★3 | 冒頭、休日のオフィス街で早川を追いかけ気味に歩く倍賞にはミュージカルっぽい軽やかさを感じ期待を抱いたが、川を越え、河川敷での歌唱というお約束(しかもフルコーラス歌わない)を終えると、そこはもう嫌になるほどの山田洋次の世界であった。 [review] (ナム太郎) | [投票(1)] |
★4 | 山田らしからぬ硬質なロジックが世界を統御する松竹NVへの忸怩たる思い。階級差と人間性のよくある天秤話だが、徹底的に印象付けられる中空を見つめ黙考する倍賞の表情。岐路に立たされる我々の選択は大概に場当たりだ。そのことを思い知らされる。 (けにろん) | [投票(5)] |
★4 | 素直で真面目な青春映画。溶鉱炉はほとばしる情熱を表し、笑顔はとても爽やかだ。が計算高い冷たい世間を描くシリアスな場面も多い。音楽がシリアスを助長しているようで、少し疑問が残る。又本作のシリアス一歩手前で止まったのが、‘寅さん’ではないかと思う。 (KEI) | [投票(2)] |
★3 | 倍賞千恵子と待田京介のピンポンを延々と切り返しで撮る件など山田洋次らしからぬ斬新なアクション。初期にはこんな可能性もあったのだ、なぜ切り捨てたのだろう。
[review] (寒山拾得) | [投票(1)] |
★3 | 彼らが目指した郊外の団地は今えらいことになってますぜ。 (黒魔羅) | [投票(2)] |
★3 | 私の母の青春時代にそのまま重なる映画。母は丸ビルでOLをしていましたが、昼休みは屋上でバレーボール、アフター5にはダンスと、この主人公と大差ない生活を送っていました。 [review] (りかちゅ) | [投票(1)] |
★4 | 決してきれい事ばかりではない、昭和の下町の風景を描いた作品です(喜劇かと思ったら、結構まじめな青春映画でした)。 [review] (TM(H19.1加入)) | [投票(1)] |
★3 | 明るい(下町らしくベタベタな)ラブストーリーを期待していたら、空気がどんどん違う方向に。あら?なんか社会派的な?それはそれでいいけどさ。タイトルで勘違いさせないでよね。 (あちこ) | [投票(2)] |
★4 | 下町を描かせると山田洋次監督は名監督になるね・・・『寅さん』への一里塚的作品だね・・・ (RED DANCER) | [投票(1)] |
★3 | 山田監督が倍賞千恵子に求めたものとは? [review] (甘崎庵) | [投票(4)] |
★4 | なるほど、道夫(早川保)の訳知り顔の分別臭さと良介(勝呂誉)の素朴で純情なひたむきさを併せると「男はつらいよ」の博(前田吟)。町子(倍賞千恵子)に心配をかけ通しの弟に、後年の車寅次郎がだぶる。すると、やはり町子は、さくらの原型。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★3 | 背景やガヤにまできっちり演出がされていて、頭のいい人が作った映画なんだな、ということは分かる。[Video] (Yasu) | [投票] |
★3 | 「下町の太陽」なんて、明るいタイトルとは裏腹な作品。['07.5.14DVD] [review] (直人) | [投票(5)] |
★4 | 好き嫌いで言うのもちょっとアレだ(などと今更言うのもナンだ)が、こういう、小さな違和感を見過ごさずに自分で考えて答えを探す人、というかそういう物語は好きだ。 [review] (G31) | [投票(4)] |
★3 | お話はお説教臭いが、演出は若々しい。もう山田洋次のエッセンスをギュッと濃縮したような映画。倍賞千恵子に殆どのシーンでしかめっ面ばかりさせる演出には失望するが、浅草・花やしきでの勝呂誉との夜のデートシーンはいい。こゝもあざといシーンだが、流れ星の音「ルルルル」ってのは可愛い。 (ゑぎ) | [投票(4)] |
★4 | 車さくらの原点 [review] (TOMIMORI) | [投票(4)] |
★3 | 堅固で隣人との結束の強いコミュニティは、逆に他者に対し好奇心と警戒を崩さない。下町は甘美な匂いの蟻地獄。這い出る決意を固めた者は、他者を足蹴にすることも厭わない。残るも地獄、抜け出すも地獄。倍賞千恵子のアップは憂いに歪み、音楽は不協和音を奏で続ける。とりあえず、題名からノスタルジーを求める人は観ないが吉。 (水那岐) | [投票(4)] |
★5 | 三丁目の夕日の世界。(05・11・07) [review] (山本美容室) | [投票(1)] |
★2 | 不信感を抱かれても当然のような男の行動が観ていてもどかしい。 (マッツァ) | [投票] |