★4 | もうファーストカットから「これぞヒッチコック」という建物の不安定な仰角カットで唸ってしまう。警察署でのアン・バクスターの回想シーンで人物にパンしながらフラッシュバックを繋いでく華麗な技巧も必見。人物の複雑な関係性を解きほぐすように提示していくヒッチコックの語り口は矢張り見事なもんだ。 (ゑぎ) | [投票(4)] |
★3 | 不自由を自ら選択する自由人についてのヒッチコックの私的思い入れに満ちた詩篇。この不自由状態を表現するのに、モンゴメリー・クリフト の硬い美貌とロバート・バークスの意識的に硬質なローキーの画調がものすごい効果をあげている。 (ジェリー) | [投票(4)] |
★5 | 下からの斜めアングルによる撮影が効果的に使われているのに注目。事の真相を知らない他の人物達の何気ない会話が観る者にぐさりとささるヒッチコック演出の素晴らしさよ!…真実も、そして嘘も同じく人を傷つける…アン・バクスターの演技も忘れがたし。 (ガブリエルアン・カットグラ) | [投票(3)] |
★5 | 予想外の面白さ [review] (マカロン) | [投票(2)] |
★4 | モンゴメリー・クリフトとアン・バクスターを初めとする俳優陣の好演と、斜めのアングルや影を強調した構図のロバート・バークスの美しいカメラが印象的。サスペンスというよりは不安と苦悩の人間ドラマとして秀逸。 [review] (ぐるぐる) | [投票(2)] |
★4 | 神父のまっすぐな目が印象的。歩き方まで、まっすぐ、まっすぐ。神父のとても明解な人物像が、この映画の主題の明確さ、シンプルさに、そのまま結びついている。 (kawa) | [投票(2)] |
★3 | オープニングから無人のカットが延々と続く(唯一画面に映る人物が通行人エキストラのヒッチコック自身!)粋な導入。 [review] (緑雨) | [投票(1)] |
★4 | 光と陰、斜めに見上げるアングル、顔のアップと群衆の引き、、、、演出と編集の冴えで息がつけない。ユーモアはないし、彼好みの役者ではないけれど、やっぱりまぎれもないヒットコック作品。初見の時はモンティは違う、と思ったけど、
[review] (動物園のクマ) | [投票(1)] |
★3 | 変に真面目な物語には今ひとつノれないのだが、まるでフィルム・ノワールのような画面設計(特に夜の照明)は冴えまくっている。観客が抱く物語への個人的な好悪を軽く超越してしまうヒッチコックの演出力。 (3819695) | [投票(1)] |
★3 | 内面からにじみ出る精神的な苦悩を表現するモンゴメリー・クリフトの演技は相変わらず素晴らしい。話はどこか昼メロに出てきそうな感じでどこなく展開が読めてしまう。 [review] (わっこ) | [投票(1)] |
★3 | この手の話は、頭では理解できても実感が涌かないので主人公に感情移入できないことが辛い。ヒッチ映画の中では陰の要素が強いが、モンティの持ち味が暗さなので余計その感が強い。 (モモ★ラッチ) | [投票(1)] |
★3 | 本当に神父さんにはこんな事が起こってるんじゃないのか?と心配になった。懺悔を聞く方も大変だ。ヒッチコック映画は意地悪で苦手だけど、この頃の作品は真面目で上品で好感。 (mize) | [投票(1)] |
★4 | 神父は男だった。 (ドド) | [投票(1)] |
★4 | 端正な佳作。30分で状況をすべて観客に示し、30分でその裏付けをし、30分で解決させた。カールの嫌味な演技は拍手もの。伏線を回収しながらのひねったラストは弱いが、納得は出来る。すべては愛なのだ。ティオムキンは頑張り過ぎ。 (KEI) | [投票] |
★4 | ゲス野郎は誰か。 [review] (ぱーこ) | [投票] |
★4 | 十字架や磔像をパンフォーカスで主人公と共に捉えたショットはあまりに象徴的(意味がありすぎる)でつまらないのだが、本作のモンゴメリー・クリフトは最後までブレない。その歩みも姿勢も動揺こそすれど、周囲の態度に流されて翻意することは一度も無い。実に一貫した人物であり、そうした一貫性を映画は行動として外面的に捉えている。だから重苦しくとも面白い。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | ヘタすると、ダラダラと説明の羅列で終わりそうな物語を、編集、構成、アングルでしっかり引き締め、牧師の自転車など細かい遊びの要素で膨らみを持たせているトコロなどは、さすがの手練。しかし今回は、物語自体も面白かったです。 [review] (くたー) | [投票] |
★3 | こんな真面目な神父さん本当にいるのか?(06・7・05) [review] (山本美容室) | [投票] |
★4 | サスペンス映画にとって大事な時間。 [review] (t3b) | [投票] |
★3 | この時代の女優としては出色のアン・バクスターに☆一つ進呈。主人公の苦悩は仏教の坊主では出来ない内容ですね・・・? (RED DANCER) | [投票] |
★3 | おいおい! [review] (TO−Y) | [投票] |
★4 | 犯人以外の登場人物がほとんど一般市民とは言い難いところが興味深い。警察はもちろん、議員、検事、弁護士、そして司祭と<ある種の権力を握っている>お歴々ばかり。てゆーか犯人は移民で一般市民以下だし。 [review] (tredair) | [投票] |
★4 | 「王様の耳はロバの耳」状態のモンティ。忠実に聖職を全うするのは大変だね。 (AONI) | [投票] |
★4 | 日本人の私には今ひとつわかりえない「神父」という立場。それでも物語は充分に堪能できます。 (らーふる当番) | [投票] |
★3 | ネグリジェ姿のアン・バクスターがロケット型おっぱい。『死にゆく者への祈り』の元ネタなのでしょうか? (黒魔羅) | [投票] |
★3 | ローガンが言葉とは裏腹に神父を逃げ口にしたとしか思えなかった。自覚なんてものは後からでも芽生えるものです。 (マッツァ) | [投票] |
★3 | 告解を聞いた司祭はそれを他人に漏らしては行けないというルールを知識で知っていても、感覚として理解できないため、主人公の悩みに共感できにくかった。 (丹下左膳) | [投票] |