「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
見えない恐怖(1971/英) |
説明や動機を極力排し、映像のみで観客を恐怖に陥れるリチャード・フライシャーの演出に天才を感じた!床を這うようなカメラワークが心底凄い。見えない恐怖、見せない恐怖・・・文句なしの傑作! (太陽と戦慄) | [投票] | |
オフスクリーンの活用法が見事。盲目であることを、あくまでも映像で表現するフライシャー恐るべし。 (赤い戦車) | [投票] | |
惨劇の全容が小出しに明らかになる寝起きの屋敷内徘徊。ローアングルと移動使いにポリシーが感じられないフライシャーのB級魂全開なのだが寧ろ屋外に展開してからのサディスティックなミアいたぶりに本質を感じる。嗜被虐の臨界線上を歩いてるのだ。 (けにろん) | [投票] | |
テクは極上、小説にできないという意味で第七芸術を極めた感があるが、顧客を保守富裕層に限りましたというスタンスが古色蒼然として愉快でない。ラスト・カットは何が云いたいのだろう。 (寒山拾得) | [投票] |