「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
嗤う分身(2013/英) |
もっと若年の時分に運命的な演出家との出会いを果たせていれば(唯一の可能性は『イカとクジラ』のノア・バームバックでした)、ジェシー・アイゼンバーグは私たちの世代のジャン=ピエール・レオーになれていたかもしれない。そのように悔やまれるほどアイゼンバーグの身体操作は天才的かつユニックだ。 [review] (3819695) | [投票(1)] | |
何といっていいか、カフカの「審判」を現代に戻したような、かといってとっつきにくくなく、分かりやすい映像。だって、アイオアディはこの作品を通して「自分とは何か」、なんて大仰なことを探っているわけではないのだから、、。 [review] (セント) | [投票(1)] | |
時代背景を明示せず失敗。旧社会主義国家らしきIDカードや自殺など意味不明なのに思わせぶりでナンセンスにもならない。シュールな嗤い満載の原作(もちろん矛先は帝政ロシア)に遠く及ばず。ウェルズ『審判』・ギリアム『未来世紀』系列の画は面白いが。 (寒山拾得) | [投票(1)] |