★2 | 今の時代からは、計算なのか出たとこ勝負なのかがきわめて曖昧な人物として植木等は見えるが、私が真に驚いたのは全登場人物が植木等的だということだ。登場人物を脳天気に青々とした空が覆う。内省欠如の人物達が演じる白痴劇に、昭和的楽天への懐旧と吐き気とを同時に催す。 (ジェリー) | [投票] |
★3 | ぱーこさんのコメントにもありましたが、植木等の存在ってジャック・レモンに類似する点がありますね。但し、このシリーズの方がもっとあっけらかんとしいて楽しいですね。 (chokobo) | [投票] |
★5 | 爆笑がいつしか薄ら笑いへと変わる。硬直したシステムや価値に対する強烈なアンチテーゼ喜劇。前作では唯のお調子者でしかなかった無責任男だが、本作の破天荒な行動と有無を言わさぬ強引さは時に薄気味悪さを漂わせ、彼が得体の知れない秩序破壊者にすら見える。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★3 | 植木等のキャラは無責任と言うより、非常識で頭のおかしい詐欺師にしか見えなくてイラ付く。でもテンポは良いし、タイトルデザインも洒落てる。中盤辺りから植木よりも周りのキャラで話が進むから、さほど気にならなくなってくる。由利徹が抜群に面白いし、ハナ肇、谷啓等、男優陣が良い味。団令子、草笛光子、浦辺粂子等、女優陣がキュート!['04.6.28ラピュタ阿佐ヶ谷] (直人) | [投票(1)] |