★4 | X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011/米) | 超能力バトルなのに、地道な修行シーンがある! これ、どなたかが書いてたけど、カンフー映画では必須の要素。このシーンがあるおかげで感情移入の度合いが格段に違ってくる。この監督はバトルものの旨味を分かってるなあ。 | [投票] |
★4 | ゾンビランド(2009/米) | 「笑えるゾンビ道中記」としてテンポ良く楽しく観られる。しかし、“生き残るためのテク”などの、随所に見られる少し抜けたセンスがそれほど功を奏しておらず、結局ありがちなドタバタコメディになってしまってるのがちょっと惜しい。あともうひとひねり何か欲しかった。 | [投票] |
★4 | 第9地区(2009/米=ニュージーランド) | とりあえず観ている間は面白い、のだが……。 [review] | [投票] |
★3 | 時をかける少女(2006/日) | 登場人物に体温がない。基本的にのび太の女版でしかない主人公がなぜモテるのか、もう少し説得力が欲しい。巧いアニメなのは確かなのに、微妙な物足りなさにかえってイラつかせられた。 | [投票] |
★3 | レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―(2009/中国) | 孫尚香の話はベタだが泣けた。しかしアップを多用しすぎの画面が窮屈で、大陸の広がりや、大規模戦闘のダイナミズムを感じられない。何よりも、肝心の赤壁の戦いが冗長で退屈。曹操とその陣営の魅力が前作同様あまりに乏しい。あんなんが夏侯惇てマジかい。 | [投票] |
★3 | レッドクリフ PartI(2008/中国=香港=日=韓国=台湾) | ところどころ魅せるシーンはあるけれど、雑なカット割りと、あまりに類型的な人物描写がつらい。魏の国が“人数だけ多いアホな国”みたいに描かれてたのも悲しい。これじゃ三国志じゃなくて二国志だ。 [review] | [投票] |
★4 | アイアンマン(2008/米) | ダウニーJrの飄々としたキャラクターが良く、アイアンマンが徐々に組み上がっていく過程も楽しい。こういうのに男ゴコロはくすぐられるのです。でも、空中テストの時はヘルメットくらい付けようよ……。(笑) [review] | [投票] |
★4 | ホット・ショット(1991/米) | つい最近、深夜放送で見た。ツボにハマってゲラゲラ笑うオレの横で、すっかり醒めている彼女の姿が……。えー、「この映画見てみなよ」って勧めたのアンタじゃないかよ! ひっきりなしに小ネタやってる連中の姿にオレは感動すらしたのになぁ。 | [投票] |
★2 | エンジェル(2007/英=仏=ベルギー) | こんな社交性ゼロの高飛車勘違い女がどう成功するかなんてはっきり言ってどうでもいい。だいいち劇中の描写だけでは、本当に文才があったのかすら疑わしい。女性に悪意だけを向けたこういう映画を作る意味がわからない。 | [投票] |
★3 | パンズ・ラビリンス(2006/メキシコ=スペイン) | 幻想と過酷な現実とを交錯させる手法は面白いが、いささかやり過ぎ。グロ描写が無駄にキツく、目を背けたくなる場面が多々あった。一方で“パン”の造形が妙に幼稚だったりと、この監督はホラーの素養はあってもファンタジーには不向きなのでは? | [投票] |
★3 | アメリカン・ギャングスター(2007/米) | 始終バタバタして落ち着きがなく、抗争もの、まして実録ベースならなお必要不可欠な、腰のすわった雰囲気がない。中盤になってようやく話が繋がって面白くなりだすが、そこに至るまでが非常に散漫。特に離婚のエピソードは描写が半端なために無駄に感じた。 | [投票] |
★4 | ザ・シューター 極大射程(2007/米=カナダ) | 生死の緊張感に満ちた前半は、このジャンルとしては非常によく出来ている。しかし後半になると、長大な原作を圧縮した反動か、途端に話が慌しく駆け足になってしまうのがもったいない。脇役のメンフィス捜査官の造形がなかなかユニーク。 | [投票] |
★2 | トランスフォーマー(2007/米) | 映像技術は凄いのに、メカの魅せ方がとにかく下手で始終イライラ。日本人が手直ししてなおこれか…。M・ベイのベタな熱血ぶりと、スピルバーグのファミリー向けな面とが交互に現れて、それが全然噛み合っていないし。どっちか片方に撮らせればまだマシだったかも。 | [投票] |
★3 | ボーン・アイデンティティ(2002/米) | デイモンの「普通のお兄さんっぷり」がアクションとサスペンスに意外性を持たせて、かえっていい効果を出している。ただヒロインはあまり役に立たないわりに騒々しいばかりで正直うっとうしい(巻き添えだから気の毒ではあるが……)。ラストも説明不足。 | [投票] |
★4 | ナイト ミュージアム(2006/米) | シチュエーションだけでも単純に楽しめるし、歴史をある程度分かっていれば、細かいヒネリやくすぐりでさらにニヤニヤできる。毒気は薄く、優しいコメディなので、吹き替え版で気楽に観るのをおすすめ。 | [投票] |
★3 | モンスター・ハウス(2006/米) | 話は可もなく不可もなく。まして実写でも作れる映画を、苦労してフルCGで作る意味が分からない。 | [投票] |
★3 | 300 スリーハンドレッド(2007/米) | ぶ厚い肉弾戦の迫力は堪能できるものの、人物もストーリーも薄っぺらい。映像イメージも過去の映画から拝借したようなものが多い。特に「指輪」や「HERO」との類似性はほとんど剽窃に近いと感じてしまった。 | [投票] |
★4 | クィーン(2006/英=仏=伊) | 厳格な史劇ドキュメンタリー的な映画を想像していたが、実際は意外にも暖かい優しさにあふれ、ユーモアさえ感じられる内容だった。皇室や閣僚の日常生活の、普通の人っぷりが面白い。それにしてもブレア首相はずいぶんいいとこ取りだな。 | [投票] |
★3 | スパイダーマン3(2007/米) | 前半は散漫でタルかったが、ブラックでノリノリのピーターには笑ったし、ラストの少年ジャンプ的な熱い展開もベタながら燃えた。しかし少々キャラクターを死なせすぎでは? | [投票] |
★3 | ドリームガールズ(2006/米) | やはり映画である以上、歌のチカラだけで押し切るのは限界があると思う。物語は抑揚の付け方が下手だし、人物描写もエフィを除いて薄すぎる。大半のシーンが目をつぶって“聴いて”いるだけでも済んでしまうが、それが優れた映画といえるだろうか。 [review] | [投票] |