている監督の魔術めいた演出力だと思う。一見の価値あり。[投票(1)]
★5マッドマックス サンダードーム(1985/豪)ティナ・ターナーがすごい格好で出ていたり、魔窟の中で闘ったりする予告編を見て、単なるキワモノ映画なんだろうと思って敬遠してみたが、2015年の新作公開に合わせて見てみたら、結構まじめ・まともな語り口の映画で驚いた。[投票(1)]
★5バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014/米)予告編を見てファンキーでソウルフルなオッサンの話かと勝手に思っていたら、意外や内向的シクシク映画で肩透かしを食らった格好。だが中身はあらゆる事への批評ともなっていて、十人十様の解釈のできる深みのある名作。 [投票(1)]
★5インターステラー(2014/米)またノーラン監督にぶっ飛ばされた気分。ごく身近な家族、近しい人、人類そのものの未来...「誰を救うのか?」という対象の広げ方や閉じ方が絶妙ですごい。中身は人間そのものみたいな随行ロボットの描き方も憎い。前知識は絶対入れずに見たほうが良いと思う。[投票(1)]
★5小野寺の弟 小野寺の姉(2014/日)カナリのツボだなと思ったら「アフロ田中」と同じ監督なのであった。少々ペースがダルい感じではあるのだが、終盤に近づくに連れて姉弟が互いをどのように思いやっているのかが徐々に分かってくる作りがしみじみと楽しく、うれしい。これは向井理の最高のハマリ役ではないかと思う。いやー、映画って本当にいいもんですね。[投票(1)]
★5猿の惑星:新世紀 ライジング(2014/米)ほとんど猿の集団の中で物語が進行するのだが、それでいて人間の心理というものを見事に描いた傑作。相互の不理解や誤解が産む悲劇からは、今を生きる人類すべてが学ぶべきところは多い。 [review][投票(1)]
★5愛しのローズマリー(2001/独=米)表現が非常に難しいが、この映画の主題はディズニーが「美女と野獣」で描いた「外見の底に隠れた心の美しさは、やがて救済されて外見も美しくなる」というような単純かつ欺瞞めいた図式ではなく、人の心のあり方に向けられたまなざしは深く、そこに涙を抑えることが出来なかった。名作。[投票(1)]
★5フライト・ゲーム(2014/米=英=仏=カナダ)久々に理屈抜きで楽しめる映画登場。メール画面の表示が実に上手いし(いちいちスマホの画面とか写してたらかったるくて仕方ないよね。このへんわかってない映画がすごく多い)、小道具多数の使いかたも巧みだ。 [review][投票(1)]
★5劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語(2013/日)前作の成功に甘んじないものすごい作り込みに感動した。既に数回見ているものの本当には理解できていないのだが、作り手の熱量を強く感じるすごい映画であることは間違いない。もっとたくさんの人に見てもらい、評価して欲しいと思う。[投票(1)]
★5ブルージャスミン(2013/米)悪意や底意地の悪さは微塵もなく、淡々と場面を積み重ねていく監督の視点が素晴らしい。キャスティングも秀逸。「これだから女ってヤツは全く」と書くと、差別だなんだと怒られそうだが、そう思わせる典型的な女性の行動を見る気がする。[投票(1)]
★5ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013/米)この大長編映画を全くダレさせず飽きさせない監督マーティン・スコセッシと、ディカプリオを始めとする俳優陣の演技力にただただ感服。 [review][投票(1)]
★5キック・アス ジャスティス・フォーエバー(2013/米=英)面白いか面白く無いかと問われれば、やっぱり1の方が面白いわけだが、なんといってもキック・アスが、そしてヒット・ガールが再びスクリーンに蘇る感激。もうこれに尽きると思う。キック・アスよ永遠なれ。 [review][投票(1)]
★5アフロ田中(2012/日)ところどころ声を出して笑ってしまった。『風俗行ったら人生変わった』を見たときにも思ったのだが、佐々木希って俳優として外見のみならず内面的にも結構イイような気がする。[投票(1)]
★5ゼロ・グラビティ(2013/米)裸眼視力が良くないと宇宙飛行士にはなれないんだねー、と実感。 [review][投票(1)]
★5キャプテン・フィリップス(2013/米)アメリカという国家は圧倒的な国力でもって国民の安全を守ってくれるんだなというプロパガンダを感じないでもないが、危機対応の様々な手順や冷酷なシステムには単純に感心した。哀れを感じさせながらも、ウエットに流れない演出も非常に良いと思う。[投票(1)]
★5REDリターンズ(2013/米)カットや動きのめまぐるしさに反比例した「上品」と行ってもいいくらいのスムーズな映画展開に驚く。俳優たちもテレも気負いもなく、なんで洋画だとルパン三世の実写的なものをこんなにあっさりおしゃれに撮れるんだろう。[投票(1)]
★5スプリング・ブレイカーズ(2012/米)前半の選曲センスの良さと打って変わって後半だるーくなる音楽が彼女たちの心境を表しているのかも知れない。しかし、こんな安易な自分探しの映画が作られるなんて世の中進退極まってる感じがする。[投票(1)]
★5マン・オブ・スティール(2013/米)脇役が豪華すぎてそっちが驚きの連続だ。昔マーロン・ブランドがやってた親父役は大概ひどかったけど今作は皆すごい演技を見せてくれる。テーマ曲はジョン・ウィリアムズでもないし、なんだか暗ーいストーリーだけど、悪役には悪役の言い分が用意してあってそこに感心した。 [review][投票(1)]
★5スター・トレック イントゥ・ダークネス(2013/米)予告編で流れたマグマのシーンが、クライマックスではなくただの前座だとわかったときの衝撃。全編超絶CGの濁流に飲まれるような映画ではあるが、スポックの性格設定を「実は結構熱い人」にしたのがこのシリーズの成功の源であろうかと思う。しかしかえすがえすも今回の敵役の心情・動機がイマイチ判然としないのであった。[投票(1)]