町田さんのコメント: 更新順
けものみち(1965/日) | 須川栄三X福沢康道のクール&スタイリッシュな映像表現。2時間20分の長尺を少しも飽きさせない東宝ノワールの超傑作。執拗に池部の身体を求める池内淳子がエロ過ぎます。 | [投票(2)] | |
青い野獣(1960/日) | 須川栄三版『野獣死すべし』に続くピカレスクロマンの傑作。白坂依志夫のサディスティックなペンが吼えまくる! [review] | [投票] | |
三十六人の乗客(1957/日) | 後半やや弛緩するが前半のスリルとサスペンスは一級品。扇千景のバスガイドが可憐。 | [投票] | |
花のれん(1959/日) | 女主人公は「しぶちん」だが映画自体はその真反対の豪華さ。山崎豊子原作だし淡島千景の芸達者振りも遺憾なく発揮されているので長尺でも飽きない。テーマはやや緩いが豊田らしいといえばらしい脚色。 [review] | [投票] | |
戦国野郎(1963/日) | 活劇あり笑いあり美女ありどんでんがえしあり、と基本的な喜八ワールド。佐藤允と江原達治はハマリ役。中谷一郎は風車の弥七の原型ですね。 | [投票] | |
ゲンと不動明王(1961/日) | 『無法松の一生』の阪妻の回想シーンで涙した人は必見の傑作児童映画。子役が良い。浜美枝&夏木陽介担当の恋愛コーナーも爽やか。この時期の稲垣はチャンバラ以外のがいいね。 | [投票] | |
暴れ豪右衛門(1966/日) | 煽るだけ煽っておいてあのラストは稲垣世代の限界で明らかに単なる逃げでしかないんだが映画自体はこじんまりとしたいい出来。富士の裾野のロケ撮シーンよりも三兄弟其々のロマンスを綴るセット撮シーンのが好み。 | [投票] | |
暗い日曜日(1999/独=ハンガリー) | 人間は音楽とおっぱいだけあれば幸せになれるはずなのに・・・。主演女優と主題歌の魅力に尽きる。 [review] | [投票] | |
あおさぎと鶴(1974/露) | インノケンティ・スモクトゥノフスキーのナレーションが良い。画のタッチも好きだ。 | [投票] | |
25日 最初の日(1968/露) | 異様な緊張感と迫力がある。画と音楽の力。 | [投票] | |
狐と兎(1973/露) | 場面の広げ方が斬新だった。 | [投票] | |
キューティ・ブロンド(2001/米) | 何でももってるブロンド美人が、その上誰にも馬鹿にされたくない、周りに合わせたくないという、実にアメリカ白人的な発想。前半はずっとそのアゴへし折ったろうと思ってた。荒唐無稽な展開を強引に納得させる手腕は流石本場。 | [投票(2)] | |
ブロンドと柩の謎(2001/カナダ=独=英) | 全ての登場人物を醜く描き感情移入を拒否するというのは、古くからのパーティ群像劇のセオリーだが、この映画の場合は単に其々の魅力が、或いは描写が、貧相なだけだと感じる。今更の事件、今更のハリウッド風刺なのだから、もっと突き抜けた何かが欲しい。 | [投票(1)] | |
春秋一刀流(1939/日) | 山中貞雄というよりは山上伊太郎という感じがする。骨太なテーマを持つ悲喜劇で台詞が粋。最初の橋でのシーンから笑わせてくれる。 | [投票] | |
呪怨(2002/日) | 中高生で一杯の映画館は修学旅行のお化け屋敷状態。 [review] | [投票] | |
社長紳士録(1964/日) | 前半から中盤に掛けては森繁独壇場。バーで病院で独自の森繁節を満喫。後半はのり平を執拗に付け狙うフランキーが可笑しい。 | [投票] | |
丑三つの村(1983/日) | 田中美佐子の体当たり演技!カワユイです。後半はほぼスプラッタでキツイです。笹路正徳さん、演奏家・プロデューサーとしては一流でも映画音楽家としては五流以下ですね。 [review] | [投票(1)] | |
セックス・チェック 第二の性(1968/日) | 「先生が、好き。」これは発想の奇抜さだけに頼った映画などではけして、無い。台詞の一つ一つが魂に揺さぶりを掛ける池田一朗、後の隆慶一郎の最良の仕事の一つだと断言する。 | [投票] | |
牛乳屋フランキー(1956/日) | フランキーの二挺拳銃式牛乳配達や逆でんぐり返し、二役演技はもはや伝説と化しているし、ブーちゃんこと市村俊幸に因る慎太郎及び太陽族のパロディなど数々の内輪ネタも映画ファンには嬉しい。小沢昭一や宍戸錠も初々しい。 | [投票(2)] | |
才女気質(1959/日) | 中平康の描く京都はどこかモダンだ。轟有起子の好演を得バランス良い作品に仕上がってます。 | [投票(1)] |