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Yasuさんのあらすじ: 投票数順

★5鬼が来た!(2000/中国)1945年の冬、日本軍の支配下にある中国・華北地方のとある村。村人のマー・ターサン(馬大三、チアン・ウェン)の家に、突然見知らぬ男が押しかけてきた。“私”としか名乗らないその男は、「しばらく預かれ」と言って2つの麻袋を置いていく。中に入っていたのは、花屋小三郎(香川照之)という日本軍の軍曹と、通訳・トン(ユエン・ティン)だった。「殺せ!」と叫ぶ花屋、「殺さないでくれ!」と哀願するトン、そしてこの二人をどう扱ったものか図りかねる村人たち。しかし、またやって来るはずの“私”が現れないまま時が過ぎるうち、花屋と村人たちの関係は次第に変化を見せていく…。[140分/パートカラー/アメリカンヴィスタ] [more][投票(21)]
★4ミュンヘン(2005/米)1972年、ミュンヘン五輪に参加していた11人のイスラエル選手がパレスチナゲリラに殺害される事件が発生した。イスラエルはこれに対する報復を決め、その作戦遂行役として、情報機関モサドの工作員・アヴナー(エリック・バナ)に白羽の矢を立てた。身重の妻を残しヨーロッパへ飛んだ彼は、爆薬や書類偽造などのプロたち(ダニエル・クレイグサイアラン・ハインズマチュー・カソヴィッツハンス・ツィシュラー)を率いるリーダーとなる。彼らの任務は、殺害事件の計画・実行に関わったパレスチナ人をくまなく暗殺すること。そして、血にまみれた復讐がここに始まった。[164分/カラー/シネマスコープ] [more][投票(14)]
★4カルメン故郷に帰る(1951/日)「聞いたか、東京へ家出して“リリー・カルメン”とか言う名でダンサーになった、きん(高峰秀子)がここ信州に帰ってきたとよ」「おまけに仲間のダンサー(小林トシ子)まで連れて」「故郷に錦を飾ったてなわけかい」「しかし出迎えた校長先生(笠智衆)はド派手な格好の二人に腰を抜かしたらしいぞ」「しかも、ダンサーはダンサーでも、実は裸踊りだと言うでねえか」「東京では裸踊りでなくストリップと言うんじゃ」「村の若いもんが変に影響されんか心配じゃのう」「しかし裸踊りも面白そうじゃ」「ひとつ見にいってみるべえか」「おお、そうするだ」。[86分/カラー/スタンダード] [more][投票(11)]
★3アメリ(2001/仏)アメリ(オドレイ・トトゥ)は学校へ行かなかったために、周囲の人との触れ合いを知らずに育った。大人になってモンマルトルのカフェで働くようになったアメリは、ある日部屋で見つけた古いおもちゃ箱を元の持ち主の手元にこっそり戻してやったことで、「周りの人を幸せにする」という楽しみを発見する。しかし人の世話に夢中なアメリは、自分の幸せということになるとてんで引っ込み思案。そしてある日、そんな彼女の前に現れたのは、証明写真のボックスに落ちている写真を集めている青年・ニノ(マチュー・カソヴィッツ)だった。[121分/カラー/シネマスコープ] [more][投票(10)]
★5裸の大将(1958/日)ボ、ボクは山下清(小林桂樹)っていうんだな。ボクは頭が悪いんだけどそれは何でかって言うと生まれる時に頭が悪かったからなんだな。学校でからかわれるので小学校も5年で辞めたんだな。それで何だかボクみたいな人がたくさんいる「学園」てところに入ったんだけど春になるとつい飛び出していってしまうんだな。そ、それでいろんな場所を放浪して回っておっ母さん(三益愛子)も死んだって嘘ついてまでゴハンを恵んでもらうんだな。でもボクの言うことはちょうど今戦争中の日本では結構浮くらしいんだな。な、何でなんだろうな。[92分/カラー/シネマスコープ] [more][投票(10)]
★4月世界旅行(1902/仏)お偉い科学者たちが「ロケットをぶっ放して月へ行こう」という突拍子もない計画を大真面目に議論している。ほんまかいなと思う間もなくロケットは完成、物々しく打ち上げられたロケットは、見事お月さまの顔面に命中。「お〜い地球が見えるぞ〜」と月面で呑気に騒いでいた乗組員たちだが、やがて地球では知らなかった(そりゃそうだ)不思議な経験を味わうことになるのだった。[12分 (現存版)/モノクロ/スタンダード/サイレント] [more][投票(9)]
★4オペラ座の怪人(2004/米=英)1919年、パリ。今や廃墟となったオペラ座の劇場跡で、ひっそりと開かれていたオークションがあった。参加していた老貴族・シャニュイ子爵は、次々と競りにかけられるゆかりの品々を見ながら思い出していた。1870年代、栄華を誇ったオペラ座を舞台に起きた、若きプリマドンナ・クリスティーヌ(エミー・ロッサム)と幼なじみの青年貴族・ラウル(パトリック・ウィルソン)、そしてオペラ座に出没する怪人・ファントム(ジェラード・バトラー)の哀しい物語を…。[143分/カラー/シネマスコープ] [more][投票(8)]
★4クラッシュ(2005/米=独)現代では、誰もが孤独と恐怖を抱えて生きている。その一方で、われわれは誰かと触れ合って、分かりあっていきたいと願っている──。クリスマス前のロサンゼルスで、人種も階層も立場もみな違う人々が、お互いに衝突(クラッシュ)し、それぞれの人生を交錯させていく。彼らが内に持つ差別と偏見、人間の弱さをさらけ出しながら…。ハイウェイで発生した1件の衝突事故から始まる、36時間のあいだに物語られる一編の群像劇。[112分/カラー/シネマスコープ] [more][投票(7)]
★3パッチギ!(2004/日)1968年、京都。番長・アンソン(高岡蒼佑)率いる「喧嘩上等」な朝鮮高校の面々は周囲の高校に恐れられていた。府立東高の生徒・康介(塩谷瞬)も、喧嘩に巻き込まれる有様。そんな状況を見かねた先生は宣告する。「お前ら高校生同士もっと仲良くせえよ! サッカーの親善試合をやれ!」。そして試合の申し込みに朝鮮高校へ出向くことになった康介だが、オーケストラでフルートを吹いていた女の子、キョンジャ(沢尻エリカ)に一目惚れ。ところが彼女は何とアンソンの妹だった! 恐い兄貴にビクビクしつつ、彼女が吹いていた曲を弾こうとギターを習い始める康介であった。[119分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more][投票(7)]
★3活きる(1994/香港=中国)物語は1940年代の中国から始まる。フークイ(福貴、クー・ヨウ)は町でも有数の資産家の若旦那だったが、バクチにのめり込むあまり、ついに家屋敷が人手に渡ってしまった。妻のチアチェン(家珍、コン・リー)は子どもたちを連れて家を出て行ってしまい、フークイは得意の影絵芝居で生活していくようになる。やがて国民党軍の一員として内戦に駆り出され、共産党軍の捕虜になった時も、彼を救ったのは影絵芝居だった。ようやく故郷の町に戻ったフークイは、チアチェンと2人の子ども、娘のフォンシア(鳳霞)・息子のヨウチン(有慶)と再会するが、彼ら家族はそれからさらに困難な時代に立ち向かうことになる…。[141分/カラー/ヴィスタ] [more][投票(7)]
★3殺しの烙印(1967/日)飯の炊ける匂いが好きな、日本でナンバー3の殺し屋・五郎(宍戸錠)が謎めいた女(真理アンヌ)に殺しを依頼される。しかし彼はその仕事を失敗してしまい、このために組織から抹殺されかけるハメになる。崖っぷちに立たされた五郎は単身組織に立ち向かうのだが…。[91分/モノクロ/シネマスコープ] [more][投票(6)]
★4シービスケット(2003/米)1930年代、深刻な不況にあえいでいた頃のアメリカ。少年・レッド(トビー・マグワイア)は破産した家族と離れ離れになり、ボクサーを経て競馬の騎手になった。自動車ディーラーで財を成したチャールズ・ハワード(ジェフ・ブリッジズ)は、息子を亡くして失意の底にあった。かつて名調教師として鳴らしたトム(クリス・クーパー)は、今や変人扱いされていた。ふとした縁で出会った彼ら3人は、気性が荒く扱いにくいといわれて見放されていた、ある小柄な競争馬に自分たちの運命を託す。そしてこの馬“シービスケット”は、やがて不況下のアメリカの人々に勇気を与える存在となる…。[142分/カラー/シネマスコープ] [more][投票(5)]
★3狂った一頁(1926/日)船員だった男(井上正夫)は、妻(中川芳江)と娘(飯島綾子)を捨てて外国へ渡っていた。数年後に男が帰ってくると、妻は発狂し、精神病院に収容されていた。罪悪感を覚えた彼は、病院の小使になって妻の傍にいることを選ぶ。しかし妻には彼が誰であるか分からない。娘には恋人がいたが、そんな母親のため結婚もできそうにない。いっそのこと3人で脱走して、国外ででも暮らそうと考える男だが…。[59分/モノクロ/スタンダード] [more][投票(5)]
★4猟奇的な彼女(2001/韓国)兵役を終えて街に帰ってきた大学生・キョヌ(チャ・テヒョン)。さっそく好みの女の子を狙ってナンパ開始。と思ったら、夜の電車の中で正にタイプの女の子(チョン・ジヒョン)を発見。ところが相当酔っているらしいこの子、「年寄りに席を譲れ」と若い男を一喝したと思ったら、突然ぶっ倒れてしまって大騒ぎ。なぜかキョヌが介抱することになり、休ませようとホテルに連れていったら警察に踏み込まれた上、翌日には彼女本人から「ゆうべ何をしたのよ!説明しな」と直々に呼び出しを食らう始末。いくらタイプでもこんな乱暴な子は勘弁だよ。と思ってたのに、まさか成りゆきで付き合うことになるなんて…。[122分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more][投票(5)]
★4友へ チング(2001/韓国)1970年代のプサン。優等生のサンテク(ソ・テファ)、ヤクザの親分の息子ジュンソク(ユ・オソン)、葬儀屋の息子ドンス(チャン・ドンゴン)、お調子者のジュンホ(チョン・ウンテク)の4人組は、いつも一緒に遊ぶ仲間同士から、いつしかジュンソクが生徒中のナンバー1、ドンスが彼の右腕でナンバー2といった存在になっていた。しかし他校生徒との乱闘事件を引き起こした彼らは退学処分・転校などで散り散りになってしまう。そして歳月は流れ、街に戻ってきたサンテクが見たのは、ヤクザの2つの組織に分かれて対立するジュンソクとドンスの姿だった。[118分/カラー/ヴィスタ] [more][投票(5)]
★4サルサ!(2000/仏=スペイン)オレはレミ(バンサン・ルクール)、サルサに全ての情熱を注ぐ男──ピアニストとしての将来を捨ててパリに出てきた、が──何!客の目当ては白人のサルサプレイヤーでなく、本場のキューバ人なのか!ショック!──まずはかつてのサルサ界のドン、バレートに弟子入りだ──日サロに通いまくってキューバ人の肌に近づくぞ!──それっぽく「モンゴ」と名乗ることにして、身も心もクバーノだ!──ん?オレがサルサ教室で教えてるナタリー(クリスティアンヌ・グウ)って子、マジイケてる!アタックするしかねーぜ!──だが彼女はオレをキューバ人と信じ込んでるし、実は生粋のフランス人だとバレたらやはりフラれるよなぁ──アア、どうしよう──[100分/カラー/ヴィスタ][投票(5)]
★5鴛鴦歌合戦(1939/日)モテモテ浪人・浅井礼三郎(片岡千恵蔵)は長屋の隣に住むお春(市川春代)といい仲。一方、お春の父親で大の骨董マニアの志村狂斎(志村喬)は見る目もないくせにガラクタばかり買い漁るため、父娘は三度の飯もろくに食べられない有様である。今日も今日とて骨董屋で品定めする狂斎だが、そこへ同じく骨董好きの呑気な殿様・峰沢丹波守(ディック・ミネ)がやってきた…。[69分/モノクロ/スタンダード] [more][投票(5)]
★4話の話(1979/露)住んでいた人が引っ越していき廃屋となった家の前で、狼の子は回想する。親子が平和に暮らしていた時代。子どもたちが縄飛びで遊んでいたあの昔。男女が街燈の下でダンスを踊ったあの頃。そして男たちが戦争に駆り出されていったあの時…。どことなくノスタルジックな、また淡々とした画面の中で、狼の子の想い出と現在が交錯する。[27分/カラー/スタンダード][投票(5)]
★4ホテル・ルワンダ(2004/伊=英=南アフリカ)アフリカの小国・ルワンダには火種がくすぶっていた。多数派民族・フツの過激派が少数派のツチを迫害する動きが強まっているのだ。穏健派フツである高級ホテル支配人・ポール(ドン・チードル)は「事態はこれ以上悪化しない」と考えていた。しかし、ある日突如始まった虐殺に、その思惑は脆くも崩れ去る。脅えるツチの妻(ソフィー・オコネドー)と家族、そして隣人らを自らのホテルに急ぎ避難させたポール。だがホテルを守る国連軍大佐(ニック・ノルティ)、事件を世界に伝えるTVクルー(ホアキン・フェニックス)には虐殺を止める力はなかった。世界から見捨てられたホテルで、ポールの孤軍奮闘が始まった。[122分/カラー/シネマスコープ] [more][投票(4)]
★4魁!!クロマティ高校 THE★MOVIE(2005/日)前略おふくろ様、僕、神山高志(須賀貴匡)は都立クロマティ高校ことクロ高に入学しました。クロ高は引き算さえできれば入れる上、過去に校舎が全壊すること6回というだけあり、荒れ方は半端ではありません。賭け事煙草などは序の口、鉛筆を食う者までいる始末です。学友の林田君(虎牙光揮)・前田君(山本浩司)と共にクロ高を変える決意をしたものの、某マッチョボーカリスト似のフレディ(渡辺裕之)や乗り物に弱い裏番の竹之内(高山善廣)、メカのメカ沢(声・武田真治)、マスクのマスクド竹之内(板尾創路)等々、曲者揃いのクロ高は一筋縄ではいきません。困ったものです。[85分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more][投票(4)]