★1 | 「闘争とは大きな統一の道程なのだ」なる師匠の大河内伝次郎のヘーゲルみたいな歴史認識は、柔道>柔術>唐手>ボクシングと止揚されるのだった。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★3 | 話は定番・精神論。特筆すべきは唐手の気合! [review] (ぱーこ) | [投票] |
★3 | 本作においても、全般に黒澤らしさが希薄。本二部作よりも、『一番美しく』の方がずっといい。矢張り本作の肝は、月形龍之介の兄弟の造型だ。 [review] (ゑぎ) | [投票] |
★3 | 冒頭の人力車の場面は無声喜劇の味わい。確かに黒澤は無声映画の監督経験を持たないという出自的な不利を負っているが、やはりそれらを見て育った世代には違いないのだ。藤田進の顔面力は正篇よりも向上。感情の零度を示した無表情がいい。河野秋武のようなキャラクタを登場させてしまうギリギリアウト感も背徳的に刺激的。 (3819695) | [投票(1)] |
★3 | ラストの藤田進の笑顔、さわやか!これにつきる。 (KEI) | [投票] |
★3 | 強すぎる三四郎が放つ正しい光のオーラ。対して彼に照らされた者は陰に貶められる。本作ではその陰なる者に監督は焦点を当てたが故、前作よりは映画らしく完成されていく。後の黒沢映画の敵役への想いいれが散見できる。 (sawa:38) | [投票] |
★4 | 前作を見た時は、間違っても現代風にリメイクはしないで欲しいなと思ったけど、本作はあえて、ワイヤーかCGで迫力ある決闘シーンを見たいと思った。 [review] (らーふる当番) | [投票] |
★3 | 時節柄だろうが、外国人に対してやたらと敵意がむき出しになっているのが若干鼻につく。それ以外は、まあ所謂“続編”という印象だった。[Video] (Yasu) | [投票(1)] |
★4 | 前作が青春アクション劇なら、続編は細やかな心理描写で悩める武道家の心を描く青春成長劇。反米描写を織り交ぜて戦意昂揚と見せかけながら、「強いだけで良いのか、本当の強さとは何か」と悩む三四郎の問いに黒澤明の当局への抵抗と批判が垣間見える。
(ぽんしゅう) | [投票] |
★4 | 今回は荒技はなく、柔道の技に忠実に描かれているようだ。終盤は観応えあり。 (RED DANCER) | [投票] |
★3 | 檜垣源三郎と言う人物にいかに監督が惚れ込んでいたか。それが分かっただけで充分。 [review] (甘崎庵) | [投票(2)] |
★4 | 人の弱さは負けることではない。己を強いと思ったり、強くなりたいと願ったりすることである。 人の強さは勝つことではない。人の尊さ、弱さを知ることである。 [review] (スパルタのキツネ) | [投票(1)] |
★4 | 武道とは何か? 武道にあらざるものたちとの闘いを通じて描く。 [review] (ペンクロフ) | [投票(4)] |
★3 | 末弟源三郎の造形が恐ろしすぎる。「乱」の鶴丸を見たときに思い出された。そして、ラストには演出に熱が入っていて魅入られる。 (タモリ) | [投票] |
★3 | こ〜す〜に、こされえ〜ぬ、たばる〜ざ〜か。黒沢映画、最初で最後のお約束。いや、“三十郎”があったか。藤田進の笑顔には、三船にはない素朴なすがすがしさがある。 [review] (kiona) | [投票(3)] |
★4 | 続編でも凄いところアリ。最後の山小屋のシークエンスの緊張感は特筆もの。『白痴』を彷彿させる白の恐怖。檜垣源三郎の造型も見事に恐ろしい。黒澤ファン、必見! [review] (いくけん) | [投票(4)] |
★3 | イカれた兄弟の設定って何だか凄く今風だが。この映画,1975年くらい迄はかなり「イケてる」映画だったのではないだろうか。藤田進,いい男だし。 (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★5 | 雪原の決闘は圧巻。 [review] (chokobo) | [投票(2)] |
★2 | ちょっとこれは。月形竜之介の空手に笑ってしまうのだ。 (ジェリー) | [投票(2)] |