★5 | 小津安二郎の代表作であり、最も日本らしい作品でもある。何気ない言葉や風景に「日本」が垣間見える。「美しい国」とはこういった世界を言うのだ。レビューでは杉村春子に焦点を当てる。 [review] (牛乳瓶) | [投票(4)] |
★4 | 初見の20歳代、リズムが合わず辟易。同じ位の年を重ねての再見。空気を接いで行くようなカットが心地よい。親と子が人と人の関係になるときの哀れも身にしみる。かつての私は京子(香川京子)だった。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★4 | 観る度に涙腺の緩む箇所が増えてくる気がする。笠智衆の視線の先にあるものは私の親不孝の数々か。失敗だらけの私の人生、歳を経る毎に笠智衆の視線が親爺の視線になり、涙腺を責められるのです。 (sawa:38) | [投票] |
★5 | 先日たまたまBSで放映した東京物語を見た。デジタリーマスター版ということで、雨がなくなり音も明瞭。素晴らしい映像になっている。
[review] (セント) | [投票(1)] |
★4 | ☆4をつけたがまだ隅々まで作品を理解したわけではない。数年ごとに見直していきたい。 (赤い戦車) | [投票] |
★5 | そこだけポスターにしても、じーっとしばらく眺めてしまいそうなシーンだけで出来てる感じ。それが、また、絶妙なタイミングで切り替わってゆくんだから、気持ちいいはず。超モダン。成熟した愛情とはこういうものだ、と見せられた感じ。年老いるのもいいかなあ、って思える。 (エピキュリアン) | [投票(2)] |
★5 | 戦後小津フィルモグラフィ中、物語へ準拠が形式への拘泥と拮抗し、感情吐露が諦念と併置された点で『東京暮色』と双璧。スタティックな構図と華麗なカッティングのリズムの錯綜。そして、熱海での眠れぬ夜を海辺で過ごす老親への想いが絶対強度を付与。 (けにろん) | [投票(1)] |
★5 | 「私、ずるいんです」って、もしかして、美の神殿の巫女たる貴女と結婚したから、ダンナは死んじゃったとでも・・・ (ボイス母) | [投票(1)] |
★5 | 映画の内容は勿論、映像の撮り方、映画の構成・・・素人の私には何度も観ないとその良さ(この作品の良さを表現している効果)に気付いてはいかない。それくらい私にとっては深い映画でした。重い感動。 (コマネチ) | [投票] |
★4 | ディジタルリマスター版で再鑑賞。ロードムービーでありながら「移動」を一切描いていないことが強く印象付けられる。そして熱海行の意義。 [review] (緑雨) | [投票(3)] |
★5 | 自分が日本人であったことを強く意識しました。血液にのって身体の末端まで届く感じのする映画でした。この映画を見て以来、ことあるごとに、この映画のいくつかのシーンがフラッシュバックしてきます。 (words) | [投票] |
★5 | 虚しくも輝かしい人生賛歌。 [review] (づん) | [投票(6)] |
★4 | 日本! [review] (ミイ) | [投票(1)] |
★4 | 「いる」ようで「いない」・「鈍い」ようで「鋭い」・「遅い」ようで「速い」(レビューはラストに言及) [review] (グラント・リー・バッファロー) | [投票(1)] |
★4 | いいなぁ [review] (カノリ) | [投票] |
★4 | 同じ様なショット、同じ様なシーン、同じ様なセリフ、その反復。しかし「反復」は同一的ではあっても同一そのものではない。飽くまで同一“的”でしかないからこそ逆に差異が焦点化される。日常の(物語の)原理が作品の形そのものとして実現される。現在(生=同一性)のさ中にあっての過去(死=差異)の存在が、画面に暗い影を落とし続ける映画。 (鷂) | [投票(1)] |