「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
燈台(1959/日) |
メチャクチャ面白い!まったくもって縦横無尽なカメラワーク。ほとんど旅館の一部屋だけを舞台にして、人物もよく動く。視線もそう。スリリングなことこの上ない。タイトルバックの夜の燈台のカットで既に調子の良さが分かる。続く火山、三原山。このカットもいい! [review] (ゑぎ) | [投票] | |
石坂洋次郎の民主主義映画と三島のヨロメキ系だけは我が生涯の守備範囲外。 (町田) | [投票] | |
原作に大胆な脚色や微妙な変更点を加え、かつ演出や役者選びに趣向を凝らすことで、更にキチガイなやばい作品に仕上がっている。ぐるんぐるんと振り回されるカメラと突然のロンドンデリーやカンカン娘だけでも、軽々と「もと」を越えてしまっているような。 [review] (tredair) | [投票(1)] | |
敗戦とともに「私にはもう全てが終わったような」というネジの外れたような感慨はミシマの十八番で、飽きずにここでも繰り返されている。 [review] (寒山拾得) | [投票] |