[コメント] 丹下左膳餘話 百萬両の壷(1935/日)
とても「ポップ」な作品だ。しかしそんな一言をスルリと潜り抜けてしまうほど軽快で面白い。昔映画は「娯楽」だったと再認識させられる。この作品は「日本映画の名作」という括りで存在してほしくない。最高のエンターテイメント作品だ。
この映画は観ている時は気づかないが映画テクニック満載だ。最高のテクニックは人に気づかせないところにある。そのテクニックは面白い演出のためだけに存在して、人は面白がってその技術には気づかない。エンターテイメント=テクニック。 観ている時はまったく気づかないが後でものすごいテクニックだったと驚かせる。
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