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★4 | 天狗飛脚(1949/日) | クライマックスの追走劇における、テロップ(字幕)を活用して盛り上げる演出が実に巧い。丸根賛太郎はトーキー転換後の監督さんだが、サイレント活劇の演出技法を上手く使っている。 | ジェリー | [投票(1)] |
★4 | モラン神父(1961/仏) | 神父の住まいへの階段の上り下りシーンが、ヒロインの揺れ動く心情を表現しているようで実に効果的。これぞ、心理表現モンタージュのお手本! | 寒山拾得 | [投票(1)] |
★3 | 悪徳(1955/米) | 監督アルドリッチに主役パランスといえば、この翌年に傑作戦争ドラマ『攻撃』を生み出す“漢(おとこ)”コンビであります。しかし、本作はやはり、ブロードウェイ舞台初演で主演したジョン・ガーフィールドにこそ演じてほしかった。パランスの熱演も悪くなかったが。(もっともガーフィールドは赤狩りで干された上、公開当時は既に故人だったが。) | ゑぎ | [投票(1)] |
★3 | ジャンゴ 繋がれざる者(2012/米) | 特別出演の本家ジャンゴことフランコ・ネロに名前を聞かれて、「Django、Dは発言しない」、と返すヤリ取りが、なんとも粋でカッコいい!! | ペペロンチーノ | [投票(1)] |
★3 | 桐島、部活やめるってよ(2012/日) | いわゆる、多様な視点を切り口にした「時間軸の再構築」ムービーなわけだが、映画テクニック的にはあまり面白みや新鮮さはない。ただし、男子校だった吾輩にとっては、「(皆の羨望の的である)イケてる男女グループ」、という共学特有のヒエラルキーが興味深かったり、羨ましかったりで・・・。 | tkcrows | [投票(1)] |
★2 | キンキンのルンペン大将(1976/日) | 内容はチャップリンを意識した、ちょっぴりシンミリさせる人情喜劇なのだが、汚い公衆便所シーンなどに石井輝男らしさを感じる。 | 水那岐 | [投票(1)] |
★3 | 大悪党作戦(1966/日) | 真理明美の小悪魔ぶりが可愛い。雪山での銃撃戦はなんだか楽しそう。三原葉子に迫られてマジで困った顔の吉田輝男など、石井輝男ファミリーの内輪ギャグ(?)満載で嬉しくなる。 | ゑぎ | [投票(1)] |
★4 | 暁の出撃(1955/英) | 鑑賞後にちょっと調べたら、作戦の流れや飛行中隊の行動結果は、史実にかなり忠実に描かれていることが判り感心した。逆に、最近の映画が「これは史実に基づいている」と謳いながら、脚色しすぎなんだろうな。 | 犬 | [投票(1)] |
★3 | 鼠小僧次郎吉(1965/日) | 林与一が鼠小僧と浪人の一人二役を演じているのだが、どちらかというと、世を拗ねたニヒルな浪人役の方で強い印象を残す。また、三隅研次のシャープな映像演出も、『眠狂四郎』同様、こいいう厭世・虚無的なキャラを描くのに向いている。浪人が住む、迷路のような貧民街も魅力的で、物語上も重要なスポットとなっている。 | 寒山拾得 | [投票(1)] |
★2 | ミスティック・リバー(2003/米) | 子供時代から続く、デイブのクジ運の悪さが見ちゃいられない。作品から、拳銃社会・米国の「私刑観」が伺われる。しかも、私刑について肯定もしないが否定もしない結末が、どうにも好きになれない。 | モノリス砥石 | [投票(1)] |
★4 | (ハル)(1996/日) | 時速200kmで通過する新幹線の車中と、その線路沿いから、お互いをビデオカメラで撮り合う「御対面」シーンに惹かれた。 ネットの世界だと、たくさんの嘘偽りと一緒に、誰にも言えない本音を吐露できる・・・。今見ると既にチープで古臭く見える2人のネット通信のやり取りの中にも、現代でも充分に共感できるものがある。 何よりも、ここで終わってくれたらいいなと願っていたところで、エンディングを迎えたことに(^_^)。 | けにろん | [投票(1)] |
★3 | 赤穂城断絶(1978/日) | 日本人なら誰もが知る超有名な物語だから、「どこに」、「誰に」焦点を当てるかが演出家の腕の見せ所。 本作では脱落&堕落してゆく浪士に焦点を当てたところに深作欣二らしさ、を感じた。映像面ではさほど、らしさ、は窺えなかったが。 | けにろん | [投票(1)] |
★3 | 都会の叫び(1948/米) | ギャングのドラ息子は元より、その息子を追う刑事までもが「ママ」と慕う。イタリア家庭においても、お母さんは強し! 監獄病棟からの脱出シーンは、お定まりの展開ながら手に汗握る。 | けにろん | [投票(1)] |
★3 | 雷鳴の湾(1953/米) | 一文無しの主人公の夢に賭けて、一蓮托生の投資をする社長がイカす。こんな社長、現実には絶対にいないが。 女にダラしない気分屋だが、何故か憎めない相棒もいい。こういうお調子者の友人は、確かに一人は必要だ。 | けにろん | [投票(1)] |
★3 | 猛吹雪の死闘(1959/日) | 雪山アクションの割には、三原葉子のグラマーかつ暑苦しい色気で寒さを感じさせない。若き文太の、小人物な悪党ぶりも貴重。 | 寒山拾得 | [投票(1)] |
★3 | ストレンジャーズ6(1949/米) | 米国の傀儡政権が誕生する前夜のお話。“自由の国”アメリカの介入を美化しているところが鼻に付く。 だけど、秘密警察の目を掻い潜りながらの息苦しい穴掘り作業、次第に精神に異常をきたす仲間、等々、この手の作品に欠かせない緊張感とドンデン返しが詰まっており、最後の最後まで飽きさせない。 | 寒山拾得 | [投票(1)] |
★4 | 社葬(1989/日) | 演出なのかアドリブなのか知らないが、ご飯に赤ワインをぶっかけて一気に口にかけこむ緒形拳の演技が忘れられない。重大事をきり出す前の、体育会系の男の“一大決心”を見事に体現していた。やはり、緒形は巧い役者だ、とつくづく感心した。 | けにろん | [投票(1)] |
★4 | アラバマ物語(1962/米) | 日常のすべてが冒険とスリルに満ち溢れ、空想と現実の世界に垣根がなかった子供時代。そんな子供の純粋な視点による語り口が、差別と偏見に満ちた大人たちの現実世界を炙り出してゆく。しかし、作品が持つメルヘンチックな雰囲気は最後まで失われない。そこが、この作品の魅力。 | けにろん | [投票(1)] |
★2 | 女囚さそり 701号怨み節(1973/日) | 田村正和、細川俊之というニヒルなキザ野郎2人では、怨念オーラを放ちまくる梶ネエさん相手に勝機はないってば・・・。 | ぽんしゅう | [投票(1)] |
★3 | 女囚さそり けもの部屋(1973/日) | オープニングに尽きる。チョン切った片腕をブラさげて、完全にイッてる目つきで街頭を疾走する梶芽衣子・・・。スレ違う人々の、マジ驚きで振り返る姿が必見。 | ぽんしゅう | [投票(1)] |