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[コメント] 真実(2019/日=仏)
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★4母娘の確執をベルイマンのように深刻に掘り下げるのではなく、是枝裕和は煮詰まった対象からまるでズームアウトしてゆくように、成長という“留まらぬ時間”と“変転する記憶”を視座に取り込むことで「真実」と「虚構」の幸福な相互扶助関係を醒めた目で俯瞰する。 [review] (ぽんしゅう)[投票(4)]
★4カトリーヌ・ドヌーヴジュリエット・ビノシュイーサン・ホークはさすがに横綱大関の取り口。この難易度の役柄を御するのは造作もないとばかりの綽々芝居で、観客にもリラクゼーション効果が波及する。劇中劇でドヌーヴの向こうを張る「大器」役をどうにか全うしたマノン・クラヴェルが敢闘賞を受賞。 [review] (3819695)[投票(3)]
★3「産んだら誰でも母親になれるの?」 「生まなきゃなれないでしょう」。前作で掲げたクエスチョンの回答に、是枝は近づけたのだろうか。 [review] (jollyjoker)[投票(3)]
★4良いお話だし、細かな人物描写もさすがに上手い。ただ前作『万引き家族』が強烈すぎただけに、少し肩透かしにも感じ、悪く言えば「置きに行った」印象は否めなかった。子どもには相変わらず優しい。 ()[投票]
★3映画製作を舞台とする映画で、映画の真実性(それは人生の真実性とも云える)についての映画。真実と嘘。陸亀・ピエールは、ジュリエット・ビノシュの父親ピエール(カトリーヌ・ドヌーヴの前夫)が来た時点でいなくなる。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
★4母娘の確執は散々描かれてきたバリエーションに過ぎないのだが、取り巻く幾人かを混じえたコミューンの空気が理解と信頼を醸し出し膨よかとしか言えない。伝説の域に入ったドヌーヴの重心が世界を揺るぎないものする一方で入れ子のSFが安定を阻害する。 (けにろん)[投票(3)]
★5歩いても歩いても』を連想させる、「言わずもがな」の家族の姿を描いた映画。その姿は日本的なものだと思っていたが、どうもそうではないらしい。 [review] (シーチキン)[投票]
★5実にゆったりと寸分の違いのない大作家風の演出ぶりである。是枝の研ぎ澄まされた気持ちが映像の隅々にまで入り込んでいて、彼も随分老成してきたなあと思わせるほどだ。 [review] (セント)[投票(1)]