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死の棘 (1990/)

[Drama]
製作総指揮奥山融
製作荒木正也
監督小栗康平
脚本小栗康平
原作島尾敏雄
撮影安藤庄平
美術横尾嘉良
音楽細川俊夫
出演松坂慶子 / 岸部一徳 / 木内みどり / 松村武典 / 近森有莉 / 山内明 / 中村美代子 / 平田満 / 浜村純 / 小林トシ江
あらすじ教師のかたわら小説を書いて生活をしている特攻隊あがりの「島尾敏雄」岸部一徳の、長年にわたる愛人木内みどりとの関係を知った妻松坂慶子は徐々に精神に変調を来すようになる。二人の子供をかかえ「島尾」は塩梅を図りながら、綱渡りの生活を続けてゆくが… 岸部一徳松坂慶子二人の高い演技力と、戦後の日本の美しい 情景、小栗康平監督の丹念な演出で、1990年カンヌ国際映画祭グランプリを受賞した。 (トシ)[投票]
Comments
全29 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5棘そのもの。 [review] (chokobo)[投票(1)]
★5松坂慶子が女王様から鬼へ、そして最後は菩薩となる映画。 (かふ)[投票(1)]
★4理性的にみせかけながら感情を吐き出すことで関係性を挑発する妻。感情の断片をつなぎ合わせて理性的な関係性を繕おうとする夫。言葉の意味を見失った文士夫婦の「つながり」の壮絶と滑稽が松坂慶子の“重さ”と岸部一徳の“無さ”の間に充満している。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★4夫婦関係の破綻が、深い色合いの映像と抑制の効いた大真面目な演出で綴られていくが、だんだんとブラックコメディーの様相を感じさせる妙味の映画。 (檸檬)[投票(1)]
★4お父さんお母さんの姿、子供は一生忘れませんよ。 (レディ・スターダスト)[投票(1)]
★4面白い!自宅の部屋の中、二人が同じ方向を見て正座して喋っているのを、一人ずつ撮って繋ぐ。やゝあって、相手(横)を見て会話するので、配置が分かる。二人とは、岸部一徳松坂慶子の夫婦。この冒頭の演出はラストにも呼応する。 [review] (ゑぎ)[投票]
★4島尾敏雄の原作も読んだが、一緒に暮らしているのに、なぜミホが壊れてしまったのか 理解に苦しむトシオに、イライラした。なんて、男って鈍感なんでしょう。文学には向き合うが、目の前にいる人とは向き合わないってことかしら? 大切に想う心を無神経な気持ちでズタズタにされ続ければ、人は悲しみのあまり壊れるよ。 (Linus)[投票]
★4決しておもしろいとかは思えないんだけど、松坂慶子が頭に焼き付いて離れなかったりして・・。 (あちこ)[投票]
★4原作がいいのはわかっているので、忠実に撮るよりも、監督独自の演出をして欲しかった。 松坂慶子ではちと明るすぎたか。 (Alinax)[投票]
★4怖さの中に愛おしさを感じた。羨ましく思える部分もあった。 (コマネチ)[投票]
★3狂っていても「子供には玩具。あなたの為にはウィスキー」を買って来る奥さん。よく出来た奥さんだと言うと「あなたなら、銘柄が違うと文句言うでしょう」とウチの奥さん。夫婦の日頃の隠れた感情が赤裸々に現れる。仲の良い夫婦は見ない方がよい。 (KEI)[投票(1)]
★3棒読みセリフって結構リアルなんだと感じた。 (モン)[投票(1)]
★3岸部一徳と松坂慶子。いつもダッサ〜な演技に気が萎えるが最後にはどうも許してしまう二人である。この映画はいつもの倍そうであった。 (死ぬまでシネマ)[投票(1)]
★3小栗康平って、つげ作品とも相性よさそうだね。 (TOMIMORI)[投票]
★3所詮夫婦は他人とは言え、ここまでお互いに苦しめ合わなければならないものか。夢も希望もあったもんじゃない。 (マッツァ)[投票]
★3どんなに激しいドラマがあっても、あくまでも静かな映像、監督の視線がこの映画を支配していると感じました。松坂慶子のかわいさが良く出ています。 [review] (トシ)[投票]
★3現実感が希薄。しゃべり方もなんだか浮いてる。 (映太郎)[投票]
★2日本の『こわれゆく女』。緊張感はなく、ただただ重苦しい。 (グラント・リー・バッファロー)[投票(1)]
★2決定的なキャスティングミス。能面な岸部は従容と生きる裏側に秘めた強靱から遠く、松坂は心が崩壊していくには健康すぎる。原作に無い「こうなる以前」を描くべきだった。現在の心理合戦のみで映画を成立させるほどの力量が伴われていない。 (けにろん)[投票(1)]
★2重いテーマを重く作ったらこうなりましたという作品。よくできてるんだろうけど私にはちょっと……。 (WINTREE)[投票(1)]
★1自分を守るために「発狂」するのは、いやらしい。 (R62号)[投票(1)]
★1松坂慶子岸部一徳の二人は確かにすごい迫力だが、見てるこっちまで精神を病んでしまいそう。 (直人)[投票]
Ratings
5点9人*********
4点25人*************************
3点21人*********************
2点8人********
1点4人****
67人平均 ★3.4(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
地平線に舞い降りる一枚の「ことのは」 (muffler&silencer[消音装置])[投票(40)]カンヌの次席、最高賞との葛藤 (グラント・リー・バッファロー)[投票(11)]
ジャパネスクin5大国際映画祭 (けにろん)[投票(11)]おかあさま (レディ・スターダスト)[投票(1)]
映画女優メーキャップ集 (檸檬)[投票]最低得点作品集 (RED DANCER)[投票]
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