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ハイタカさんのコメント: 点数順

★3サスペリア(1977/伊)美少女、ゴブリン、赤い鮮血の様式美。ざっくり、すっきり。[投票(1)]
★3ディープ・インパクト(1998/米)ファッショ津波がすべての映画。いじましいニンゲンどもの営みを嘲笑うが如くキレイさっぱり吹き飛ばす。 [review][投票(1)]
★3魔女の宅急便(1989/日)14歳、春を思う頃、不確かな飛躍の一瞬。 [review][投票(1)]
★3月夜の願い 新難兄難弟(1993/香港)可笑しくて、やがて哀しき。でもやはり(笑)。[投票(1)]
★3静かなる決闘(1949/日)無理にも背筋を張ろうとする、青年医師三船が青くていじらしい。〔3.5〕[投票(1)]
★3女優霊(1996/日)怖い映画を見ているのでなく、見ていることが怖い映画。幽霊の正体は枯れ尾花でも、枯れ尾花の正体は…わからないから怖いの。〔3.5〕 [review][投票(1)]
★3ミスミソウ(2017/日)審美的ではあれ、それでも効果的に画面に刻印され続ける人工の(恐らくはCGの)雪。映画の中で物語が駆動する為には私闘は飽く迄私闘でなければならず、全てを覆い隠すように降り続ける雪は物語に必然のイメージ。人物の実存を輪郭として浮彫にする赤白の対比と、活劇として撮られるアクションの応酬(逆手にもち替えられるナイフ)。[投票]
★3美しき冒険旅行(1971/英)制服を脱ぎ、そして再び着るまでの冒険旅行。制服少女の艶美な白い両の脚やアボリジニ青年の精悍な黒い肌、この世界を構成する生き死にのグロデスクをクローズアップするショットあれこれ。 映し出すイメージは具体的でそれだけ画面は映画的なツヤを帯びるが、ショット連繋の規範が観念的であるだけ全体は調和に呑まれ、物語の現在形を生きられない。〔3.5〕[投票]
★3ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場(1986/米)ハイスクールのクラブ活動みたいな鬼軍曹と兵士達のくだりもだが、何よりそのロートル軍曹と元奥さんとのくだり。年季のはいった「関係」の綾。「何言ってるの、私たち夫婦だったのよ」。手元に揺れる小さな星条旗の奥ゆかしさこそイーストウッドのパトリオティズムの具体的なイメージなんではないか。[投票]
★3クリミナル 2人の記憶を持つ男(2016/英=米)ケヴィン・コスナーの、独特に匿名的な寡黙な風貌ありきの映画。尤もらしい表情芝居をしない(出来ない)スター俳優起用の妙。段取を踏むアクション演出。イメージ(画面)の断続を弁えた編集。感情の表出や情報の入出をセリフに託し過ぎなところもありにせよ、基本小気味よく展開される活劇。「私は誰」なんて問題にもせず問答無用に「俺は俺」な映画的精神。[投票]
★3剣鬼(1965/日)「抜いて、斬って、収めるだけ」の居合抜きを最期まで律儀に貫徹する班平。内実の欠落したキャラクターが、花と韋駄天と居合抜きだけで映画を支えきる。十分人間的なはずなのに、奇妙に動機と過程が抜け落ちたその肖像。[投票]
★3これらのいやな帽子(1909/米)突然降りてくるモノの大きさにグリフィス氏の本気度。不条理なまでの大仕掛け。[投票]
★3ニシノユキヒコの恋と冒険(2014/日)ぶっちゃけて言えば「恋」というよりは「色」。出てくる女優陣が皆して色ぽくて目のやり場に困る感。でもその為の映画。竹野内豊の没個性的なしなやかなイケメンぶりが女性の潜在的な願望の形なのだとしたら、それもある意味怖い。正直言えば、女優陣が皆美人ばかり過ぎるのがむしろ玉に傷。でもやはりその為の映画。[投票]
★3東京マダムと大阪夫人(1953/日)高橋貞二北原三枝のぶっきら棒なキャラがアクセントとして映画を活気づかせるし、ちょうど対称らしい同じ様な間取りの家の主婦二人が、どうも同じ様な顔つきに見える月丘夢路水原真知子が演じているのも面白い。あと、サラリーマンが蝶ネクタイってのは、なんなのか。[投票]
★3王子と乞食(1977/英)王の王たる、貴人の貴人たるを示されることがどうしてそんなに感動的なのか判らんが、落ちぶれ剣士や乞食の少年が、王子の示したそれを認める瞬間が光る(でも何を示したのか)。剣と剣、あるいは体全体を使った肉弾戦にごまかしを感じないのもいい。なんだかアクションが地に足着いている。[投票]
★3好男好女(1995/日=台湾)現在、現在の中の過去、劇中劇としての過去。三つの時制がとくにタイトル挿入などの断りもなく、混交する。それだけでもよくやると思う。ホウ・シャオシェンは基本的に何かを待ち続けているのかな、と思う。リュミエール映画の態度のように、画面に何かがよぎる瞬間が来るのを。[投票]
★3憂鬱な楽園(1996/台湾)生理的に快感でしかありえない移動するキャメラの視点は、特徴的に、「繋ぐ」為にだけある。シーンとシーンが繋がる(切れる)瞬間が見ているその時でさえ記憶に残らないのは、タイミングが演出の計算の内に入っていないから(だろう)。ガタピシ、ちぐはぐ、その通り。でもこれはこれでも映画に見えてしまう。[投票]
★3モロッコ(1930/米)軍楽隊の太鼓のマーチが遠くから聴こえて来て、そしてまた遠くへと消え去っていく映画。トーキー初期ってことで、音響効果に過分に意識的だったのかも知れない。風が吹かないな、と漠然と思っていたら、ラストシーンでこそ「パタパタヒュルル」と吹きすさんだ。[投票]
★3太平洋作戦(1951/米)「君が泣き虫でなくてよかった」と夫に言わせつつ、妻の隠した涙を幼い息子の言葉に託す。隠すことで示すモラル。物語には劇的な起伏もないが、この時代は観客に普通に軍隊経験があるので、軍隊生活を描くだけでも素朴な共感を得られたのかも。記録映像込みの空戦シーンは細かくカットを割らざるを得ず、いまいちつながってない。[投票]
★3てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜(2010/日)たぶん素直に綴れば苦労話のメロドラマになりがちなところを、一見浮いたような沖縄言葉の平坦なイントネーションや何かと言えば殴りつけるお決まりの身振り、あるいはシーンつなぎの意匠等でもってしめらさないで最後までもっていく。家族の支えの言葉に接して主人公は走りだしたり飛び込んだり、体で反応するのも何故か泣ける。[投票]