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リトルテンポの映画ファンのコメント

茶の味(2003/日)が好きな人ファンを表示する

パッチギ!(2004/日)************

★3井筒作品だというだけで毛嫌いしていたが、民族問題とか散りばめながら拾い集めもせず、散らかしっぱなしのまま何となく収束させていく展開は、娯楽作品としてそこそこ楽しめる。で、何が言いたかったのか全然わからんが沢尻エリカにもこんなに初々しい時期があったんだ、と再認識。 (IN4MATION)[投票]
★4フォークの主題歌がはまってますね〜。 当時の朝鮮人の高校生を身近な存在として描いていたのは好感が持てる。『GO』より単純な創りだけど、こっちのほうがじ〜んと来た。  [review] (スパルタのキツネ)[投票(10)]
★4井筒監督得意の凄絶な抗争のなかに、ひっそりと咲く花、沢尻エリカ。彼女への脆弱軟派な少年の思いは、青春の一時期なればこそほんの僅かの間大きく花開き、闘いのエネルギーを凌駕する。ピュアな思いが総てに増して輝く奇跡の季節をわれわれは目にすることができた。 [review] (水那岐)[投票(9)]
★3最初のケンカのエネルギーが、ほぼ2時間持続する。怒涛のごとく過ぎていく上映時間!驚いた、このパワー。まさに今の日本映画に稀有な、エネルギッシュな爽快感。エンターテイメントのみに終わらせず、問題点は問題点としてきちっと心に残る。 (茅ヶ崎まゆ子)[投票]
★5フォークルの歌の良さとヒロイン沢尻エリカの魅力がこの青春映画を支えている。清楚さの中に、何ものをも期待しないかのような倦怠と、何ものをも諦めぬ凛々しさを感じさせる彼女を、八千草薫の再来、と云ったら云い過ぎだろうか。 [review] (町田)[投票(16)]
★5「イムジン河空遠く虹よかかっておくれ」でグッときて、「河よ想いを伝えておくれ」で涙が・・・。「故郷をいつまでも〜」は声にならない― [review] (KEI)[投票(1)]
★4歌の持つ力。頭突きの持つ痛み。そして人の持つ力。 [review] (Myurakz)[投票(9)]
★2・・・・・・・。平均点(評価)高いですねぇ。"どこが良かったの?"って感情より、"良かった!"と思えない自分がちょっと悲しくなりました。私には心がないのか。。とにかく、喧嘩喧嘩喧嘩,素っ頓狂な展開が気になるだけだったのでした。05.02.06@劇場 (リア)[投票(1)]
★4泥臭さ上等。井筒監督の魅力はその点にこそあるのですから。 [review] (甘崎庵)[投票(1)]
★4溢れる破壊衝動と激しくも淡い異性への思いを抱えつつ、自らの動かしがたい境遇と社会の巨大な矛盾に気づき、思春期の少年たちは虚勢だけをたよりに日々を生きる。その全てが一気に昇華されていく河原の決闘シーンでは、共感と郷愁の涙が止まらなかった。 [review] (ぽんしゅう)[投票(13)]
★4いい映画だなあ。青春の息吹がみなぎっている。ラストに向かうまでのみんなの激しい鼓動。うごめく心。動きようのない閉塞性。そのとき青春していた私としてはまことに自分の私小説のような映画で緩やかなほほを伝わる涙が時代を超えた。 [review] (セント)[投票(12)]
★4おぉ『ゲロッパ』より全然オモロい。『ガキ帝国』からは隔日の感がある。ひと(井筒和幸)は進歩するんやね。☆3.8点。しかし…、 [review] (死ぬまでシネマ)[投票]
★4「朝鮮人になれる?」日本人にしてくれと言えない(言わない)、見えない歴史の重み。若者の喧嘩それ自体は、歴史を二の次にしているように不思議と辛気くさくなく、妙な清々しさを感じさせて好きです。 (らーふる当番)[投票(1)]
★3いい意味でも悪い意味でも2004年に作られた作品に見えない。80年代のテレビドラマを見ているような気になるのは、別に大友康平が出ているからではなく、職人たろうとする監督井筒和幸の頑固さゆえなのだろう。本作と比べると、『GO』は粗が目立つ一方で新鮮だったのかもしれない。 (グラント・リー・バッファロー)[投票(1)]
★4その時代、その時代、日本人は日本人それぞれにその時代の自分にできることを精一杯やった。在日も同じ。それを後から理屈では何とでも批判できる。そんなここ20年くらいの風潮に、理屈型エンターテインメントで攻めてくる。何かを解決する映画じゃない、投げかける、戦争することに意味がある。 (SUM)[投票]
★4至極まっとうな感覚を持った、誠実な大人により語られた、実にバランスの良い話(メッセージ)だ。随所で良い映画だと溜息をつかされた。まったく理想的な仕事と思わされる脚本(構成)で、クライマックスは演出の情熱に浮かされた。 [review] (kiona)[投票(1)]
★4一見対立的に見える「けんか」も [review] (蒼井ゆう21)[投票(1)]
★5前半の散漫にみえた数々のエピソードを、葬式のシーンから一気にシンクロさせる構成に、全身の毛穴が総毛立った。これできる脚本家って、なかなか現在の日本映画界にはいないんですよね。三谷さん、クドカン、羽原さん、全員舞台出身の人たちだけど、やっぱり場数をこなしてるからか、群像劇を書くのが上手い。 (Linus)[投票(1)]
★3清々しい快作 (TOMIMORI)[投票]
★3たぶん監督は愚連隊の兄ちゃんたちの喧嘩にまみれた青春が描きたかっただけなのだろう。深い考えなしにテーマ性をかぶせてしまったおかげで、いびつなものが出来上がってしまった。もっと作り込んでほしかった。[ヤクルトホール (試写会)] (Yasu)[投票(4)]
★4在日朝鮮人問題といった重いテーマをストーリー上、軽く扱っている点は否めない。だがそれでも爽やかな青春映画にしてみせたというところは良かったと思う。こんなお気楽なコメントを書けるのも日本人に生まれたかもしれないが。 (Curryrice)[投票]
★4この井筒和幸のテンションの持続は大したもんだ。私も一部のシーン、例えば葬儀シーンの述懐や、クライマックスのクロスカッティングなんかは平板だと思うのだが、しかしそれも帳消しになるぐらいパワフル。描き方に過不足はあっても、とにかく「やりたかったことがきちんとやれている」映画の清清しさがある。 (ゑぎ)[投票(7)]
★5日本と朝鮮の間には越えたくとも越えられないもうひとつのイムジン河がある。それを気づかないことの悲しさ、気づくことの不幸。日本と朝鮮の哀しい関係の歴史がここにある。強引な説明台詞が鼻につく場面もあるが、些細なことと済ませられるパワーがある。井筒、久々のソロホームランである。 (tkcrows)[投票(3)]
★3時代背景、政治背景をいいネタに挟み込むワサビのように、説教臭を排してピリリと活かす。普段の井筒監督のテレビでの発言からすると、手の込んだ仕事です。メインのネタメンバーから刺身のツマのオダギリジョーまで、いつもながら切り取り方がうまいです。 (chilidog)[投票(2)]