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KEIさんのコメント: 投票数順

★3魔法使いの弟子(2010/米)CGも悪くなく丁寧な作り込みは出来ている。が、問題は脚本。いい原案なのに、突っ込み不足で物語も上滑り。後に何も残らない。人気が出たら、DLでアトラクションでも造るつもりだったのか?楽しいアトラクションを見ている感じがした。[投票]
★4宮本武蔵・巖流島の決斗(1965/日)高倉は鶴田より粗野な感じがあって、合っている。ラストなので、全員登場。その為脚本も無理をしているが、良し。又八一家は良かった、々。庶民には庶民の生活がある。剣客には剣客の人生があり、我々には我々の明日があるという事でしょうか。[投票]
★3宮本武蔵・二刀流開眼(1963/日)今作は盛上がりに欠けるが、次回へ繋がる編でもあり、連作の中ではこういう一遍も有ろう。実は10年前にも観ているのたが、‘老人と娘が共に溺れ、娘は助かり老人は死ぬ’―これは体力の差か?と何故か強烈に覚えていた。[投票]
★3ミツバチのささやき(1972/スペイン)この監督は、テクニックというか映像表現が抜群に上手い。特に本作は神可愛いアナ役を得て、力が入った。子供の心象、心の動きが見事に表現されている。が、それでどうなった、という物語が無い。 [review][投票]
★5宮本武蔵・般若坂の決斗(1962/日)2作目。物語が面白くなってきた。内田も勢いが出て来た。宝蔵院では黒川もいいが、山本が頭1つ出たか。キャスティングの良さは変わらず。お甲(木暮)又八(木村)そして御大(月形)は別格。ところで5点は私だけ(2017.11.22)。ちょっと寂しい。連作の1巻として佳作と思う。[投票]
★4宮本武蔵(1961/日)顔をどうしてこんなにクローズアップにするのか?良いと思わない。キャスティングと演技―おばば(浪花)と沢庵(三國)が傑出。若葉は変わらず下手だが、良家のお嬢さんそのまま。錦ちゃんは錦ちゃん、良いも悪いもない。キャスティングに+1点。[投票]
★4ジョン・カーペンターの 要塞警察(1976/米)アクション映画というより、ホラーだ。音楽の影響か、又サイレンサー銃の為か、本当にコワかった。キャラでは、ナポレオンもそうだが女職員リー、作り過ぎだがカッコいい。時折そしてラストは特に、‘低予算’がよく目立った。更なる工夫が欲しい。 [review][投票]
★4古井戸(1987/中国)ラストが秀逸。頭の部分は不要なシーン、イミフ(意味不明)のシーンも有るが、段々とまとまって来て、井戸掘削と主人公を巡る三角関係に収れんしてゆく。他、岩山の景色がよく撮れている。撮影にチャン・イーモウ(兼主人公役)。 [review][投票]
★3キング・ソロモンの秘宝 ロマンシング・アドベンチャー(1985/米)原作が冒険小説の雄ハガードの‘ソロモン王の洞窟’なので物語的には飽きないが、企画、音楽は‘インディ’の二番煎じだ。S・ストーンでお色気を狙い、コミカル風にしているが、その分シリアスさからは遠ざかった。単なる二流映画の1本になってしまった。残念。[投票]
★4月曜日のユカ(1964/日)スタッフが凄い。水の江滝子(企画)、ミッキー安川、黛そして倉本の名が見える。作ったのが愛の話。ユカは頭が足りないのかor逆にマトモなのか?どちらにせよ男社会が生んだ、男に都合のいい女だ。50年後には化石化か。4点は中平の画に。[投票]
★3わたしのハワイの歩きかた(2014/日)どんな‘歩き方’かと言えば、何のことはない、婚活の話だ。榮倉の長年の隠れファンとしては、もう少し演技力が欲しい。監督も脚本も俳優も、それなりにそれなりに、ざっとこなした感じ。ただラストだけは考えたようで「私、結婚・・・」このシーンは悪くない。[投票]
★5すれ違いのダイアリーズ(2014/タイ)甘い5点。ヒロインの許婚の毎度の不手際が、わざとらしい。がそれを覆って余りある日記の見事な使い方―前半は彼から彼女へ、後半は逆転する上手さ。なぞった文字を彼女が読む所は、絶賛もの。水上学校のエピソードも実話らしいが、実話を超えた佳い脚本だ。[投票]
★3龍三と七人の子分たち(2015/日)コントとしてのキレはあるが、映画のストーリーのキレは無い。映画というより、コント、ギャグのオンパレードで、だらだらと繋いで行った作品に見える。[投票]
★4ラストミッション(2014/米)マックQの手際の良さ。よく計算されている。自転車での車襲撃はベッソンらしい奇抜なアイディア。黒人一家8人。住居占拠なんて可能か疑問だが、父親ジュールスの底抜けの明るさで救われる。追い詰められる程、人は明るくなる?ジュールスと息子が活躍する続編を期待。[投票]
★4シング(2016/米)ショウは十分に楽しめた。更に本作は、個々の家庭描写が秀でている。特にロジータの家庭。夫は毎日疲れているサラリーマンだ。ある日、彼が帰宅すると・・・、 [review][投票]
★4オフサイド・ガールズ(2006/イラン)映画を見る限り、これはもう社会的に禁止する意味のない法律と分かる。「日本人女性は観ているよ」というのがいい。ドキュメンタリー風なのは、物語にして観客に深く考えてもらわなくても、社会の断片を映すだけで十分伝わると考えたからか。徐々に改革はされて行く。[投票]
★5血と怒りの河(1968/米)私にとって、特別な1本。今振り返ると、単に抒情的な所だけに魅かれていたように思う―抜けるように蒼い空、ヒロインの愛にかける想い等々。が、今考えると本作は加えて主人公の葛藤の綾(これメイン!)、親たちの思いも描かれていた様だ。 [review][投票]
★3日本一のホラ吹き男(1964/日)大ボラは吹くが、とにかく前向きで「人間、こじんまり諦めたら終わりだよ」と言う。ホラ吹き男というより有言実行の男とみた。「ヴァーッと行くか」あのバカげた振付が大いに笑える。前半の勢いが、後半は無くなって残念。[投票]
★3トランスポーター イグニション(2015/仏)カッコ良さが無くなって、代わりに(長寿社会を反映してか)主人公の親が登場でほのぼの感UP。美女がたくさん登場してエロ感UP。犯罪の隠された目的、主人公の過去の出来事、三銃士とアイディアは楽しめたが、まとまりが悪い。[投票]
★5あなたになら言える秘密のこと(2005/スペイン)‘一人’がヒシヒシと伝わって来る。家の冷蔵庫の中、仕事場での態度、油田掘削所で見つめる寒い海。コイシュ特有の揺れるカメラも、不安定な心を十分に表現した。秘密の事には触れる必要はない。触れたくもない。工場からの道、廃墟の独特な雰囲気の道も忘れ難い。[投票]