コメンテータ
ランキング
HELP

「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

東京物語(1953/日) 早春(1956/日) 東京暮色(1957/日) 彼岸花(1958/日) 浮草物語(1934/日) 浮草(1959/日) お早よう(1959/日) 秋日和(1960/日) 突貫小僧(1929/日) 小早川家の秋(1961/日) 大学は出たけれど(1929/日) 東京の合唱(1931/日) 大人の見る絵本 生れてはみたけれど(1932/日) 秋刀魚の味(1962/日) 戸田家の兄妹(1941/日) 父ありき(1942/日) 長屋紳士録(1947/日) 晩春(1949/日) 麦秋(1951/日) お茶漬の味(1952/日)が好きな人ファンを表示する

木洩れ日の家で(2007/ポーランド)************

★3誰に、何を遺すかの物語。すなわち老婆版『グラン・トリノ』。「犬」の扱いの大きさにかけてはこちらのほうが上で、そのリアクション芝居の的確さはまったく犬離れしている。「家」に対する老婆の執着はよく描けているが、当の演出家はこの家に執着を持ってはいないらしい。撮り方に情念が籠っていない。 (3819695)[投票]
★4何と言ってもモノクロの映像が素晴らしい。題名のように古い洋館の周囲の木々から洩れる日差し。いやあ、こんな素晴らしい空間に佇めるなら僕も老後はこんな生活をしてみたい、とずっと思って見ている。 [review] (セント)[投票]
★3上品で気骨にあふれ、いささか鬱陶しいほど達者。おそらく91歳の女優ダヌタ・シャフラルスカありきで作られた映画なのだろう。この老女優の魅力がすべてであり、いわば彼女による彼女のための作品で、それ以上の物語としての広がりや深みが伝わってこない。 (ぽんしゅう)[投票]