コメンテータ
ランキング
HELP

24さんのお気に入りあらすじ(1/4)

フライトプラン(2005/米)★3 「本日はアルト航空ベルリン発NY行きをご利用いただきありがとうございます。ご搭乗のお客様にご案内いたします。どなたか機内にてジュリアちゃんという名前の6歳の女の子をお見かけになりませんでしたでしょうか?。搭乗記録に見当たらないのでございますが、数日前にご主人を亡くされたばかりの、航空設計士のカイル・プラット(ジョディ・フォスター)様が、「確かに娘は存在するの!」とすごい剣幕でお探しになっていらっしゃいます・・・。機内をくまなく探索いたしましたが、どこにも見つかりません。どなたかお心当たりの方はいらっしゃいませんでしょうか・・・」 (プロキオン14)[投票(8)]
地獄門(1953/日)★3 平安時代後期、源義朝が平清盛(千田是也)に対して起こした平治の乱は、盛遠(長谷川一夫)ら家来の働きによって平定された。褒賞を与えるという清盛に対し、盛遠は「宮仕えの女・袈裟(京マチ子)を妻にしたい」と言う。御所が反乱軍に攻め込まれた時、宮を逃がすため囮となった袈裟の護衛に付いたのが盛遠だったのである。だが、袈裟は渡辺渡(山形勲)という貴族の妻であることを盛遠は知り…。[88分/カラー/スタンダード] [more] (Yasu)[投票(2)]
奥様は魔女(1944/米)★5 昔々…恋人に密告され、父と共に火あぶりの末封印された魔女…それが現代アメリカに雷鳴と共に炎の中から甦った!魔女ジェニファー(ベロニカ・レイク)は、さっそく積年の恨みを晴らさんと、かつての恋人の子孫で現在結婚と知事選挙を同時に控えている男ウォーレス(フレデリック・マーチ)へと接近する。だが彼に飲ませるはずの惚れ薬を手違いで自分が飲んでしまい、彼女は花嫁を押しのけてウォーレスと結婚してしまう…。フランスの巨匠ルネ・クレール監督が茶目っ気たっぷりに描く、とってもきゅ〜となロマンチック・コメディ。(本篇74分:1942年アカデミー作曲賞&劇・喜劇映画音楽賞(ロイ・ウェッブ)ノミネート作品) (ガブリエルアン・カットグラ)[投票(2)]
カラマリ・ユニオン(1985/フィンランド)★4 舞台は現代のフィンランド・ヘルシンキ。とある食堂に集まった15人の貧しい男たちは皆名前がフランク。彼らは“イカ墨同盟(Calamari Union)”なるおかしな同盟を結成していた。…「密集した住居や飢え、人々の無知、客でごった返すバス(時刻表は合わない)、世界に類を見ない坂の多い街なみ、通りは子供と犬で身動きがとれない。しかもこんな社会から我々は鼻つまみにされ侮辱されている。こんな街はもぉイヤだっ!」…とゆーのが同盟の主張。そこで一躍決起した同盟員達は、街の反対側にあるとゆー理想郷“エイラ”を目指し旅に出るのだが…。奇才アキ・カウリスマキ監督が描く、ブラックユーモア満載の不条理な寓話劇。(本篇80分) (ガブリエルアン・カットグラ)[投票(2)]
不思議惑星キン・ザ・ザ(1986/露)★5 テレビから「ママ!ママ!ウニャウニャニャー」と軽快な曲が響く中、「マカロニ買ってきてよ」と頼まれて、しぶしぶ家を出るウラジミール。唐突だが、小僧・ゲデバンに声を掛けられ、自称異☆人の変なおじさんと出会う。「この星のクロスナンバーは?」とか、妙な装置や下敷きを取り出して何やら説明するので、「かなり逝ってるようだ」とウラジミールは呆れて苦笑しつつ、「どれ!」と装置を触る。と、晴天の砂漠へ。「な、何が?」呆然とするロシア人二人。とりあえずここはロシアだよな?と、歩き始めると、空の彼方からグッフォン〜グッフォン〜と音が!て、鉄のカタマリ!そして男が2人降りてきて「クー!」「ク〜!」。謎は深まる。 (ピロちゃんきゅ〜)[投票(10)]
パラダイスの夕暮れ(1986/フィンランド)★4 ゴミ収集の仕事をしているニカンデル(マッティ・ペロンパー)は、老同僚の死をきっかけに独立を試みるがうまくいかない。いつも行くスーパーのレジ係・イロナ(カティ・オウティネン)をデートに誘うが、これまたうまくいかない。一方イロナの方も、ふとしたことでスーパーをクビになり、腹いせに店の金を盗んでニカンデルのもとに転がり込む…。彼ら2人とともに、人生うまくいかないことだらけの人々が織りなすビターな物語。この後『真夜中の虹』『マッチ工場の少女』と続く、アキ・カウリスマキ「敗者三部作」その1。[76分/カラー/ヴィスタ] [more] (Yasu)[投票(1)]
アイドルを探せ(1963/仏=伊)★4 リシャールは 5000万フランのダイヤを盗んだが、 警察に追われ、迷いこんだ楽器店の ギターの中にこっそりとダイヤを隠し、なんとかその場から逃げた。 明くる日、リシャールの恋人コリーヌが そのダイヤを得ようと、 楽器店を訪れ、ギターを 注文すると、同じ型のギターの在庫が5つあったが、 それぞれ5人の歌手に売ってしまったという。 5人のアイドルのうち誰のギターの中にダイヤがあるのか? アイドルを探せ!60’sフレンチポップ歌手本人が 次々と登場し、歌を披露!→♪ [more] (マグダラの阿闍世王)[投票(3)]
大砂塵(1954/米)★5 西部開拓時代の米・アリゾナ奥地。流れ者のギター弾き、ジョニー・ギター(スターリング・ヘイドン)が酒場を経営する女主人のビエンナ(ジョーン・クロフォード)に招かれやって来た。ビエンナの所有する土地は、将来鉄道が開通することで莫大な利益を生む。しかし、その利権にからんだトラブルがあとを絶たないため、彼女には用心棒が必要だったのである。…折しも、町の実力者が何者かにより殺され、無頼の一味とも親しいビエンナに町の人々の疑惑の目が向けられ…。セルジオ・レオーネ監督の傑作『ウエスタン』の原型ともなった、ニコラス・レイ監督の異色西部劇。(本篇109分) (ガブリエルアン・カットグラ)[投票(1)]
五月のミル(1989/仏)★4 1968年・五月のフランス。とある田舎の村に住む地主の男ミル(ミシェル・ピコリ)の母親が病気で急死。ミルは葬式のため離れて暮らす一族に召集をかける。しかし折悪しく国中がストライキの嵐の真っ只中…家族はなかなかミルの家にたどり着けない。しかもようやくたどり着いた先から、ミルの娘カミーユ(ミュウ・ミュウ)とミルの姪でレズビアンのクレール(ドミニク・ブラン)が遺産の取り分を巡って口論を始める。そしていざ葬式…と思いきや、ドゴール大統領が失脚?との報が入り…。ルイ・マル監督が、葬式と五月革命が偶然重なったとある一家の模様を描いたヒューマンコメディ。(本篇107分) (ガブリエルアン・カットグラ)[投票(1)]
ミッドナイト・エクスプレス(1978/米)★4 トルコのイスタンブール空港を出国しようとしたアメリカ人青年ビリー(B・デービス)は麻薬不法所持で逮捕された。当初は米国の感覚で事態を軽く考えていたビリーだったが、禁固3年半の実刑を課せられ刑務所に入れられてしまう。暴力とホモセクシャルな暴行が横行するそこは彼の想像を超えたものだったが、ひたすら出所の日を待つビリー。やがてその日が近づくが、トルコと米国の関係悪化に伴い政治的な取引材料に利用され、突如刑期が30年に延長される事態に及びビリーは遂に脱獄を決意するが・・・実話を元にO・ストーンが脚本を書き、オスカーを獲得。Gグローブでは作品賞を受賞した。 [more] (sawa:38)[投票(1)]
ワン・フロム・ザ・ハート(1982/米)★0 ラスベガスの装飾デザイナーのテリー・ガーは車の修理工フレデリック・フォレストと同棲しているものの最近倦怠期を迎えている。夢は二人で楽園ボラボラ島でバカンスを送ること。ある日些細なことでケンカした二人は別々のパートナーと、きらめくラスベガスの街へ繰り出して行くが...。なんとこの作品で映画会社を倒産させてしまうほどお金を使いまくったという逸話もあり、映画そのものよりコッポラの撮影逸話の方が当時話題になったという。ハリウッド黄金期のミュージカル映画を現代風に復活させた小粋な一品。全シーンセット撮影という豪華な作品です。 (のこのこ)[投票(2)]
旅路(1958/米)★3 イギリス海峡に臨む保養都市ボーンマス。季節外れの冬に、観光ホテル「ボーリガード」で過ごす人々。挙動不審なポロック少佐(デビッド・ニーブン)、そんな少佐に好意を寄せる内気なシビル(デボラ・カー)と彼女の庇護者であるベル夫人(グラディス・クーパー)、隠遁生活を送る作家マーカム(バート・ランカスター)、そしてホテル経営者のクーパー(ウェンディ・ヒラー)といった面々。そこへ、マーカムのかつての妻、アン(リタ・ヘイワース)が現れて・・・。(100分) [more] (AONI)[投票(1)]
キャット・ピープル(1981/米)★2 両親の奇怪の死によって引き裂かれた兄ポール(マルコム・マクダウェル)と妹アリーナ(ナスターシャ・キンスキー)は久々の再会を喜んでいた。その夜遅く、街中で1人の娼婦が殺され、体にはまるで獣に掻きむしられたかのような傷が残っていた。翌朝、動物園にはイラだつ黒豹がいた。その豹に魅了されたアリーナは檻の前に釘づけとなる。そんなアリーナに惹かれた園長のオリバー(ジョン・ハード)は彼女を従業員として招き入れ、徐々に、そして気づかぬうちにお互いを愛していく。それが悲劇の始まりだというのに。1942年にヒットした同名のB級スリラーのリメイク。監督は米国人らしくない映画を撮ると当時評判だった小津研究家と噂のポール・シュレーダー。 (tacsas)[投票(2)]
ある愚か者の悲劇(1981/伊)★2 舞台は現代イタリア。チーズ工場を営む中年実業家プリモ(ウーゴ・トニャッツィ)の息子が何者かによって誘拐される。誰が?何のために?全く心あたりのないプリモは、息子の恋人や友人の元を訪ね、息子について情報を集め始める。どうやら息子は左翼運動に手を染めていたらしいのだが…。ベルナルド・ベルトルッチ監督が、『ラストエンペラー』以前に本国イタリアで手掛けた最後の作品。(本篇113分:1981年カンヌ国際映画祭主演男優賞(ウーゴ・トニャッツィ)受賞作品、日本劇場未公開) (ガブリエルアン・カットグラ)[投票(1)]
血を吸うカメラ(1960/英)★4 撮影所でカメラ助手として働くマーク(カール・ハインツ・ベーム)。アルバイトは場末のスタジオでヌード写真のカメラマン、そして趣味は16mm映画の撮影というカメラ三昧の日々。三脚に仕込んだナイフが強い味方だ。昨夜はこれで街娼をプッツリ...恐怖におののく表情をしっかりカメラに収めた。こんな孤独なマークも、下宿の娘ヘレン(アンナ・マッシー)と人並みのデートをするようになって、少し変わってきた。しかし、またしても殺人を犯してしまい、警察の捜査の手が迫ってくる。E・プレスバーガーとのコンビで『黒水仙』『赤い靴』などの名作を手掛けたパウエルが、一転して異色の題材に取り組んだサイコスリラー。(□ 101分) [more] ()[投票(1)]
彼女を見ればわかること(2000/米)★4 「キーナー医師の場合」、「レベッカへの贈り物」、「ローズのための誰か」、「おやすみリリー クリスティーン」、「キャシーを待つ恋」の5話(5部)構成。それぞれ、年老いた母親を看護する医師、不倫関係を続ける銀行支店長、童話作家のシングルマザー、恋人が病に侵された同性愛の占い師、盲目の妹の世話をしている警官、の5人の女性とその周辺が描かれる。脚本および監督は「百年の孤独」などでノーベル賞を受賞している G. ガルシア・マルケスの息子、ロドリゴ・ガルシア。 (カフカのすあま)[投票(5)]
スウィート・ノベンバー(2001/米)★3 広告会社のNo.1社員ネルソン(キアヌ・リーブス)は、運転免許証の書き換えの時、謎の女性サラ(シャリーズ・セロン)と出会う。ネルソンのせいでサラは免許の更新ができなくなってしまい、サラは彼につきまとう。仕事に没頭するあまり、ほかに何の楽しみも持たない彼に、サラは「私の11月にならない?」と期間限定の交際を持ちかけるが、彼には迷惑であった。月が変わり、11月1日。ネルソンは仕事で失敗し、ライバル社に大きな契約をとられてしまい、会社をクビになる。さらに交際中の女性にも逃げられ、一人ぼっちで途方にくれる彼に、サラは子犬を届ける。あわてて返しにサラの部屋へ行くが、次第に彼女に魅かれはじめ、二人の「1ヶ月だけの恋」は始まった。 (プロキオン14)[投票(1)]
サンライズ(1927/米)★5 「Is she…DROWNED?」…舞台は現代アメリカ。若妻(ジャネット・ゲイナー:なお本作品では「誰にでも起こり得る話」という意を込め、全登場人物に名前がない)と子供をもうけ、農村で暮らす男(ジョージ・オブライエン)は、都会からやって来た若い女(マーガレット・リビングストン)の色香の虜となり、密会を重ねる。それに気付きつつも黙って耐える妻…だが、女に「妻を殺して都会で一緒に暮らそう」とそそのかされた男は、妻を湖に誘い出して…。ドイツから招かれたF・W・ムルナウ監督のサイレント末期の傑作ドラマ。(本篇97分:第1回アカデミー主演女優賞(ジャネット・ゲイナー)、撮影賞、芸術的作品賞受賞作品) (ガブリエルアン・カットグラ)[投票(2)]
バージニア・ウルフなんかこわくない(1966/米)★5 中年でサエない歴史学教授のジョージ(バートン)の「毒舌」妻マーサ(テイラー)は、新入りの青年教師ニック(シーガル)とその妻ハニー(デニス)を自宅に招待する。深夜、ふたりが恐縮気味に到着すると、さっそくジョージとマーサは毒舌を発揮。居づらくなったふたりは「すぐ、おいとましますから」というものの、席を立つキッカケがつかめない。ジョージとマーサの口喧嘩(というより言葉の暴力)はどんどんエスカレート、4人の「ゲーム」と「FUN」の夜は更けてゆく……。アルビーの同名舞台をレーマンが脚本化。主演女優、助演女優、撮影、衣装、美術などでオスカー各賞を受賞している。白黒、約 132 分。 (カフカのすあま)[投票(1)]
夜行列車(1959/ポーランド)★3 ワルシャワ駅を出発しようとしている夜行列車。そこに一人の男──イエジー(レオン・ニエンチク)が急いで乗り込んできた。寝台車の個室に落ち着いた彼だが、手違いからこの個室を一人の女性とシェアする羽目になる。「この個室は男性専用のはずだ」「そうよ。男性から切符を買ったんですもの」「しかし君は女性だろ」「私なら構わないわ」…どことなく訳ありの様子の彼女──マルタ(ルチーナ・ウィンニッカ)とイエジーの奇妙な二人連れ、そして彼らに興味津々な他の乗客たちを乗せ、夜行列車は一路北へ向かう。[97分/モノクロ/スタンダード] [more] (Yasu)[投票(1)]