★5 | 混沌→光→光と闇の分かれ→大地と海の分かれ→川、湖、山→花、木→動物、鳥・・・。言葉足りずと長い沈黙に魅力が秘められる。弟の手を引く姉と姉に付いて行く弟。純粋が生んだ純粋。心で感じる映画の中の映画。最大の感動はこの映画に出会えた事。 (かっきー) | [投票(1)] |
★4 | 二人がたどり着いた地はどこだったのか? そこはかとなくファンタジーな一作。[東京国際フォーラムホールD1 (PFF2004)] [review] (Yasu) | [投票(3)] |
★5 | 神の目でも持ってるのかというようなカメラの動き。贅沢な映像。 (tomcot) | [投票] |
★3 | 痛々しくて、スクリーンに向かって目を細めてしまう。けれども映像はとても美しいから複雑。 (tredair) | [投票(3)] |
★5 | She's Got a Ticket to Ride. カラッポのフィルムに”見たこともない景色”を焼き付けてゆく作業。夜は暗く、煙突は黒煙を吐き、舞い上がる大きな手は何処も指差さない。それでも二人は観たのである。霧の中に。 [review] (町田) | [投票(2)] |
★5 | 引きの画の呪縛から解き放たれたアンゲロプロスは饒舌からほど遠い地平で神話と物語の均衡点に奇跡的に降り立った。グエッラのアントニオーニとの共闘作業の最善の形での復刻。厳酷な風景の中のドラマに差し込む微かな温度の何と温かいことか。 (けにろん) | [投票] |
★5 | 大人は大人として生き、子供はまたその大人達を瞳に焼付けながら、世界を体験する。大人を描く事で子供を映し、子供を描く事でまた大人を映す、過酷な映画の眼差しは切なく暖かい。 (東京シャタデーナイト) | [投票] |
★3 | 厳しすぎて好きになれない。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | まだ見ぬ父の姿は弟の夢のなかに現れたのだという。すべては夢から始まり、現実をさまよい、すべては霧のなかで閉じる。存在しない影を求め続ける姉弟は、はたして本当に存在したのだろうか。そんな二人がひたすら黄泉を目指しているように見えるのは必然であろう。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |