★4 | ケイト・ブランシェット縦横無尽 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(4)] |
★4 | 過去シーンの前触れを欠いた訪れが不吉だ。前作『ローマでアモーレ』でまるで亡霊のように撮られたアレック・ボールドウィンが、ここでは「『死の予兆を孕まない生者』としての死者」というきわめて複雑な在り方で現れ、映画の負の中心を占める。それでもなおウディ・アレンは全作中人物と等距離を保つ! (3819695) | [投票(2)] |
★4 | ケイト・ブランシェットが頭悪いしおかしいし痛すぎて哀れになってくる。彼女を捉えるカメラも冷徹。嫌な奴ばかり出てくるし何度も観たいとは思わないが2chで実況したら凄く楽しそう。 (パピヨン) | [投票] |
★4 | 3.5。目下のところアレン映画で最も透明な語り口の作品ではないだろうか。役者を追いかけるやや長めの1ショットに、単純な切り返しで役者たちの誇張されすぎない演技を撮る。室内にうまく配置された色彩の美味しさやハイキーめで統一された屋外のカミンスキー的陽光。物語に抗うような野蛮な視覚的突出は無い、だがこういう作家の影を消した作品を観るのはこちらも楽しい。 (赤い戦車) | [投票(2)] |
★4 | ウディ•アレンの予想をはるかに超えたであろう、ブランシェットの演技。スゴいわ。84/100 (たろ) | [投票] |
★4 | センスのいい洒落た演出。この作品は演出家と役者冥利でもある落ちて行く女を見事演じ切る女優との格闘劇だ。日本であれば杉村春子が演じるような新劇のような題材を、見事現代のアメリカに見据えるその意味とは、、。
[review] (セント) | [投票(1)] |
★4 | マスカラの涙で目元を黒ずませながら「降りられない」女の哀れさを体現するケイト・ブランシェットの奮闘ぶりは見事としか言いようがない。「上位1%の富裕層が富全体の20%を…」みたいな格差社会への反感という世相を味方に付けた作風だが、 [review] (緑雨) | [投票(7)] |
★5 | 軽妙洒脱な語り口の彼方から隙間を縫って顔を見せる地獄と言うより妄執と我慾と欺瞞まみれの世界はこう語られるべきという信念さえ感じるアレンここ10年の集大成であり結実。アメリカが直面する社会構造の破綻と踊り踊らされた人たちへの慈愛が泣ける。 (けにろん) | [投票(6)] |