★3 | 「異文化コミュニケーション」と、言葉にしてしまうとベタな感じもするテーマを上手く取り扱って、落ち着いて見られる良い映画に仕立てたとは思うのだが、なにか心のなかにわだかまりが残る。それが何かはよくわからない。 (サイモン64) | [投票] |
★3 | 再見の必要性は感じる。だけれども嫌消費の世代にはグラントリノですら羨望に値しない。VAIOの方が欲しいってさ。 (Soul Driver) | [投票] |
★5 | 実用性等、トータルな面では日本車に及ばずとも、あの光り輝く『グラン・トリノ』のボディに誰もが触れてみたいと思ったように、完成度は『チェンジリング』に及ばずとも、本作のことを思い出すたびにより深くさめざめと涙してしまうのはどういうことだろう。 [review] (ナム太郎) | [投票(6)] |
★5 | 「アメリカは、あらゆる時代・土地・国民の抜粋を収集し、サンプルを提示する。そこでは、最も単純であるような愛の物語が、様々な州、様々な人々や部族を巻き込む」(ジル・ドゥルーズ)。アメリカの終焉と新生、断裂と連結の象徴としての、グラン・トリノ。 [review] (煽尼采) | [投票(17)] |
★4 | クリント・イーストウッド が「男の生きざま」や「男の美学」を教えてくれる映画でしたね。 [review] (TM(H19.1加入)) | [投票] |
★4 | アメリカ男児としての掛け替えのない誇りとプライドこそが、老いたる保守主義者イーストウッドの本質であり、懐古趣味というよりは彼の「偉大なるアメリカ人」としての矜持がこのフィルムを回させ続けたのは、ほぼ間違いないところだろう。 [review] (水那岐) | [投票(18)] |
★3 | イーストウッドの個人的遺書というべき映画といっていいのではないだろうか。
シンプルな作りで余分なものはそぎ落とされている。まさに一人の男の遺書である。
[review] (セント) | [投票(5)] |
★5 | 決して完璧な映画ではないし、気になる粗もあるのだが、それなのにこれほどの豊かな余韻を得られたことが驚きだ。映画の何を知っていたのだろう、と実に新鮮な気持ちにさせてくれた新たなる傑作。(考察を追記しました。) [review] (shiono) | [投票(22)] |
★5 | これは『ラスト・シューティスト』ではないのだ。かつてジョン・ウェインがロン・ハワードにそうしたように、イーストウッドは少年に「銃の撃ち方」を教えることをしない。彼が教えてみせるのは「恋愛の始め方」であり「男の話し方」に過ぎない。『グラン・トリノ』は世界一感動的な「教育」の映画だ。 [review] (3819695) | [投票(27)] |
★4 | もう少し、クリント・イーストウッドを知ってから観ていたら・・・。それならばこの映画は私の中で☆5だったかも。いや、良い映画だったんだけどね。 [review] (あちこ) | [投票] |
★4 | 殺戮の歴史が育んだ幻想としての誇りは、今や亡霊のようにコワルスキー(クリント・イーストウッド)、すなわちアメリカを苦しめる。次のステージに向けて、この歴史と文化価値の飽和を脱するために、何を受け入れ、何を排除するかという選別と決意の映画である。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(9)] |
★4 | ガンコじじいの遅すぎた自分探し。アジアへの贖罪意識の裏返しがそうさせたのか、あまりに違う前半と後半の彼。観ている側の自分にはちょっとその変化についていけなかったけど、心が「許されていく」過程だけは良くわかった。タオ役の彼の演技にもう少し華があれば、もっと良かったのだけど。 (tkcrows) | [投票] |
★4 | 「この国はとてつもなく愚かになったが、希望はまだある」というメッセージなのかもしれない。 [review] (HAL9000) | [投票(7)] |
★4 | 類型的な頑固親父と見せかけながら、一筋縄にはいかぬ造形でコワルスキー翁を見せるクリント・イーストウッドの名演と名ディレクション。助演の2人の若者も食い下がって色を出している。 [review] (chilidog) | [投票(2)] |
★4 | 「白いアメリカ人」に対する英雄からの自虐的な遺言。 [review] (sawa:38) | [投票(14)] |
★3 | シビックの方がいいです。 (TOMIMORI) | [投票] |
★5 | イーストウッドはハリーキャラハンを知らない人たちにもummmmmと唸っているんじゃないかなぁ(笑) (mikaz) | [投票] |