★4 | 「発見」は人物の数だけ存在する。登場人物にも、観客の我々にも。[新文芸坐] [review] (Yasu) | [投票(14)] |
★4 | ラスト一時間の処理に少し疑問も、やはり宮崎あおいが良い。 [review] (ヤマカン) | [投票(3)] |
★5 | 2回目見て、過去の青山真治の映画への苛立ちをすべて帳消しにしようという気になった。揺るぎない、見事な成果がここに。 [review] (tomcot) | [投票(6)] |
★4 | これは大変好み。一点残念な部分を挙げるなら、「長すぎた」という事だけ。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★3 | あの色をどうしても好きになれない。はなから虚世界を宣言されてしまっているかのようだ。都合よく生活臭を消されては、都合よく特殊能力を発揮されては、おとぎ話としか思えない。私が見たかったのは、もっともっと切実でリアリティのある「現実の虚」だ。
(tredair) | [投票(4)] |
★4 | トラウマに飲み込まれる兄と脱却できた妹の物語としてなら納得するが、この主人公の現実からの逃避や兄妹への共存志向には借り物の胡散臭さしか感じられなかった。60年代日本映画の最良の撮影を彷彿とさせる田村正毅の映画としてなら120点でも良い。 (けにろん) | [投票] |
★1 | てめえなにコノヤロー、調子のいいことぬかしてんじゃねえぞコラ! [review] (ペンクロフ) | [投票(1)] |
★4 | 非常に長い映画だが最後まで飽きずに観ることができた。しかしそれは映像の美しさと宮崎あおいの素晴らしさによるもので、話自体はそこまで惹かれるものでもなかった。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 一度、止まってしまった振り子は、自らの力でふたたび動き出すことはない。日常がフリーズし時の流れが止まった者たちも同じ。そんななか、空回りという運動を続けていた沢井(役所広司)が恐る恐る開始した横移動が、ついには昇華し天へと飛翔する空撮は圧巻。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★5 | 言語を介さない中での、あくまでもささやかな覚束ないアクションによるコミュニケーションを丹念に描き続ける。劇中のその人がそのまま役者その人に見えて来る様な(しかしこの逆ではない)掛け替えのなさを生きている。ゲホンゴホンと厳しさを増していくノイズは呪いの様に響き続けるけれども、それでも時間と空間は、目に見えて生きられた世界に回帰する。そこに立つのが女性なのは、これが男性の映画だからで、それだけのこと。 (鷂) | [投票(2)] |