「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
ションヤンの酒家〈みせ〉(2002/中国) |
美術監督出身のフォ・ジェンチーだけあって美術は素晴らしい。肝心のストーリーが紋切りなのが残念。[映画美学校第1試写室 (試写会)] (Yasu) | [投票] | |
好きだなあ、この映画。家族とその血。生きること、人を愛すること、生活すること、そんな当たり前の人間の営みがかなりセンスのいい映像で描かれている。何気ない描写にも演出の切れが随時伺われる秀作。 (セント) | [投票] | |
女と家を出た父。嫁に頭の上がらない兄。溺愛の末、甘えに閉じこもる弟。言い寄る成金男。小役人と精神を病んだその息子。ションヤンは抜け殻男の代わりに、家族(男〉の象徴として家をとりもどそうとあがき、生活基盤(男)の代用としての店を失うかもしれない。 [review] (ぽんしゅう) | [投票] | |
ションヤンは強さ、気高さ、狡猾さ、母性、愚かさ、お色気・・・多面性のある女性だった。重慶も近代化と古さ、富と貧困の格差が広がる大都市なんだ。 (RED DANCER) | [投票] |