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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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水俣 患者さんとその世界(1976/日)************

★3事件の展開はあまり分かりやすくまとめられているとは言えないが、患者の家族の暮らしを捉えたシーケンスでは時おりハッとさせられる。[BOX東中野] (Yasu)[投票]
★5大遠景で海上(水俣湾)を映したカットが度々入るのがいい。夕方の光の中の船の遠景。土本典昭が患者に寄り添い、深い信頼関係を築いていることがようく分かる。その関係性に何度も落涙しそうになる。映画の一方のエッセンスは、あくまでも被写体の魅力と、カメラの視点との関係なのだ。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★5事象ではなく、事象のなかから何を対象として選ぶか、その対象に真摯かつ執拗に密着することの重要さ。告発される側はいかようにも逃げ隠れできる。患者は逃げ場どころか命すら奪われた存在だ。その時、何を撮るべきなのか。答えは患者のために患者を撮ること。 [review] (ぽんしゅう)[投票(2)]
★5水中に揺らぐ蛸。夕焼けの不知火海。その美しさ故に、悔しさがこみ上げてくる。 [review] (田原木)[投票(2)]