「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
騎兵隊(1959/米) |
これを大佐ジョン・ウェインと軍医ウィリアム・ホールデンの反目関係を軸としたドラマだとするならば真のクライマックスはウェインの脚の治療シーンだが、フォードはそれをこれ見よがしに飾り立てなどしない。この「慎ましさ」もまた「映画」にほかならない。 [review] (3819695) | [投票(1)] | |
本作も子供の頃から何度も見ているが、フォードの西部劇の中では下位に置いていた。しかし、見直してみると、やっぱり傑作、最高じゃないか。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
北軍主役でありながら南軍への配慮は忘れず、ジョン・ウェインとウィリアム・ホールデンの両名優に気を配り、南部のお嬢さんコンスタンス・タワーズとのドラマは中途半端に終わる。気配り過ぎの八方美人映画。面白いはずが無い。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
ジョン・ウェインがいい。ラスト、爆煙の中、橋を駆け抜けるジョン・ウェイン、響きわたる蹄の音。…かっこいい。 (buzz) | [投票] | |
これもまた物語とは無関係に、異様なほどのショットの美しさに打ちのめされ続ける映画だ。線路の破壊工作とウィリアム・ホールデンの救護作業、酒場に佇むジョン・ウェインとがクロスカッティングされる場面の興奮!メイドの死に嘆き悲しむコンスタンス・タワーズとそれを慰める兵士たちを捉えたカットの凄絶な美しさ。あるいは士官候補生たちの行進とそれを見送る2人の少年たちの視線。泣いた。 (赤い戦車) | [投票(1)] |