「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
第十一号監房の暴動(1954/米) |
暴動の首謀者はダン。ネヴィル・ブランドが演じる。珍しく比較的まともな役だ。見る前は、どうせ彼が一番狂った役だろうと思っていたが、勿論、暴力的な性格だが、まだインテリジェンスのある役なのだ。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
低予算を逆手に取ったドキュメンタルな臨場感への拘りと、1つのアクションが奥行きを伴った活劇性を既にして獲得していることがシーゲルらしい。暴動の切迫感の無さや顛末の萎えきれなさは如何ともし難いのだがサイコなサブキャラも後の系譜に繋がる。 (けにろん) | [投票] |