「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
スラム砦の伝説(1984/露) |
角笛のカットから始まる。本作は、男性弁士によるロシア語活弁付き。つまり登場人物の会話は男女とも、男性ナレーターが訳して吹き込まれているパターンで、ソ連映画では、まゝ見られる処理だ。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
美しいけど、意識が朦朧として眠気に勝てず。一度もまともに見終わったことがない自分にとっては、ある意味伝説の映画。 (くたー) | [投票] | |
3.5。馬が丘陵を駆け巡るロングショットなど西部劇にも共通する活劇性(ソ連映画ならではの並々ならぬ人の動員量がそれを補強する)がみられ、繋がらない繋ぎは清順を連想させたりもする。しかし物語的な因果を語らずにはいられない部分がどうも胡散臭く、映画の透明さを弱めているようにも思う。 (赤い戦車) | [投票] | |
あまり深く考えずにイメージの世界に浸ろうとしたが、深く考えなかったのが災いし物語がさっぱり入って来ず「砦」とか「伝説」といった中世的イメージとは無縁の土着世界に戸惑うだけ。復讐をめぐる編年奇譚は画力への注力の後方で内実を訴求することはない。 (けにろん) | [投票] |