「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
11人のカウボーイ(1971/米) |
これは小品であるべき物語で、序曲をつけるなどしてスケールの大きさを捏造するのは間違いだ。私の好みを云っても、(終盤の展開が必定であるなら、却って)前半はもっとあからさまに喜劇的であってほしい。しかしロバート・サーティースによる夜の情景はことごとくすばらしい。 [review] (3819695) | [投票] | |
終盤の安易な展開は「いくらなんでもなあ」と思う。しかし中盤までは悪くない。それはブルース・ダーンの悪役造型に拠っているところ大。ジョン・ウェインのヒーローとしての度量の大きさについてはこれぐらい見せるのが規定値だとして、それに悪役として対抗できているブルース・ダーンの存在感は刮目に値する。 (ゑぎ) | [投票(1)] |