「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
インディア・ソング(1975/仏) |
むせ返るようなインドの暑さ。官能的なダレッシオの音楽。報われない愛。静かな狂気。すれ違うナレーションらによってフィルムに引き込まされる。忘れえぬ映像。映画監督のデュラスの方が好きだ。 (ALPACA) | [投票] | |
ド素人がアラン・レネしましたって感じで、さっぱり訳わからん上に、映画的美が決定的に欠如している。退廃し滅びゆく階級に対し耽溺し切っているので興味さえも涌かない。コンセプトだけでは映画は成立しないのだ。担保するのは技術だってことだろう。 (けにろん) | [投票] | |
傑作「ラホールの副領事」の映画化だが不満。ミニマムに削る実験で二時間はさすがに長すぎるうえ、対照されるインド少女の放浪が科白だけでは壊滅的に退屈だ。後者をこそ撮るべきではなかったのか。 [review] (寒山拾得) | [投票] |