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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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花の中の娘たち(1953/日)************

★4小田急線沿線と思うが、多摩川を越えたあたりが田園地帯だった時代のホームドラマ。色彩設計が丹念で、こってりとした色調で花や空が美しい。それ以上に岡田茉莉子が奇跡の輝き。当時の日本人の変化の相を示しつつ、農本主義的な視点で締めくくるのだが、その保守性を笑うのは的外れ。「平均」を描くことも映画の務めだからだ。 (ジェリー)[投票(1)]
★3タイトル後、清流イメージの俯瞰ショット。川底の丸石が透けて見える人工的な川に、白と赤の小さな花びらが流れる。BGMは立派な音楽で、ハリウッド映画の序曲のよう。クレジットが欠落しているのだが、こゝに入っていたのだろう。 [review] (ゑぎ)[投票]
★4東宝初カラー、もっさい農家の娘の岡田茉莉子。肥やし臭いと云われたり、下駄履いてホテルうろついて深々お辞儀して笑われたり、リヤカー曳いてテニスボーイに爆笑されたり。若い娘にとって何という不条理だっただろう。 [review] (寒山拾得)[投票]